一生分の功徳を得られる特別な日に鮮やかな朱色のほおずきが威勢よく売られる。浅草の夏の風物詩。
目次
旅の始まり 浅草駅
浅草駅を下車、浅草寺へ歩いて向かいましょう。
ほおずき市

浅草の顔、浅草寺の雷門。
いつも観光客でいっぱいですが本日は特に特別です。

7月10日に浅草寺にお参りすると、1日だけで46,000日(約126年)も参拝したのと同じご利益があるとされています。
という事から7月10日は「四万六千日(しまんろくせんにち)」のご縁日と呼ばれています。

この一生分の功徳が得られる縁日に開催されるのがほおずき市です。
そのご利益を求めて境内は人でいっぱいです。

浅草寺境内には約100軒のほおずきを扱う露店が立ち並びます。
気の向くままに歩いてきれいなほおずきを鑑賞しましょう。

このように鉢の形だったり、切って並べたりと様々な方法でほおずきが販売されています。

緑と朱のコントラストが本当に美しいですね。
でもなんでこの時期は「ほおずき市」なんでしょう。

それは「ほおずきの実を水で丸飲みすれば、大人はなかなか治らない持病が治り、子供は腹の中にいると考えられた虫による腹痛などが治る」という民間信仰があったから。
これを信じて人々はほおずきを買い求めました。

ほおずきが夏の太陽に当たると実にきれいです。
夏真っ盛りですね。

浅草寺では7月9・10日の2日間に限り授与される雷除札(かみなりよけふだ)も人気です。

お隣の浅草神社では猿回しを見ることができました。

先日七夕だったこともあり、短冊が飾られていました。
こちらも一緒に楽しめて得した気分です。
浅草演芸ホール
住所 | 〒111-0032 東京都台東区浅草1丁目43−12 |
電話 | 03-3841-6545 |
HP | https://www.asakusaengei.com/ |
営業時間 | |
定休日 |

続いては浅草演芸ホールで寄席を楽しみましょう。
基本1年365日営業の無休です。
寄席の興業期間は、毎月「上席」「中席」「下席」と10日間ずつ区切られていてそれぞれに「昼の部」と「夜の部」を設けています。
旅の終わり
一生分の功徳を得られる特別な日に鮮やかな朱色のほおずきと浅草の演芸を楽しむ四万六千日・ほおずき市のまつりとりっぷです。
旅のまとめ
①旅の始まり 東京都 台東区 浅草駅
↓(徒歩1分)
② 東京都 台東区 ほおずき市
↓(徒歩2分)
③ 東京都 台東区 浅草演芸ホール
↓(徒歩7分)
④ 旅の終わり 東京都 台東区 浅草駅
祭情報
四万六千日・ほおずき市 | |
![]() | 【場所】 浅草寺 〒111-0032 東京都台東区浅草2丁目3−1 |
【時期】7月9日・10日 | |
【種類】市 | |
【概要】 毎年7月9日と10日に浅草寺で開催される縁日。この日に参拝すると、46,000日分のご利益があるといわれ、功徳日の中でも特に重要な日とされている。 この縁日に合わせて、境内で開かれるのが「ほおずき市」。数多くの露店が立ち並び、色鮮やかなほおずきの鉢植えが販売される。ほおずきは、古くから薬として用いられたり、提灯に見立てられ、お盆の迎え火・送り火として飾られたりする植物。 夏の風物詩として、多くの人で賑わい、参拝客はほおずきを買い求め、夏の到来を感じながら、日本の伝統文化を体験できる。 |
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