御田植祭　4月千葉県香取市のお祭り

出発は香取駅からです。

隣の佐原駅は千葉の観光で有名な駅ですが、こちらの香取駅はなかなか降りる機会がないですね。

駅は無人駅です。

なぜが地元のおばあちゃん達が井戸端会議で常駐しているスタイル。

ローカル感があって好きだなぁ。

北の利根川に向かって歩いていきましょう。

この辺りには小さな鳥居や社がちらほら見つかります。

こちらは風神様がまつられています。

色々な社や鳥居が集合しています。

まとめて５社がまつられているんですよ。

利根川に到着。

立派な鳥居を発見。

かつては船からやってくる参拝者が通る鳥居でした。

今はフォトスポットですね。

今度は香取神社に向かって南に向かいましょう。

また神社を発見。

こちらは忍男神社 (東の宮)です。

香取神宮と縁故の深い神をまつった神社（摂社）です。

いよいよ本日のメインイベント。

御田植祭を見ましょう。

この時期は葉の花と桜が一緒に楽しめます。

春真っ盛りですね。

総門はとっても立派。

ここは「神社」ではなくて「神宮」。

皇族と縁の深い神社を「神宮」と言いますので、格が高い神社です。

本殿前に関係者が集合してきました。

今年はコロナウイルスの影響を受け、２日間ではなく１日間で執り行われます。

稚児たちの衣装はとってもかわいらしい 。

本人たちはいったい何のことやら、さっぱり？でしょうね。

神事がはじまりました。

鎌（かま）を手にした少女、鋤（すき）を手にした男、鍬（くわ）を持った男と決められた所作で神事を執り行います。

こちらは田舞の少女。

しっかりと受け継がれている舞いです。

牛も土の表面を平らにする作業、代掻き（しろかき）を行います。

一通り神事が執り行われると、列をなして田へ向かいます。

桜と衣装をまとった稚児たちは華やかで、見ているだけでとっても幸せ。

すくすくと育ちますように。

列はゆっくりと参道を歩きます。

香取神宮斎田に到着。

ここでは田植え歌によって早乙女手代が田植えを行います。

慣れている方たちなので田植え歌に合わせてサクサクっと田植がおこなれます。

格の高い香取神宮に縁のある神社をめぐり、稚児たちの成長と五穀豊穣を祈る御田植祭のまつりとりっぷです。