旅先で非日常を感じられるお祭が開催されていたら、その旅はもっと特別で、ちょっと得した感じがする。気分は上げ、上げ、お酒も料理も二割り増し。
このブログでは全国にある様々なお祭を手軽に楽しめてあなたの旅を更に豊かにする「まつりとりっぷ」をご紹介。更に祭りや旅に関するたくさんの楽しい情報をご紹介します。せっかくの旅だから、もっと楽しく、特別なものにしませんか。

お祭りと言っても神輿や山車を楽しむだけではなく、商売繁盛や無病息災を祈念した市もあります。季節を感じながら土地の風物詩を楽しめるのも、日本の祭りの楽しいところ。今回はそんなおもしろ市3選をご紹介します。
①川崎大師風鈴市
日本全国から30,000個の風鈴が集まる川崎の夏の風物詩。「厄除だるま風鈴」が涼やかに音色を響かせる。
≪祭情報≫
[名称]
川崎大師風鈴市
[概要]
7月中旬の5日間、川崎大師のにおいて開催される。北は北海道、南は沖縄まで、日本全国から900種類30,000個の風鈴が集まる。川崎大師オリジナルの「厄除だるま風鈴」をはじめ、金属、石、陶器など様々な素材の風鈴が境内に涼やかな音色を響かせる。
[開催場所]
〒210-0816
神奈川県川崎市川崎区大師町4−48 川崎大師平間寺境内
[時期]
7月中旬
[問合せ]
- 川崎大師観光協会

いくつも取り付けられています。

実に様々な風鈴。

「厄除だるま風鈴」。
涼やかな音色です。

風鈴が集まります。
お気に入りの風鈴を
買って帰るのも楽しいですね。
②四万六千日・ほおずき市
一生分の功徳を得られる特別な日に鮮やかな朱色のほおずきが威勢よく売られる。浅草の夏の風物詩。
≪祭情報≫
[名称]
四万六千日・ほおずき市
[概要]
7月9日・10日の四万六千日の縁日に開催されるほおずき市で浅草の夏の風物詩。境内にほおずきを売る店が100ほど並び、いなせな恰好の売り子たちが声をあげてほおずきを売る。境内は風鈴の涼しげな音色、ほおずきの鮮やかな朱色、色とりどりの浴衣姿で下町の市らしい華やぎを見せる。功徳日とは、その日に参拝すると100日、1,000日分などの功徳が得られるという特別な日のこと。7月10日は浅草寺が設けている最大の功徳日で。46,000日分の功徳がある(つまり一生分の功徳が得られる縁日)とされることから、特に「四万六千日」と呼ばれる。われ先に参拝しようという気持ちから、前日9日から境内は参拝者で賑わうようになり、9日、10日の両日が縁日とされ現在に至る。
[開催場所]
〒111-0032
東京都台東区浅草2丁目3−1浅草寺
[時期]
7月9日・10日
[問合せ]
- 浅草寺
- 〒111-0032
東京都台東区浅草2-3-1 - TEL:03-3842-0181

100店ほど出ています。

切って並べたりと売り方も様々。

写真をたくさん撮りたくなります。

大人はなかなか治らない持病が治り、
子供は腹の中にいると考えられた
虫による腹痛などが治る」という
民間信仰からほおずきを
求める人が増えたそうです。

③浅草酉の市
運を「かっ込む!」、福を「はき込む!」。年々大きな熊手に換えてゆく江戸っ子恒例の市。
≪祭情報≫
[名称]
浅草酉の市
[概要]
正月を迎える最初の祭りとされていた。始まりは、江戸近郊に位置する花又村(現在の足立区花畑にある大鷲神社)であるといわれ、祭りの形態も、当初は近在の農民が鎮守である「鷲大明神」に感謝した収穫祭であったと伝えられている。市での代表的な名物は、縁起熊手。金銀財宝を詰め込んだ熊手で、運を「かっ込む」、福を「はき込む」といって開運招福・商売繁盛を願った、江戸っ子らしい洒落の利いた縁起物で翌年の更なる招福を願って、熊手守りは年々大きな熊手に換えてゆくのが良いとされている。
[開催場所]
〒111-0031
東京都台東区千束3-19-6 酉の寺 長國寺
[時期]
11月酉の日
[問合せ]
- 酉の寺 長國寺
- 〒111-0031
東京都台東区千束3-19-6

行われています。入口は豪華絢爛。

縁起の良さそうなものでいっぱい。

そしてこの市での代表的な名物は、
縁起熊手です。
熊手は各店個性があるので
自分の好みを探しましょう。

年々少しづつ大きなものへと
買い替えましょう。

運を「かっ込む」、福を「はき込む」。
江戸っ子らしい洒落の利いた縁起物。
以上おもしろ市3選でした。日本にはまだまだ、まだまだ面白いお祭りがいっぱい。また違う切り口でお祭りをご紹介します。
