旅先で非日常を感じられるお祭が開催されていたら、その旅はもっと特別で、ちょっと得した感じがする。気分は上げ、上げ、お酒も料理も二割り増し。
このブログでは全国にある様々なお祭を手軽に楽しめてあなたの旅を更に豊かにする「まつりとりっぷ」のプランに加え、祭りや旅に関する様々な楽しい事をご紹介します。せっかくの旅だから、もっと楽しく、特別なものにしませんか。

お祭りと言えばやっぱり最初に思いつくのは威勢の良い掛け声で街を練り歩くお神輿を想像する人が多いのではないでしょうか。そんな神輿ですが、奇妙で、変わっていて、面白いお神輿が日本にはいっぱいあります。今回はその3選をご紹介します。
①平方のどろいんきょ
大人達が神輿を転がして真面目に泥だらけになる、奇祭中の奇祭。
≪祭情報≫
[名称]
平方のどろいんきょ
[概要]
夏祭りや天王様とも言われ、疫病退散・五穀豊穣を祈念して水を大量に民家の庭にまき、ぬかるんだ状態にして、白木の頑丈な隠居神輿を泥の中で転がしたりする全国でも大変珍しいお祭り。『土』と『人』と『神様』が一体となったお祭りで、その泥を浴びれば、家内安全・無病息災・悪病退散の御利益があると伝えられている。「どろいんきょ」という名称や由来については、隠居した御神輿を担ぎだして泥だらけにしたとか、隠居した人たちが余興で担いだのが始まりと等と言われている。埼玉県指定の無形民俗文化財。
[開催場所]
埼玉県上尾市大字平方 上宿地区
[時期]
7月の中旬の日曜日
[問合せ]
- 上尾市観光協会
- TEL:048-775-5917

どうしてかと言うと…。

神輿を勢いよく転がす
奇祭中の奇祭だからです。



②湯河原 湯かけまつり
風呂桶を持って参加する温泉地ならではのお祭り。びしょ濡れは必至。
≪祭情報≫
[名称]
湯河原 湯かけまつり
[概要]
神奈川県と熱海市の境に流れる千歳川の上流「藤木川」の不動滝から泉公園までの約2kmの道を風呂桶の神輿が「湯」を浴びながら練り歩く。沿道には温泉の「湯」が入った1,000個の樽と湯桶約5,000個が用意され、約60tものお湯を観客が神輿めがけて勢いよく浴びせかける。湯の効能が高いことから温泉の湯を樽に詰め、大名家や御用邸に献上した古事が始まりとされており、献湯神輿の出発に際し、道中の安全を祈願してお湯をかけ御祓(おはらい)をする儀式があり、これを再現したもの。
[開催場所]
〒259-0314
神奈川県足柄下郡湯河原町宮上566
[時期]
5月の第4土曜日
[問合せ]
- (一社)湯河原温泉観光協会
- TEL:0465-64-1234

たくさんのポリバケツが…。

防水対策は必ですね。
むしろ濡れても良い格好で
楽しみましょう。

風呂桶持参の人もちらほら。
かぶっている人もちらほら。

湯河原らしいお祭りです。
それにしても水(お湯?)の
量がハンパじゃない。

ずぶぬれ間違いなし。

③はむら花と水のまつり
色鮮やかな桜と色とりどりのチューリップに囲まれて春を感じる神輿の川入れ
≪祭情報≫
[名称]
はむら花と水のまつり
[概要]
前期が「さくらまつり」、後期が「チューリップまつり」として開催される。「さくらまつり」期間中は玉川上水沿い・羽村堰周辺に咲く約200本の桜がライトアップされ、4月の第2日曜日は市内各所の神社から山車や神輿が練り歩き、神輿が川を渡る。「チューリップまつり」は、約40万球・35品種のチューリップが周囲一帯を彩ります。
[開催場所]
東京都羽村市羽東 稲荷神社、多摩川周辺
[時期]
4月初旬~中旬
[問合せ]
- 羽村市観光協会
- 〒205-0014
東京都羽村市羽東1-13-15 - TEL:042-555-9667
- FAX:042-555-9673
- mail:info@hamura-kankou.org

これだけでも十分満足できます。

始まります。まずはちびっこ達、
寒さに耐えてます。

やはり寒さに耐えてます。

更にあおってます。
見ているこちらも辛くなる。

桜と一緒だと更に絵になります。
以上おもしろ神輿3選でした日本にはまだまだ、まだまだ面白いお祭りがいっぱい。また違う切り口でお祭りをご紹介します。
