旅先で非日常を感じられるお祭が開催されていたら、その旅はもっと特別で、ちょっと得した感じがする。気分は上げ、上げ、お酒も料理も二割り増し。
このブログでは全国にある様々なお祭を手軽に楽しめてあなたの旅を更に豊かにする「まつりとりっぷ」のプランに加え、祭りや旅に関する様々な楽しい事をご紹介します。せっかくの旅だから、もっと楽しく、特別なものにしませんか。

このブログを読んでくださった方が、月ごとに祭を検索してその祭りと旅を実際に楽しんで頂くために、今回は「2020年まとめ 5月上旬のまつり編」をご紹介いたします。
①こいのぼりの里まつり
春のお花と一緒に見たい空を優雅に泳ぐこいのぼり群。その数はギネス級。

≪祭情報≫
[名称]
こいのぼりの里まつり
[概要]
こいのぼりの掲揚イベントで市制施行50周年を契機にこいのぼりの掲揚数5283匹でギネス認定を受けた。掲揚場所は鶴生田川・近藤沼公園・旧つつじが岡パークイン・茂林寺川・多々良沼の市内5か所。とくに桜の木が多い鶴生田川では、夜間のライトアップが行われる。毎年、五月人形の販売期間に、店頭に豆こいのぼりを吊したのがルーツといわれてる。さくらとつつじの見頃時期に合わせて3月下旬~5月中旬に開催される。
[開催場所]
群馬県 館林市内の鶴生田川、近藤沼、茂林寺川、旧つつじが岡パークイン、多々良沼
[時期]
3月下旬~5月上旬
[問合せ]
- 館林市観光協会
- TEL:0276-74-5233
②小江戸川越春まつり
桜と共に春の到来を知らせる小江戸川越の春祭り。

≪祭情報≫
[名称]
小江戸川越春まつり
[概要]
小江戸川越に春を告げるイベント。川越市内では、こいのぼりが飾られ、獅子舞や山車の展示、民踏大会、春の舟遊、縁日大会などが開催される。
[開催場所]
埼玉県川越市 中心市街地
[時期]
3月下旬~5月上旬
[問合せ]
- 公益社団法人 小江戸川越観光協会
- TEL:049-227-8233
- 川越市 産業観光部 観光課 観光企画担当
- 〒350-8601
川越市元町1丁目3番地1 - TEL:049-224-5940(直通)
- FAX:049-224-8712
③御柱祭
約10トンの巨木を山から里へ勇敢な男たちが曳き落とす7年に1度の大祭。

≪祭情報≫
[名称]
式年造営御柱大祭(御柱祭)
[概要]
7年に1度寅と申の年に、八ヶ岳山麓・霧ケ峰から16本のモミの木を切り出し諏訪大社の上社本宮、上社前宮、下社秋宮、下社春宮の4宮の四隅に1本づつ建てる。 上社と下社それぞれに山出し祭と里引き祭がありそれらをまとめて御柱祭と言う。見どころは木落とし坂での「木落とし」。モミの巨木にまたがり急斜面を100mほど滑り落ちる。
[開催場所]
- 〒392-0015
長野県諏訪市中洲宮山1 諏訪大社 上社本宮 - 〒391-0013
長野県茅野市宮川2030 諏訪大社 上社前宮 - 〒393-0092
長野県諏訪郡下諏訪町大門193 諏訪大社 下社春宮 - 〒393-0052
長野県諏訪郡下諏訪町 5828 諏訪大社 下社秋宮
[時期]
- 上社 山出し祭は4月上旬 里引き祭は5月上旬
- 下社 山出し祭は4月中旬 里引き祭は5月中旬
[問合せ]
- 諏訪地方観光連盟 御柱祭観光情報センター
- 〒392-8511
長野県諏訪市高島1丁目22番30号 諏訪市役所経済部観光課内 - TEL:0266-58-1123
- FAX:0266-58-1844
- 営業日:平日 9:00-17:00(土・日・祝祭日を除く)
※御柱祭山出し・里曳き期間は営業致します。
④明治神宮 春の大祭(崇敬者の大祭)
新緑の美しい明治神宮で、日本伝統芸能の最高峰の人々が熟練の技を奉納する。

≪祭情報≫
[名称]
明治神宮 春の大祭(崇敬者の大祭)
[概要]
明治神宮崇敬会の会員多数参列のもとに行われる崇敬者の大祭。日本伝統芸能の最高峰とされる人々が「舞楽」、「能・狂言」、「三曲」、「邦楽邦舞」、「薩摩琵琶」など、熟練の技を奉納する。
[開催場所]
〒151-8557
東京都渋谷区代々木神園町1−1 明治神宮
[時期]
4月下旬~5月3日
[問合せ]
- 明治神宮
- 〒151-8557
東京都渋谷区代々木神園町1-1 - TEL:03-3379-5511(代表)
⑤くらやみ祭り
くらやみの中で大太鼓の音が鳴り響く。格式と伝統を今に引き継ぐ神聖な祭。

≪祭情報≫
[名称]
くらやみ祭り
[概要]
都指定無形民俗文化財「武蔵府中のくらやみ祭」として指定され、みこしや大太鼓、山車の巡行などたくさんの見所がある。貴いものを見る事は許されないという古来から存在する儀礼に起因し、街の明かりを消した深夜の暗闇の中で行われていたため「くらやみ祭」と呼ばれるようになった。
[開催場所]
〒183-0023
東京都府中市宮町3-1
[時期]
4月30日〜5月6日
[問合せ]
- 大國魂神社(おおくにたまじんじゃ)
- 〒183-0023
東京都府中市宮町3-1 - TEL:042-362-2130
- FAX:042-335-2621
⑥高岡御車山祭
優れた工芸技術の装飾が施された高岡の御車山車。

≪祭情報≫
[名称]
高岡御車山祭
[概要]
前田利長公を祀る高岡關野神社の春季例大祭。一般には「山」に車をつけた「山車」が多いが、「車」に山をつけた「車山」となるのが特徴。旧市街中心部を絢爛豪華な山車(やま)7台が奉曳(ぶえい)巡行する。山車は金工、漆工、染織等の優れた工芸技術の装飾がほどこされており、華やかな山車が特長。4月30日の宵祭りでは山車(やま)のライトアップ展示が行われる。国の重要有形民俗文化財・無形民俗文化財の両方に指定されている。
[開催場所]
富山県 高岡市 高岡市山町筋・片原町周辺
[時期]
5月1日
[問合せ]
- 高岡御車山会館
- 〒933-0928
富山県高岡市守山町47-1 - TEL:0766-30-2497
⑦福野夜高祭
若衆の勇ましい掛け声が響き渡る極彩色の美しい行燈山車。

≪祭情報≫
[名称]
福野夜高祭
[概要]
「ヨイヤサ、ヨイヤサ」の掛け声の掛け声と夜高節の唄声と共に、高さ6.5mにも及ぶ7つの町内の夜高行燈が町内を練り回します。見どころは、行燈山車同士がすれ違う時の引き合い。勇ましい掛け声とともに若衆が相手方の行燈を蹴ったり、自らの台棒を相手の台棒にくぐらせてひっくり返そうとしたりと激しい壊し合いをします。
[開催場所]
富山県南砺市福野地域
[時期]
5月1日~3日
[問合せ]
- (一社)南砺市観光協会
- 〒939-1852
富山県南砺市是安206-22(JR城端駅内) - TEL:0763-62-1201
- FAX: 0763-62-1202
⑧鉄砲洲稲荷神社例大祭
江戸時代の新富座の賑わいを垣間見る。本格的な舞台と衣装で奉納される子ども歌舞伎。

≪祭情報≫
[名称]
鉄砲洲稲荷神社例大祭
[概要]
3年に1度、本社神輿の渡御が行われ、毎年「新富座こども歌舞伎例大祭奉納公演」として小中学生らによる歌舞伎が奉納される。
[開催場所]
〒104-0043
東京都中央区湊1丁目6−7鉄砲洲稲荷神社
[時期]
5月2~5日
[問合せ]
- 鐵砲洲稲荷神社
- 〒104-0043
東京都中央区湊1-6-7 - TEL:03-3551-2647
- FAX:03-3551-2645

⑨越中八尾曳山祭
町人文化を象徴する、美術工芸の粋を集めた豪華な6基の曳山。

≪祭情報≫
[名称]
越中八尾曳山祭
[概要]
家の軒下には松飾りが挿され、朝方より獅子舞、神輿、そして6基の曳山が曳山囃子を演奏しながら若者達が各町揃いの法被を羽織って厳かに渡御する。夜には1,000余の灯がともる堤灯山車となり、坂の町を練り歩きます。6町が曳山、1町が獅子(獅子舞)をそれぞれ保有し祭礼を執り行っている。曳山は江戸時代富山藩の御納戸所として栄華を極めた町人文化の象徴であり、裕福な豪商の旦那衆によって造りあげられたもの。
[開催場所]
富山県富山市八尾地域
[時期]
5月3日
[問合せ]
- 越中八尾観光協会
- 富山市八尾町上新町2898-1
- TEL:076-454-5138
- FAX:076-454-6321
- Email: kankou02@cty8.com
⑩加須市民平和祭
「こいのぼりのまち」加須で、全長100mの巨大こいのぼりをクレーンを使ってあげる。壮大なこいのぼり。

≪祭情報≫
[名称]
加須市民平和祭
[概要]
全長100メートル、重さ330キログラム、目玉の直径10メートルの巨大こいのぼりが利根川河川敷緑地公園の大空にあげられる。加須市の鯉のぼり産業は明治時代から続いており、全長100メートルのジャンボこいのぼりは、昭和63年に開催された「さいたま博」に合わせ、加須青年会議所により加須市のPR作品として制作された。その後、平成元年第1回加須市民平和祭で公式に初遊泳された。現在は4世が活躍している。
[開催場所]
〒347-0001
埼玉県加須市大越
[時期]
5月3日
[問合せ]
- 加須市 経済部 観光振興課
- 〒347-8501
埼玉県加須市三俣二丁目1番地1 - TEL:0480-62-1111(代表)
- FAX:0480-62-1934
⑪鳥見神社の獅子舞
いにしえより受け継がれてきた悪魔払いと豊作を祈念した獅子舞。ジジ(親獅子)、セナ(子獅子)、カカ(雌獅子)の3匹の獅子が舞う。

≪祭情報≫
[名称]
鳥見神社の獅子舞
[概要]
保存会によって獅子舞が、毎年5月3日の例大祭で奉納される。獅子舞は、悪魔払いと豊作を祈念して行われ、この日を「おこと」という。舞人は、氏子の青年男子が選ばれ、ジジ(親獅子)・セナ(若獅子)・カカ(雌獅子)の3匹によって舞わる。舞は「初の切」・「二の切」・「弓越えの舞」・「寝起きの舞」・「三角の舞」・「みみず拾いの舞」・「けんかの舞」・「仲直り三角の舞」「くじびきの舞」等で構成される。着物や帯を獅子舞人につけて舞ってもらうと幸福になると言われている。千葉県無形民俗文化財。
[開催場所]
千葉県 印西市 平岡1476 平岡鳥見神社
[時期]
5月3日
[問合せ]
- 印西市役所教育委員会 教育部生涯学習課文化係
- TEL: 0476-33-4714
- FAX: 0476-42-0033
⑫春日部大凧あげ祭り
江戸川河川敷で、子どもたちの健康と成長を願いながら百数十人が協力して大空に大凧を揚げる。

≪祭情報≫
[名称]
春日部大凧あげ祭り
[概要]
江戸川河川敷で、大凧(縦15メートル、横11メートル、重さ800キログラム)、小凧(縦6メートル、横4メートル、重さ150キログラム)が揚げられる。凧は、和紙と竹で3カ月もかけて春日部市「庄和大凧文化保存会」の会員によって作られ、大凧の凧文字はその年の世相を反映した文字を公募により選定、子凧文字は市内の小学5年生から募集し選定している。大凧を揚げる前に、その年に初節句を迎える子どもたちの健康と幸福な成長を願う儀式が行われ、その後、上若(かみわか)組と下若(しもわか)組それぞれの大凧を揚げる。大凧を揚げるのは百数十人。見物客は10万人以上。江戸川河川敷を埋めた人々が見守る中、大凧が空へ舞い揚がる。
[開催場所]
〒344-0102
埼玉県春日部市西宝珠花83 西宝珠花地先江戸川河川敷
[時期]
5月3日・5日
[問合せ]
- 春日部市大凧あげ祭り実行委員会事務局
- TEL:048-736-1111
⑬相模の大凧まつり
約950kgの凧が相模の大空を舞う。保存会を立ち上げ、日本一を自負する大人達の本気の凧あげ。

≪祭情報≫
[名称]
相模の大凧まつり
[概要]
天保年間から受け継がれてきた相模原市の伝統行事の一つ。新磯(新戸、上磯部、下磯部、勝坂)地区で、「相模の大凧文化保存会」によって活動が続いている。 なかでも、新戸会場の八間凧は、14.5メートル四方、約950kgものサイズであり、毎年揚げているものとしては日本一の大きさを誇っている。毎年、公募により選ばれた題字が書かれる。
[開催場所]
神奈川県相模原市相模川新磯地区河川敷会場
(1)新戸会場(新戸スポーツ広場)
(2)勝坂会場(新戸スポーツ広場)
(3)下磯部会場(磯部頭首工下流)
(4)上磯部会場(三段の滝下広場)
[時期]
5月4日・5日
[問合せ]
- (~4/14)新磯まちづくりセンター
- TEL:046-251-0014
- (4/15~)相模原市コールセンター
- TEL:042-770-7777
⑭間々田のじゃがまいた
「ジャーガマイタ、ジャガマイタ」の掛け声と共に蛇を池に入れ、邪気を払い、雨乞いを行う。

≪祭情報≫
[名称]
間々田のじゃがまいた
[概要]
長さ15mを越える龍頭蛇体の巨大な蛇(ジャ)を担ぎ「ジャーガマイタ、ジャガマイタ」のかけ声とともに町中を練り歩く。主役となるのは子供たちで、田植えの時期を前に五穀豊穣や疫病退散を祈願するお祭りです。蛇体を使って邪気を祓ったり、蛇体に災厄を託して送ったりする形態の蛇祭りで、この種の行事の典型例として重要である一方、祭りにたくさんの蛇体が登場するという、他の類似の祭りには見られない特徴がある。また蛇体を池に入れ、農作物のための降雨を祈る雨乞いの要素も見られ、国の重要無形民俗文化財に指定された。
[開催場所]
- 〒329-0205
栃木県小山市間々田2330-1 間々田八幡宮
[時期]
5月5日
[問合せ]
- 間々田八幡宮
- 〒329-0205
栃木県小山市間々田2330-1 - TEL/FAX:0285-45-1280
- Mail:info@mamada-hachiman.jp
⑮宝の舞
宝童子が宝船を曳いて浅草寺を練り歩く。わかりやすく、微笑ましい端午の節句。

≪祭情報≫
[名称]
宝の舞
[概要]
端午の節句に奉演される寺舞で、観音さまの福徳に感謝するとともに子供の成長を願う行事。ご本尊の示現に関わった檜前浜成・竹成兄弟が漁師であったことにちなみ、漁師の衣装をまとった宝童子が宝船を曳いて練り歩く。
[開催場所]
〒111-0032
東京都台東区浅草2丁目3−1 浅草寺
[時期]
5月5日
[問合せ]
- 浅草寺
- 〒111-0032
東京都台東区浅草2-3-1 - TEL:03-3842-0181
⑯相模国府祭
「暴れ神輿」「鷺の舞」「チマキ撒き」と特長豊かな神事が目白押し。平安時代から続く神奈川県の無形民俗文化財。

≪祭情報≫
[名称]
相模国府祭
[概要]
相模の六社が集う祭りで、 1000年以上の歴史を持つ神奈川 県の無形民俗文化財。相模国の行政なる長、国司が相模国の天下泰平と五穀豊穣を神々に祈願したものがはじまりといわれている。 神揃山では、相模国の成立にあたり論争の模様を儀式化した神事である座問答やチマキ撒きが行われ、大矢場(現馬場公園)では、三種類の舞(鷺の舞・龍の舞・獅子の舞)が奉納される。
[開催場所]
〒259-0111
神奈川県中郡大磯町国府本郷 六所神社、神揃山、馬場公園
[時期]
5月5日
[問合せ]
- 大磯町 産業環境部 産業観光課 観光推進係
- 〒255-0003
神奈川県中郡大磯町大磯1398-18 - TEL:0463-61-4100(内線:334)
以上、「2020年まとめ 5月上旬のまつり編」でした。他の時期のお祭りも今後掲載していく予定です。どうぞお楽しみに。
