ぽちゃま
秋田県の年間のお祭りをカレンダーにまとめました。
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目次
秋田竿燈まつり 8月秋田県秋田市のお祭り
秋田の夜空を灯す稲穂の数々。最終日は限界まで挑戦する竿燈妙技。
| 秋田竿燈まつり | |
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| 【場所】 秋田県秋田市中心部 | |
| 【時期】 8月3-6日 | |
| 【種類】 行燈・提灯 | |
| 【概要】 この祭りの主役は「竿燈」と呼ばれる、稲穂に見立てた竹竿に提灯を多数吊るしたもの。差し手と呼ばれる演技者たちは、高さ最大12m、重さ50kgにもなる竿燈を、手のひら、額、肩、腰など一点で支え、バランスを取りながら巧みに操る。提灯の明かりが夜空を彩り、「ドッコイショー、ドッコイショ」の掛け声とともに、五穀豊穣や病魔退散を祈願する。 昼には「竿燈妙技大会」が開催され、差し手たちがその技を競い合う。夜の竿燈大通りを280本もの竿燈が埋め尽くす光景は、まさに圧巻で、秋田の夏の風物詩として多くの人々を魅了している。 東北三大祭りの一つで国の重要無形民俗文化財にも指定されている。 |
横手の送り盆まつり 8月秋田県横手市のお祭り
餓死者の霊を供養するために始まった盆まつり。威勢のよい囃子と屋形舟が御霊を送る。
| 横手の送り盆まつり | |
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| 【場所】 蛇の崎橋周辺 〒013-0017 秋田県横手市蛇の崎町2 | |
| 【時期】 8月15・16日 | |
| 【種類】 舟 | |
| 【概要】 約400年もの歴史を持ちお盆に迎えた先祖の霊を送り出すための行事として、市民に大切に受け継がれている。 祭りの見どころは、横手川で行われる灯籠流し。夕闇が迫る中、願い事を書いた色とりどりの灯籠が次々と川面に放たれ、幻想的な光景が広がる。 日中には、市内を勇壮に練り歩く屋形舟の巡行が行われ、祭り全体が活気に満ち溢れる。これは江戸中期の大飢餓で亡くなった人々の供養のために、ワラで作った屋形舟を川原に繰り出し霊を供養したのが始まりと言われている。 15日には、約1000人の踊り手が屋形舟を囲んで踊る市民盆おどり、16日には屋形舟の繰り出しが行われ、華やかな花火をバックに屋形舟の勇壮なぶつかり合いが繰り広げられる。 夏の終わりの風物詩として、多くの観光客も訪れる賑やかなお祭りで県の指定無形民俗文化財。 |
西馬音内盆踊り 8月秋田県雄勝郡羽後町西馬音内のお祭り
別世界を体感できる秋田の奇祭。華やかな「端縫い衣装」と頭巾が印象的な「彦三頭巾」で共に踊るのは「亡者踊り」。
| 西馬音内盆踊り | |
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| 【場所】 秋田県雄勝郡羽後町西馬音内本町108-1 | |
| 【時期】 8月16-18日 | |
| 【種類】 踊り | |
| 【概要】 秋田県羽後町に伝わる約700年の歴史を持つ伝統的な盆踊りで郡上踊り(岐阜県)、阿波踊り(徳島県)とともに「日本三大盆踊り」に数えられる。国の重要無形民俗文化財に指定されており、京都の「念仏踊り」や「風流(ふりゅう)」の流れを汲むとされている。 最大の特徴は、編み笠や彦三頭巾(ひこさずきん)で顔を隠し、藍染めの浴衣や端縫い(はぬい)衣装をまとって踊る点。特に「亡者」と呼ばれる、彦三頭巾で顔全体を覆い隠した姿は、幻想的で幽玄な雰囲気を醸し出し、見る者に強い印象を与える。 踊りは優雅で流れるような動きが特徴で、笛や太鼓、鉦(かね)などの生演奏に合わせて、老若男女が一体となって踊る。お盆の時期、毎年8月16日から18日の夜にかけて行われ、かがり火が焚かれた中で繰り広げられるその光景は、「亡者と生者が一体となる盆踊り」とも称され、見る人を魅了する。死者への供養と五穀豊穣を願う心が込められた、地域に根付いた文化として大切に受け継がれている。 |
大曲の花火 全国花火競技大会 8月秋田県大仙市のお祭り
日本最高峰の芸術花火、全国の花火師が集う日本三大競技花火大会の一つ。
| 大曲の花火 全国花火競技大会 | |
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| 【場所】 秋田県大仙市大曲 雄物川河川敷運動公園 | |
| 【時期】 8月最終土曜日 | |
| 【種類】 花火 | |
| 【概要】 日本最高峰の花火が楽しめる花火競技大会。最大の特徴は、日本一の花火師たちが技と美を競い合う点にある。昼花火、夜花火(10号玉、創造花火)の3部門で審査が行われ、最高位の内閣総理大臣賞を目指す。 特に、大会提供の「大会提供花火」は、音楽に合わせて1時間にわたって繰り広げられる壮大な花火ショーで、観客を圧倒する。また、大会のフィナーレを飾る「創造花火」は、花火師の独創性が光る傑作揃い。 大曲市は「花火のまち大曲」として季節ごとに異なるテーマ「四季の花火」を展開している。 |
男鹿のなまはげ 12月秋田県男鹿市のお祭り
しんしんと雪が降る中「泣ぐ子はいねがー、怠け者はいねがー」と声をあげて家に鬼がやってくる。大晦日に行われる男鹿の奇祭。
| 男鹿のなまはげ | |
![]() | 【場所】秋田県男鹿市内 |
| 【時期】12月31日 | |
| 【種類】なまはげ・アマハゲ・カセドリ | |
| 【概要】 秋田県男鹿市に伝わる民俗行事「なまはげ」は、怠惰な心を戒め、無病息災や豊作をもたらすとされる神の使い。大晦日の晩、鬼のような面をつけ、蓑をまとったなまはげが「泣く子はいねがー」「怠け者はいねがー」と大声で叫びながら家々を巡る。 家の主人は、なまはげを丁重に迎え、酒や餅でもてなす。なまはげは家の中を練り歩き、子供や嫁の怠け心を戒め、厄を払う。その後、なまはげは家々の安全と繁栄を祈願して、山へ帰っていくとされている。国の重要無形民俗文化財に指定されており、ユネスコ無形文化遺産にも登録されている。 | |
ぽちゃま
以上、秋田県の年間のお祭りをカレンダーでした。
これからも不定期にリニューアルしていく予定です。
お楽しみに!
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