旅先で非日常を感じられるお祭が開催されていたら、その旅はもっと特別で、ちょっと得した感じがする。気分は上げ、上げ、お酒も料理も二割り増し。
このブログでは全国にある様々なお祭を手軽に楽しめてあなたの旅を更に豊かにする「まつりとりっぷ」をご紹介。更に祭りや旅に関するたくさんの楽しい情報をご紹介します。せっかくの旅だから、もっと楽しく、特別なものにしませんか。

このブログを読んでくださった方が、月ごとに祭を検索してその祭りと旅を実際に楽しんで頂くために、今回は「2020年まとめ 8月中旬のまつり編」をご紹介いたします。
①やっさいもっさい踊り大会
「おっさ」を掛け声に港町木更津が心を一つにする踊り大会。

≪祭情報≫
[名称]
やっさいもっさい踊り大会
[概要]
木更津市の老若男女が集い「おっさ」の掛け声で心を一つにして踊る。「やっさいもっさい」とは、木更津に伝わる民謡「木更津甚句」(きさらづじんく)の中にある囃子言葉。高度成長期に、木更津に新日本製鐵君津製鐵所がオープンし、それまでの住民と、新しくやって来た人々の和を考え、「みんながおとなりどうし」を合言葉に始まった。掛け声の「おっさ」は、「おお、そうだよ!」と同調するときの相づちで「みんなお互いに理解しあおうよ」という意味。
[開催場所]
〒292-0831
千葉県 木更津市 富士見
[時期]
8月14日
[問合せ]
- (一社)木更津市観光協会
- TEL:0438-22-7711
②阿波おどり
徳島中の老若男女が踊り狂う、熱狂の夏祭り。

≪祭情報≫
[名称]
阿波おどり
[概要]
日本三大盆踊りの一つで徳島の街全体が踊り狂う夏祭り。「前夜祭」「選抜阿波おどり」「阿波おどり」の3つで構成され、日本全国・世界からの参加者も多い。自由奔放に個性を打ち出して踊る男踊りはダイナミックさが、「ヤットサー」の掛け声と共に呼吸の合った女踊りの艶っぽさが魅力。参加する踊りのグループ「連」は1,000以上あると言われ、大学連、企業連などがある。祭り期間中は国内外から100万人を超える観光客が訪れる。
[開催場所]
徳島県徳島市中心地
[時期]
8月11日~15日
[問合せ]
- 株式会社ネオビエント(キョードー東京共同事業体)
- TEL:088-698-7788(受付 平日9:00~17:00)
- info@awaodori.tokushima.jp
- チケットのお問い合わせキョードー東京 阿波おどりチケット係
- メール:ticket@awaodori.tokushima.jp
③東山盆踊り
温泉街が本気で取り組む盆踊り。湯川の清流を囲んでの踊りは圧巻。

≪祭情報≫
東山盆踊り
[概要]
東山温泉を流れる湯川の上に組まれたやぐらを囲んで、民謡「会津磐梯山」の唄とお囃子に合わせて、盆踊りを行う。市民や温泉客、東山温泉の女将や芸者衆が一緒に踊るさまは見事。昭和19年から学童疎開に来ていた子ども達を元気づけるために始まった。
[開催場所]
福島県会津若松市東山町湯本
[時期]
8月13日~16日
[問合せ]
- 会津東山温泉観光協会
- 〒965-0814
福島県会津若松市東山町湯本滝ノ湯110 - TEL:0242-27-7051
- FAX:0242-28-8722
④尾島ねぷたまつり
「ヤーヤドー」の掛け声とともにねぷたが太田市尾島の通りを練り歩く。北関東で見つけたもう一つのねぷたまつり。

≪祭情報≫
[名称]
尾島ねぷたまつり
[概要]
青森県弘前市と太田市との歴史的なつながりにより昭和61年から始まっている。見所は、ねぷた運行で、高さ7メートルにもおよぶ扇ねぷたとねぷた太鼓の隊列が太田市尾島商店街大通りを練り歩きます。「ヤーヤドー」の掛け声とともに十数台のねぷたが会場を練り歩くさまは本場弘前市のねぷたに負けない十分な迫力と幻想的な雰囲気を楽しめる。
[開催場所]
群馬県太田市尾島商店街大通り(県道142号)
[時期]
8月14、15日
[問合せ]
- 尾島ねぷたまつり実行委員会(商業観光課内)
- TEL:0276-47-1833
- まつり本部(まつり当日のみ) TEL:0276-52-6440
⑤おびひろ平原まつり
北の大地の恵みに感謝する、短い夏を感じるお祭。

≪祭情報≫
[名称]
おびひろ平原まつり
[概要]
十勝の平原を切り開いた先人たちに感謝を捧げながら、高さ3mの神輿を担いで街を練り歩く(『夢降夜(ゆめふるや)』)や観客が願いを込めて神輿に十勝の恵みである小麦を投げ入れる『黄金穂投げ入れ』、西暦の数のパン(2016年は2016個)を神輿から観客へ向かって撒く『夢パンまき』と北海道十勝らしい余興を実施する。
[開催場所]
北海道帯広市西2条南7丁目~11丁目及び広小路 夢の北広場
[時期]
8月14日~16日
[問合せ]
- 帯広のまつり推進委員会事務局(一社)帯広観光コンベンション協会内
- Tel:0155-22-8600

⑥横手の送り盆まつり
餓死者の霊を供養するために始まった盆まつり。威勢のよい囃子と屋形舟が御霊を送る。

≪祭情報≫
[名称]
横手の送り盆まつり
[概要]
江戸中期の大飢餓で亡くなった人々の供養のために、ワラで作った屋形舟を川原に繰り出し霊を供養したのが始まりと言われている。15日には、約1000人の踊り手が屋形舟を囲んで踊る市民盆おどり、16日には屋形舟の繰り出しが行われ、華やかな花火をバックに屋形舟の勇壮なぶつかり合いが繰り広げられる。県指定無形民俗文化財。
[開催場所]
〒013-0017
秋田県横手市蛇の崎町2 蛇の崎橋周辺
[時期]
8月15日・16日
[問合せ]
- 一般社団法人 横手市観光協会(ふれあいセンターかまくら館内)
- 〒013-8601
秋田県横手市中央町8番12号 - TEL:0182-33-7111
- FAX:0182-33-7113
⑦鬼来迎
地獄の再現と菩薩の救いを仮面狂言にした日本の民俗芸能。

≪祭情報≫
[名称]
鬼来迎
[概要]
広済寺の境内で行われる地獄の再現と菩薩の救いを仮面狂言にした日本の民俗芸能。鎌倉時代から受け継がれ、国指定重要無形民俗文化財。仏法の因果応報を演じる。死者がエンマ大王の裁きを受け鬼に責められるも菩薩によって救われるという内容。
[開催場所]
〒289-1717
千葉県山武郡横芝光町虫生483
広済寺
[時期]
8月16日
[問合せ]
- 横芝光町商工会 社会文化課生涯学習班
- 〒289-1732
千葉県山武郡横芝光町横芝644-3 - TEL:0479-84-1358
- FAX:0479-82-0629
⑧西馬音内盆踊り
別世界を体感できる秋田の奇祭。華やかな「端縫い衣装」と頭巾が印象的な「彦三頭巾」で共に踊るのは「亡者踊り」。

≪祭情報≫
[名称]
西馬音内盆踊り
[概要]
郡上踊り(岐阜県)、阿波踊り(徳島県)とともに「日本三大盆踊り」に数えられる豊作祈願の夏祭り。通りに設置されたかがり火を囲むように、細長い輪になって踊る。カラフルな継ぎ接ぎが施された「端縫い衣装」と未成年女性や男性が着用し、亡者を表している「彦三頭巾(ひこさずきん)」が特徴的で、非日常感を強く感じることができる。豊作祈願の踊りと戦国時代の城主の霊を慰める亡者踊りがまじりあったものだと言われている。
[開催場所]
秋田県雄勝郡羽後町西馬音内本町108-1
[時期]
8月16日~8月18日
[問合せ]
- 羽後町 企画商工課 観光担当
- 〒012-1131
秋田県雄勝郡羽後町西馬音内字中野177 - TEL:0183-62-2111 内線:223~224
- FAX:0183-62-2120
⑨富岡八幡宮例大祭(深川八幡祭り)
「わっしょい、わっしょい』の掛け声と共に神輿の御渡しが行われ、沿道からは清めの水が浴びせられる、江戸の夏を象徴する「水かけ祭」。

≪祭情報≫
[名称]
富岡八幡宮例大祭(深川八幡祭り)
[概要]
「深川八幡祭り」とも呼ばれ、赤坂の日枝神社の山王祭、神田明神の神田祭とともに「江戸三大祭」の一つに数えられている。3年に1度、八幡宮の御鳳輦が渡御を行う年は本祭りと呼ばれ、53基の町神輿が勢揃いして連合渡御(れんごうとぎょ)は圧巻。暑さ避けに水を掛けることから別名「水掛け祭」とも呼ばれ、担ぎ手に水をかける「水掛け」であれば誰でも参加ができる。約370年の歴史を誇る。
[開催場所]
東京都江東区 富岡八幡宮周辺
[時期]
8月中旬
[問合せ]
- 富岡八幡宮
- 〒135-0047
東京都江東区富岡 1-20-3 - TEL :03-3642-1315
- FAX :03-3642-5580
以上、「2020年まとめ 8月中旬のまつり編」でした。他の時期のお祭りも今後掲載していく予定です。どうぞお楽しみに。
