新嘗祭 もちつき大会　11月東京都品川区のお祭り

中延駅を下車。歩いて蛇窪駅へ向かいましょう。

蛇窪神社（へびくぼじんじゃ）は通称で、正式名称は天祖神社（てんそじんじゃ）です。

この日は新嘗祭。

おもちが無料で振舞われるという事でご覧の大盛況です。

コロナウイルス感染防止のため、極力人の手に触れない対策が講じられています。

こちらは餅米の蒸し器。

こちらは餅つき機。

蒸したもち米を入れるとむにゅーっとおもちが穴から出てきます。

最後におもちが分けられます。

この年は感染防止のため、巫女さんのみで分けられます。

まずはしっかりお祈りを済ませて、その後おもちを頂きます。

お供え用は杵と臼でおもちがつかれました。

朝の一回だけ手でついたそうです。

頂いたおもちを片手に、戸越公園へ向かいましょう。

この公園は肥後国（熊本）の藩主である細川家の庭園を利用されています。

池、滝、築山などが配置されていて周囲をまわれる公園。

天気が良ければベンチに座ってゆっくりするだけでもリフレッシュしますね。

この時期は紅葉も楽しめますね。

そして頂いたおもちをここで頂きましょう。

花見もよいけど紅葉を愛でながらのおもちもまた良し。

戸越公園のすぐ近くにはもう一つ憩いの場があります。

その名も「文庫の森」。

どうしてかと言うとここは旧三井の書庫があったから。

第2書庫は現在登録有形文化財です。

続いて向かうのは戸越銀座。

ちなみに「戸越」という名称は「江戸越えの村」から、やがて「戸越」になったという説があります。

戸越銀座は「○○銀座」の元祖です。

全長約1.3km、約400件のお店が軒を連ねています。

そんな多くのお店のなか訪れて欲しいのはこちら龍輝さん。

焼き小籠包を2個から購入することができます。

11月の寒さ増すこの時期にはうれしい食べ歩きメニュー。

温かいスープがじゅわーっといただけます。

しっかりと食したい方はこちら、戸越屋さん。

山形県産の美味しいお米（つや姫）を使用した美味しいおにぎりが頂けます。

セットだと唐揚げ、ゆで卵、漬物、味噌汁がついています。

オーダーしたおにぎりは「明太クリームチーズ」と「卵黄のしょうゆ漬け」。

最後に温泉に入って〆ましょう。

温泉があるなんてさすが戸越銀座商店街。

お湯は私が好きな黒くてヌルヌルした感じ。

洗い場は銭湯風ですが、温泉があって、サウナがあって（もちろん水風呂も）、２Fには露天風呂があるというなかなか面白いつくり。

ありがたいおもちを頂き、こころ和む公園、商店街の食べ歩きと温泉。一日中、戸越付近で楽しめる新嘗祭 もちつき大会です。