旅先で非日常を感じられるお祭が開催されていたら、その旅はもっと特別で、ちょっと得した感じがする。気分は上げ、上げ、お酒も料理も二割り増し。
全国にある様々なお祭を手軽に楽しめてあなたの旅を更に豊かにするプランをご紹介します。せっかくの旅だから、もっと楽しく、特別なものにしませんか。

東北、いや日本のお祭りを代表するねぶた。夏の夜空に浮かび上がる様は実に勇壮で、囃子やかけ声に合わせて躍動するねぶたは世界中から来る人の心をわしづかみにします。これぞザ・日本のお祭り。今回はそんなねぶたの3選、いわゆる東北3大ねぶたですね。
①青森ねぶた祭
跳人(ハネト)のラッセラーのかけ声と囃子(ハヤシ)の音に合わせて大迫力、5mのねぶたが青森市内中心部を運行する。
≪祭情報≫
[名称]
青森ねぶた祭
[概要]
「ねぶた」と呼ばれる歌舞伎や神話を題材にした5mほどの色鮮やかな山車が青森市中心部を運行する。シャンシャンと鳴り響く「囃子(はやし)」と共に花笠に色鮮やかな浴衣姿の「跳人(ハネト)」と呼ばれる踊り子たちが「ラッセラー、ラッセラー」と掛け声を上げながら踊り歩く。日本が誇る夏の祭の一つ。
[開催場所]
青森県青森市中心部
[時期]
8月2~7日
[問合せ]
- 青森ねぶた祭実行委員会
- 〒030-0801
青森市新町1-2-18 青森商工会議所会館4F - TEL:017-723-7211
- FAX:017-723-7215

事になりますが、昼は目の前で
見ることが出来ます。
明かりがついていなくても
十分にカラフルで活き活きとした
ねぶたを間近に楽しみましょう。
夜の本番が楽しみですね。

祭りの始まり。
シャン、シャンという音が
心震わせます。
会場はまだか、まだかと
うずうずしている印象。

ザ・東北の夏まつりですね。

5mほどの鮮やかなねぶた。
昼と全く印象が違い
夜の青森の街で輝いてます。

ねぶた師と言います。
その中で極めて高い
技術でねぶた祭の振興に
貢献してきたねぶた師を
ねぶた名人と言うそうです。
②立佞武多祭り
高さが20mを超える巨大な山車が街を運行。心震わせる立佞武多。
≪祭情報≫
[名称]
立佞武多祭り
[概要]
「青森のねぶた」と「弘前ねぷた」と並ぶ青森三大佞武多の一つで、「ヤッテマレ!ヤッテマレ!」の掛け声のもと、高さ23メートル、総重量19トンほどの山車が五所川原市街地を練り歩く。その圧倒的迫力で沿道の観客を魅了する。
[開催場所]
青森県五所川原市中心部
[時期]
8月4日~8月8日
[問合せ]
- 一般社団法人五所川原市観光協会
- 〒037-0063
青森県五所川原市字大町38番地 - TEL:0173-38-1515
- FAX:0173-26-6626
- 立佞武多の館
- 〒037-0063
青森県五所川原市大町506-10 - TEL:0173-38-3232(代表)
- FAX:0173-38-4646お問合せ

ねぷたは高い!でかい!

下から上を見上げる感動。
迫ってくる感じが他にない感動。

写真もななめで撮りたくなります。
それでも全て収まらない迫力。

色がホントに繊細なんです。
心躍ります。
「ヤッテマレ!ヤッテマレ!」。
大迫力、マシマシです。

③弘前ねぷたまつり
「ヤーヤドー」の掛け声とともに扇ねぷたが街を練り歩く。
≪祭情報≫
[名称]
弘前ねぷたまつり
[概要]
「ヤーヤドー」の掛け声と共に扇や人形の形をした約60台のねぷたが弘前市内を練り歩く。交差点付近ではねぷたを回転させたり集団演技・舞が披露され、祭りをより一層盛り上げる。ねぷたの表絵には中国の「三国志」や「水滸伝」を題材とした鏡絵と呼ばれる勇壮で色鮮やかな武者絵が描かれ、その裏側には見送り絵と呼ばれる妖艶な美人画や幽霊画が描かれる。青森ねぶたは凱旋ねぶたと言われ賑やかで豪壮である一方、弘前ねぷたは出陣ねぶたと言われ力強く、哀切に満ちている。
[開催場所]
青森県弘前市中心部
[時期]
8月1日 ~7日
[問合せ]
- 公益社団法人 弘前観光コンベンション協会
- 〒036-8588
青森県弘前市大字下白銀町2-1 弘前市立観光館内 - TEL:0172-35-3131 (弘前観光コンベンション協会代表番号)
- FAX:0172-35-3132

輝きははじめます。
扇型のねぷたは表も裏も綺麗です。

裏は「見送絵」と呼ばれ、
美人画などが描かれています。
街を練り歩きます。
掛け声は「ヤーヤドー」。
以上おもしろ東北ねぶた3選でした。日本にはまだまだ、まだまだ面白いお祭りがいっぱい。また違う切り口でお祭りをご紹介します。
