5月

素盞雄神社天王祭&葛飾菖蒲まつり 5-6月東京都荒川区と葛飾区のお祭り 場所・時期・観光スポットもご紹介

神輿を激しく振り、夏の疫病をはらい落とす。宿場町千住の初夏のお祭り。
江戸時代から続く花菖蒲の名所。200種類の花菖蒲が咲き誇る。


旅の始まり 南千住駅

ぽちゃま

出発は南千住駅からです。
このあたりは日光街道の宿場町、千住宿を起源としている地域です。
人と物の行き来が当時から盛んでした。

素盞雄神社天王祭

ぽちゃま

こちらは素盞雄(すさのお)神社。
素盞雄大神は天照大御神の御弟神です。
三種の神器の一つ「草薙の剣」を、天照大御神に献上した勇敢な神様です。

ぽちゃま

このお祭りの見どころは本社神輿の渡御です。
行列について歩きましょう。

ぽちゃま

神輿を左右へ倒して激しく振るのがこのお祭りの最大の見どころです。
「神輿振り(みこしぶり)」と言うんですよ。

ぽちゃま

特に男性が担ぐ神輿はとても荒々しく、見ごたえ十分です。

ぽちゃま

木遣り唄から徐々に「神輿振り(みこしぶり)」に向かう時間は心躍ります。
ぜひ目の前で見て欲しいお神輿です。

ぽちゃま

「神輿振り(みこしぶり)」は町の中の各ポイントで行われます。
移動中は比較的たんぱくにぞろぞろと歩きます。

ぽちゃま

神輿は台車に乗せて移動します。

ぽちゃま

次のポイントについたら同じく「神輿振り(みこしぶり)」が行われます。

ぽちゃま

このあたりはもともと宿場町なので人と物の行き来が盛んでした。
そんな町の夏の疫病をはらい落とすために神輿を左右に振り、疫病をはらい落としてきたんです。

ぽちゃま

2台同時に振られているのを見るとなんだか得した気分になります。

とくだ屋

ぽちゃま

続いて美味しいお昼ご飯を頂きましょう。
向かうのは東京都中央卸売市場 足立市場に接するとくだ屋さんです。

ぽちゃま

まずはビールでのどをうるおして、

ぽちゃま

頂くのはこちらの特盛ごうか海鮮丼。
うん、確かに豪華な丼ぶりです。

ぽちゃま

特盛ごうか海鮮丼は味噌汁と漬物がついて大満足です。
50円プラスでご飯を追加できますよ。

葛飾菖蒲まつり

ぽちゃま

続いてこの時期、この辺りで楽しめるもう一つのお祭りを見に行きましょう。
葛飾菖蒲まつりです。

ぽちゃま

葛飾菖蒲まつりは堀切菖蒲園と都立水元公園で開催されています。
とくだ屋さんから訪れやすいのは堀切菖蒲園です。

ぽちゃま

江戸時代から堀切あたりでは花菖蒲を栽培するようになっていました。
明治・大正時代ごろにはイギリスやドイツへ輸出するほどでした。

ぽちゃま

堀切菖蒲園では200種6,000株の菖蒲を楽しむ事ができます。

ぽちゃま

スッと咲く菖蒲はとてもきれい。
江戸の絵師たちがこぞって描く気持ち、わかるなぁ。

堀切二丁目緑道

ぽちゃま

帰り道には堀切二丁目緑道を通りましょう。
菖蒲の次にはアジサイが楽しめますよ。

ぽちゃま

スッと咲く菖蒲に対して、こんもりと咲くアジサイ。
対照的で楽しいお花の楽しみ方です。

堀切天祖神社

ぽちゃま

堀切菖蒲園駅近くには堀切天祖神社があります。

ぽちゃま

ここではしょうぶ七福神にお会いできます。
結構大きくて存在感あるなぁ。

旅の終わり 堀切菖蒲園駅

ぽちゃま

江戸から続く疫病をはらい落とすお祭りを楽しむ素盞雄神社天王祭と同じく江戸から栽培されている菖蒲を愛でる葛飾菖蒲まつりのまつりとりっぷです。

旅のまとめ

①旅の始まり 東京都 荒川区 南千住駅

↓(徒歩分)

②東京都 荒川区 素盞雄神社天王祭

↓(徒歩分)

③東京都 足立区 とくだ屋

↓(徒歩分)

④東京都 葛飾区 葛飾菖蒲まつり 

↓(徒歩分)

⑤東京都 葛飾区 堀切二丁目緑道 

↓(徒歩分)

⑥東京都 葛飾区 堀切天祖神社  

↓(徒歩分)

⑤旅の終わり 東京都 葛飾区 堀切菖蒲園駅

祭情報

素盞雄神社天王祭
【場所】
素盞雄神社 〒116-0003 東京都荒川区南千住6丁目60−1
【時期】5月下旬-6月上旬
【種類】神輿
【概要】
 人や物の行き来が盛んな街道の夏に流行する疫病を、激しい神輿振りによって、御祭神の神威をより一層振り起こして祓う悪疫退散・除災招福・郷土繁栄を願う伝統的なお祭り。
 最大の見どころは、特徴的な「二天棒神輿振り」。通常の神輿が4本や6本の担ぎ棒を使うのに対し、素盞雄神社の神輿はわずか2本の担ぎ棒で担がれ、屋根の鳳凰が地面につくほど左右に激しく振られる。この勇壮な神輿振りは都内でも珍しく、多くの見物客を魅了する。
 3年に一度の「本まつり」では、千貫神輿と呼ばれる御本社大神輿が氏子61ヶ町を渡御し、それ以外の年は「氏子まつり」として100基を超える町神輿が巡行する。荒川区の無形民俗文化財にも登録されており、地域に深く根付いた夏の風物詩として親しまれている。

令和5年 素盞雄神社天王祭 巡行図
葛飾菖蒲まつり
【場所】
堀切菖蒲園 〒124-0006 東京都葛飾区堀切2丁目19−1
【時期】5月下旬-6月上旬
【種類】花見
【概要】
 メイン会場は江戸時代から花菖蒲の名所として知られる「堀切菖蒲園」と、約100種14,000株が咲き誇る広大な「都立水元公園」の2ヶ所。堀切菖蒲園では、歌川広重の浮世絵にも描かれた歴史ある花菖蒲が楽しめ、夜間にはライトアップも行われる。一方、都立水元公園では、都内唯一の水郷景観の中で、のびのびと咲く花菖蒲の壮大な景色が広がる。
 期間中は、両会場で様々なイベントが催され、週末にはパレードや舞台イベント、屋台なども登場し、多くの見物客で賑わう。両会場間や周辺の観光スポットを結ぶ「かつしか菖蒲めぐりバス」も運行され、花菖蒲とともに葛飾の魅力を満喫できるイベント。

葛飾菖蒲まつり リーフレット 2023

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 休日にお祭を追いかけながら旅を楽しんでいるぽちゃまです。元々旅が大好きな私ですが、お祭に合わせて旅をするとその旅がもっと豊かになる。そのことに気づき、多くの方にシェアしたくてこのブログを始めました。このブログによってあなたの旅がもっと楽しく、豊かになれば幸いです。