6月

つきじ獅子祭り 6月東京都中央区のお祭り  場所・時期・観光スポットもご紹介

威勢の良い築地人が巨大な獅子を担いで街を練り歩く。夏の訪れを告げる築地の風物詩。

旅の始まり 築地駅

ぽちゃま

東京メトロ日比谷線 築地駅を下車。
徒歩で波除神社へ向かいましょう。

つきじ獅子祭

ぽちゃま

波除神社は「災難を除き、波を乗り切る」波除稲荷様です。
江戸時代、築地は波風によって埋立てに困難を極めた土地でした。
稲荷大神をお祀りして盛大なお祭りをするとこの波風がおさまったことから、つきじ獅子祭がはじまりました。

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つきじ獅子祭は1日目は宵宮祭、2日目は大祭式、3日目は渡御祭となります。
宵宮祭、大祭式は一般公開はされていません。

ぽちゃま

期間中はいつも設置されていない茅の輪くぐりを見つけることができます。
しっかりお参りをしましょう。

ぽちゃま

神社千貫宮神輿はとっても立派です。
大きくて有名な鳥越神社の千貫神輿にも引けを取らない程ですよ。
3日目の渡御祭ではこの神輿が担がれます。

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「陰祭り」では日曜に神社千貫宮神輿・天井大獅子(雄獅子)・弁財天お歯黒獅子(雌獅子)のどれか一基が担がれます。
三年に一度の「本祭り」では神社千貫宮神輿と雄雌どちらかの獅子二基が担がれます。

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この時は「陰祭り」で神社千貫宮神輿が担がれる年でした。
なので獅子は残念ながら担がれません。

ぽちゃま

3日目の渡御祭。
波除神社から宮出しです。

ぽちゃま

この時はコロナ明けという事もあり参加者はいつも以上の笑顔で神輿を担いでいました。
ついにコロナの災難を除き、波を乗り切りました!

ぽちゃま

神輿はまず旧築地市場方面に向かいます。

ぽちゃま

国立がん研究センターや朝日新聞社を遠くに望みながら神輿を見れるのがこのお祭りの特徴です。
ザ・築地だなぁ。

ぽちゃま

築地魚河岸も築地の名所です。
この街は魅力がいっぱいなんです。

ぽちゃま

そして場外の雑踏を目指して神輿は進みます。

ぽちゃま

このごちゃごちゃ感。
最近は外国人でいっぱいの通りを神輿は進みます。
築地の渡御はこうでなきゃ。

ぽちゃま

築地の街中を神輿は進みます。
できるだけ人混みを避けたい方はこちらがおススメです。

ぽちゃま

松竹スクエアや築地本願寺など築地らしい名所を通るので好きなところで神輿を見ましょう。
祭情報に渡御の順路図を添付しておきますので参考にしてください。

ぽちゃま

こうして各町にお神輿を引き継いでいくのでした。

ぽちゃま

町内では各町のお神輿を見ることができます。
築地中がお祭り感満載です。

ぽちゃま

各町を練り歩いた神輿は夕方前に波除神社に戻ってきます。
さぁ、いよいよクライマックスの宮入りです。

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最後は人でいっぱいの中、最高の盛り上がりで宮入りが行われます。
この高揚感、実際に体験してもらいたいなぁ。

ぽちゃま

無事に渡御が終了しました。
関係者の皆さん、お疲れ様でした。

参考:本祭り

ぽちゃま

先にご紹介したのは神社千貫宮神輿・天井大獅子(雄獅子)・弁財天お歯黒獅子(雌獅子)のどれか一基が担がれる「陰祭り」でした。
参考までに神社千貫宮神輿と雄雌どちらかの獅子二基が担がれる「本祭り」もご紹介します。

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まずは神事が執り行われます。
氏子の方々も勢ぞろい。

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赤い獅子と神輿を繋ぐのはこちらの赤くて長い布。

ぽちゃま

氏子の方たちがくるくると巻き取って巡行を始めます。

ぽちゃま

この時はコロナ対策のため担ぐのはここまででした。あとは台車に載せて神輿が巡行します。

ぽちゃま

周りはつきじ獅子祭りを待ちわびた人で一杯です。

ぽちゃま

赤い獅子の次には

ぽちゃま

御神輿が巡行します。

ぽちゃま

築地を通る巡行。
この時をみんな待っていました。

つきじ獅子祭り6
ぽちゃま

コロナが完全に終息した本祭りでは思う存分、大きな獅子が築地を練り歩くでしょう!!

つきじ宮川 本廛

うなぎ1
ぽちゃま

築地と言えば海鮮!
いえいえそれだけではありません。
創業100年を超えるうなぎの名店、つきじ宮川 本廛さん。
白焼きで勢いをつけた後には…

うなぎ2
ぽちゃま

うな重を頂きましょう。
フワッフワのうなぎと日本酒。
うな重に合わせた宮川 本廛オリジナルの日本酒が楽しめます。
日本酒は常温で頂きましょう。

旅の終わり 築地駅

ぽちゃま

威勢の良い獅子神輿に圧倒され、うなぎの名店の奥深さを感じる。
いつもより深く築地らしさを体感できるつきじ獅子祭りのまつりとりっぷでした。

旅のまとめ

①旅の始まり 東京都 中央区 築地駅

↓(徒歩8分)

②東京都 中央区 つきじ獅子祭

↓(徒歩12分)

③東京都 中央区 つきじ宮川 本廛

↓(徒歩4分)

④旅の終わり 東京都 中央区 築地駅

祭情報

つきじ獅子祭り
【場所】
波除神社 〒104-0045 東京都中央区築地6丁目20−37
【時期】6月10日前後数日
【種類】獅子
【概要】
 三年に一度の「本祭り」は、獅子頭神輿の雄雌どちらかの獅子と神社千貫宮神輿の2基が渡御され、「陰祭り」は、本社大神輿と獅子頭神輿のうち1基が渡御される。
 この祭りは、江戸時代に築地が埋め立てられた際、荒波を鎮めるためにご神体を祀ったことに由来するとされ、商売繁盛や厄除けの願いが込められている。期間中は縁日も立ち並び、多くの人で賑わう。

【2024年】
●6月7日(金)鎮花祭(疫病除け・百合の花神事)、宵宮祭
●6月8日(土)江戸里神楽奉納(石森社中)
●6月9日(日)渡御祭・千貫宮神輿ご巡行   9:00宮出し(築地全町ご巡行)  15:30宮入り・帰社祭
●6月10日(月)大祭式

R6つきじ獅子祭 順路図

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 休日にお祭を追いかけながら旅を楽しんでいるぽちゃまです。元々旅が大好きな私ですが、お祭に合わせて旅をするとその旅がもっと豊かになる。そのことに気づき、多くの方にシェアしたくてこのブログを始めました。このブログによってあなたの旅がもっと楽しく、豊かになれば幸いです。