おもしろ火祭り3選

 旅先で非日常を感じられるお祭が開催されていたら、その旅はもっと特別で、ちょっと得した感じがする。気分は上げ、上げ、お酒も料理も二割り増し。
 全国にある様々なお祭を手軽に楽しめてあなたの旅を更に豊かにするプランをご紹介します。せっかくの旅だから、もっと楽しく、特別なものにしませんか。


 お祭りにおける「火」、「炎」は神聖なものとして松明や送り火、火渡りなど様々な方法で扱われ、見ている私たちも不思議とその魅力にひかれ見入ってしまうものです。今回はそんなおもしろ火祭り3選をご紹介します。

御神火祭

 白面金毛九尾狐太鼓と大松明(御神火)が創る狐空間。山の怒りを鎮めるために始まった火祭り。

≪祭情報≫

[名称]

御神火祭

[概要]

松明を持った100名の白装束の行列が那須温泉神社から殺生石まで行列し、大松明(御神火)へ火をつける。暗闇の中、大松明(御神火)の炎が大きく燃え盛り、那須高原に古くから伝わる白面金毛九尾の狐太鼓が演奏される。

[開催場所]

〒325-0301
栃木県那須郡那須町湯本
殺生石

[時期]

5月下旬

[問合せ]

  • 一般社団法人 那須町観光協会
  • 〒325-0301
    栃木県那須郡那須町湯本182
  • TEL:0287-76-2619
殺生石
会場は栃木県那須町の殺生石。
温泉街からすぐなので
硫横のにおいがします。
御神火祭2
100名の白装束の行列が
松明を持って那須温泉神社から
殺生石まで行列し、大松明(御神火)
へ火をつけます。
祭りに参加する人達は
狐の化粧がほどこされています。
御神火祭3
大松明(御神火)の炎は
怖いくらいの大迫力。
御神火祭5
炎と共にした
「白面金毛九尾の狐太鼓」は圧巻の迫力。
山の怒りを鎮めるためにはじった
というのもうなずける狐空間。
御神火祭6
暗闇の中に大松明の明かりと
狐の白装束。
白面金毛九尾狐はまさに狐に
とりつかれたように太鼓を
打ち鳴らします。

高尾山火渡り祭

白装束の修験者たちがくすぶる火の上を裸足で歩き渡る荒行。

≪祭情報≫

[名称]

高尾山 火渡り祭

[概要]

修験者の修行を通じてご本尊である飯縄権言(いづなごんげん)の衆生救済(しゅじょうくさい)のご利益を受ける高尾山薬王院の年中行事。山積みになった護摩木(なで木)を火中に投げられ、火が鎮まると修験者達がくすぶる灰の上を素足で歩き渡る荒行。

[開催場所]

〒193-0844
東京都八王子市高尾町2390
高尾山薬王院 自動車祈祷殿広場

[時期]

3月の第2日曜日

[問合せ]

  • 高尾山薬王院
  • 〒193-8686
    東京都八王子市高尾町2177
  • TEL:042-661-1115(受付時間 9:00~16:00)
  • FAX:042-664-1199
高尾山火渡り祭2
会場は高尾山薬王院 自動車祈祷殿。
修験者が列をなしてやってきます。
ホラ貝も実に様になってます。
高尾山火渡り祭3
家内安全・火伏せの御利益が
あると言われている「梵天札」を
御輿に差し、炎のまわりを歩きます。
高尾山火渡り祭4
体の悪いところをなでさする
「なで木」を火中に投げます。
病魔を滅するご加護を
いただきましょう。
高尾山火渡り祭5
炎も大きくなり、見ごたえも十分。
おごそかな雰囲気を体感しましょう。
高尾山火渡り祭6
火が鎮まると修験者たちが
素足で火の上を渡ります。この儀式を
「火生三昧(かしょうさんまい)」
と言うのですって。
高尾山火渡り祭7
その後、一般の人も参加できます。
毎年大行列なので、
ゆっくり待ちましょう。

大磯の左義長

高さ8メートルの「サイト」に火をつけ1年の家内安全や無病息災を祈る、大磯の年初め。

≪祭情報≫

[名称]

大磯の左義長

[概要]

大磯の浜辺に9つの円錐型のサイトが作られ、日が暮れるとその年の恵方に火をつける。この火で団子を焼いて食べると風邪をひかない、燃やした書き初めが高く舞い上がると腕が上がるなどと言われている。若い衆が裸になって海の中に入り、浜方と陸(おか)方に分かれて綱を引き合う、ヤンナゴッコも見どころ。

[開催場所]

神奈川県中郡大磯町北浜海岸

[時期]

1月中旬

[問合せ]

  • 大磯町 産業環境部 産業観光課 観光推進係
  • 〒255-0003
    神奈川県中郡大磯町大磯1023
  • TEL:0463-61-4100(内線:334)
大磯の左義長1
会場は大磯駅。
海岸へ向かうと既に
大きなサイトが出来ています。
わらを中心に書初めや
輪飾り、だるま、お札などが
差し込まれていて
大きい物は8メートル
くらいあります。
大磯の左義長3
18:30頃火がつけられます。
書初めが高く舞い上がると
書道の腕が上がるそうです。
大磯の左義長2
火も大きくなってきて、
海岸が明るく照らされると、
大磯の左義長4
周りの人は何かを
待っている様子。
大磯の左義長5
そう、サイトが倒れるのを
待っていました。
倒れた後は、竹竿に
くくりつけた団子を焼きます。
食べると風邪を
ひかないそうです。

 以上おもしろ火祭り3選でした。日本にはまだまだ、まだまだ面白いお祭りがいっぱい。また違う切り口でお祭りをご紹介します。