町内約二十の集落で夜通し奉納される神楽。三十三番を通して日本の神々が総出演する。
旅の始まり 高千穂町駅
始まりは高千穂駅からです。
車を借りて高千穂の夜神楽を楽しみましょう。
高千穂峡
住所 | 〒882-1103 宮崎県西臼杵郡高千穂町向山 |
電話 | 0982731213 |
HP | https://takachiho-kanko.info/sightseeing/18/ |
営業時間 | 8:30-17:00 |
定休日 |
夜神楽の前にまず立ち寄りたいのは高千穂峡。
火山活動で作られた芸術的な断崖が楽しめます。
遊歩道を歩いたり、ボートを借りることができますよ。
天安河原
住所 | 〒882-1621 宮崎県西臼杵郡高千穂町岩戸 |
電話 | 0982748239 |
HP | |
営業時間 | 8:00-17:00 |
定休日 |
続いて訪れたいのは天安河原。
天照大神様が天岩戸にお隠れになって困ったとき、八百万の神々がここで話し合いをしました。
洞窟の中ではいくつもの石積みを見ることができます。
神聖な場所なんですね。
高千穂の夜神楽
11-2月の期間、高千穂町の約二十の集落では夜神楽が夜通し奉納されます。
日程や場所の詳細は事前にHPで調べるのがおすすめです。
神楽は各集落ごとに民家や公民館でとり行われます。
この時は浅ヶ部公民館。ちょうどお昼過ぎ、舞い手の一行が公民館に到着しました。
一行の中には獅子舞が含まれていますが、その形がとっても独特。
これがお正月でよく見る獅子舞の原型なんでしょうか?
公民館に入る前に舞いが執り行われます。
迷惑をかけないように注意すれば近くで観ることができますよ。
各集落の夜神楽は天照大神をはじめ、日本の神話や伝説の中に登場する神々が総出演します。
年季が入ったお面、歴史を感じるなぁ。
公民館前には神事に使うお飾りがありまして、
その周りをグルグルと回ります。
そして、一行は公民館に入りました。
まずは皆で神事を行いながら休憩を取ります。
紙のお飾りはとっても繊細なんです。
外では棒術の演武が行われていました。
勇ましい姿が見れますよ。
天岩戸の湯
住所 | 〒882-1621 宮崎県西臼杵郡高千穂町岩戸58 |
電話 | 0982748288 |
HP | https://www.town-takachiho.jp/top/soshiki/kikakukanko/3/2_1/271.html |
営業時間 | 10:00-22:00 |
定休日 | 水曜日 |
いったん公民館を離れて温かいお風呂に入って温まりましょう。
車で向かう途中に神楽の装飾を発見。
さすが神楽の町ですね。
到着したのは天岩戸の湯。
地元に愛されている湯どころで、特にサウナは地元の方の社交場。
おじいちゃん達の会話を盗み聞きするとなんだかその土地になじんだ気分になって楽しいですよ。
天岩戸の湯の魅力は何と言ってもこの景色。
お風呂からの眺めもこんな感じなんです。
ぜひお試しあれ。
レストラン 雲海橋
住所 | 〒882-0401 宮崎県西臼杵郡日之影町七折13976 |
電話 | 0982723393 |
HP | https://www.instagram.com/unkaibashi/ |
営業時間 | 11:00-20:00 |
定休日 |
お風呂の後は夕食。
訪れたのはレストラン 雲海橋さん。
土曜日も営業していますよ。
中はとってもアットホームな印象。
最近は外国人が増えているようで、英語のメニューもあります。
おすすめは南ちゃんセット。
どうです、このボリュームある定食、おいしそうでしょ。
宮崎の名物チキン「南」蛮に、
「ちゃん」ぽんがセットになっています。
美味しいフルーツもついて大満足な定食ですよ。
ちゃんぽんの代わりに高千穂名物だんご汁がセットになったふる里セットもおすすめです。
高千穂の夜神楽
さて、公民館に戻って本命の夜神楽を見せてもらいましょう。
すでに舞いは始まっていました。
舞い以外にこんなビックリなシーンもあって見どころ満載です。
おじさんたちが可愛く協力しながら帯をまいたり、
一般人を中に入れてお宝を授けたり、
これはその時のありがたいお宝。
赤色もあるんですよ。
神楽は夜を徹して三十三番が奉納されます。12時間以上もやるんですよ。
1978年に国の重要無形民俗文化財に指定されました。
若い衆も声をあげて神楽を舞います。
心躍るのはやっぱり面を被っての舞い。
キメの姿が勇ましいなぁ。
演者たちは交代で舞ったり、太鼓を叩いたりと大忙しです。
日頃の練習が十分に発揮されています。
大人たちの舞も見ごたえあり。
カッコいいなぁ。
小さい頃から練習してきたのかなぁ。
等と思うと頭が下がります。
公民館にはだれでも自由に入って見ることができます。
無料で見ることができますが、感謝の気持ちを込めて初穂料をお渡ししましょう。
どの程度用意すべきかは関係者にこそっと聞いてみるのが良いですよ。
旅の終わり 高千穂町駅
高千穂峡、天安河原を訪れ、チキン南蛮を味わった後には夜を徹して舞いを見物する高千穂の夜神楽のまつりとりっぷです。
旅のまとめ
① 旅の始まり 宮崎県 西臼杵郡 高千穂町 高千穂駅
↓(車8分)
② 宮崎県 西臼杵郡 高千穂町 高千穂峡
↓(車18分)
③ 宮崎県 西臼杵郡 高千穂町 天安河原
↓(車15分)
④ 宮崎県 西臼杵郡 高千穂町 高千穂の夜神楽
↓(車14分)
⑤ 宮崎県 西臼杵郡 高千穂町 天岩戸の湯
↓(車9分)
⑥ 宮崎県 西臼杵郡 日之影町 レストラン 雲海橋
↓(車14分)
⑦ 宮崎県 西臼杵郡 高千穂町 高千穂の夜神楽
↓(車6分)
⑧ 旅の終わり 宮崎県 西臼杵郡 高千穂町 高千穂駅
祭情報
名称 | 高千穂の夜神楽 |
概要 | 里ごとに氏神様を神楽宿と呼ばれる民家や公民館にお招きし、夜を徹して三十三番の神楽を一晩かけて奉納する、昔から受け継がれてきた神事。 例祭日は集落によって異なり、毎年11月中旬から翌年2月上旬にかけて、町内約二十の集落で奉納される。各集落の夜神楽は天照大神をはじめ、日本の神話や伝説の中に登場する神々が総出演する。 夜を徹して三十三番の神楽を奉納する「高千穂の夜神楽」は、昭和53(1978)年に国の重要無形民俗文化財に指定された。 各集落では舞う順番などが前後したり、題目が変わったり、それぞれの集落で舞いものが異なる。同じ夜神楽でも違った趣があり、いくつかの夜神楽を見るのもまた違った面白さがある。 |
開催場所 | 高千穂 町内約二十の集落 |
時期 | 11月中旬-2月上旬 |
問合せ | 高千穂町観光協会 TEL.:0982-73-1213(休日・祝祭日も可) 高千穂町企画観光課 TEL:0982-73-1212 高千穂町観光協会(宿泊関係) TEL:0982-73-1800 |
参考 | 高千穂の夜神楽 |
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