400年以上続く世田谷の楽市が始まり。薬箱や教科書などのマニアックな商品が並ぶ歴史あるフリーマーケット。
旅の始まり 上町駅
出発は東急世田谷線の上町駅からです。
歩いて歴史あるフリーマーケット、世田谷ボロ市に向かいましょう。
世田谷ボロ市
世田谷ボロ市は12月15・16日と1月15・16日の年2回、2日間ずつ開催されます。
世田谷ボロ市はなんと400年以上続いている由緒あるフリーマーケットなんです。
北条氏が楽市を開いたのが始まりです。
簡易的なテントを使用して出品しているのはフリーマーケットのよくある景色ですが、世田谷ボロ市はそれだけではありません。
超専門的なお店に出会う事ができるんです。
こちらは銀工芸、ブリキのお店。
定番の焼き物はもちろん、
懐かしのお得なお菓子、
こちらはなんと昭和の薬箱専門、
こちらは昭和のおもちゃ専門、
わら工芸、しかも実演つき
ただの古本かと思えばノンノンノン。
なんと戦前や江戸時代の教科書を売っているお店。
こちらは懐かしのレコード屋さん。
若い方にも大人気の藍染。
こちらは大工道具、しかもかんな専門。
ポッドの植物。
とマニアックな出店をたくさん見つけることができます。
買わなくても十分に楽しめますよ。
そしてボロ市のもう一つの名物はこの代官餅。
多くのスタッフで一生懸命に代官餅をつくっていますが、
なんと超超超長蛇の列。
並びすぎていたので今回は購入を断念しました。
世田谷代官屋敷
住所 | 〒154-0017 東京都世田谷区世田谷1丁目29−18 |
電話 | 03-3429-4237 |
HP | |
営業時間 | 9:00-17:00 |
定休日 | 月曜日 |
ボロ市が開催されているボロ市通りには世田谷代官屋敷があって無料で見ることができます。
小田原北条氏の家臣である吉良氏のさらに家臣である大場氏に縁がある屋敷跡です。
豪徳寺
住所 | 〒154-0021 東京都世田谷区豪徳寺2丁目24−7 |
電話 | 03-3426-1437 |
HP | https://gotokuji.jp/ |
営業時間 | 6:00-17:00 |
定休日 |
このあたりで外国人が足しげく通うスポットは豪徳寺です。
三重塔もある立派なお寺ですが外国人が通う理由はこれではありません。
外国人のお目当てはこちらの招き猫。
彦根藩主の井伊直孝が鷹狩り帰りの時、お寺の猫に手招きされ、立ち寄ることに。
寺で過ごしていると、突然雷が鳴り雨が降りはじめました。
雷雨を避けられた上に、和尚との話も楽しめ井伊直孝はその幸運にいたく感動しました。
そんなことから豪徳寺では招き猫が飾られています。
外国人はその圧倒的な数の招き猫をSNSに投稿し、豪徳寺は世界的に有名となりました。
ブッダ
住所 | 〒154-0021 東京都世田谷区豪徳寺1丁目22−5 |
電話 | 03-3420-8918 |
HP | |
営業時間 | 11:00-15:00 17:00-23:00 |
定休日 |
最後に美味しいカレーを食べて帰りましょう。
お邪魔したのは豪徳寺周辺で大人気のインド料理店ブッダさん。
お昼はランチメニューがあってお得に美味しいカレーが頂けます。
今回オーダーしたのは2種カレーセット。
カレーはいくつか種類がありますが今回は海老カレーとマトンカレーをオーダーしました。
ナンは1回おかわりができますよ。
さすが豪徳寺の人気店。味は申し分ないです。
旅の終わり 豪徳寺駅
400年以上続く世田谷ボロ市を練り歩き、豪徳寺でたくさんの招き猫と本格的なカレーに出会う世田谷ボロ市のまつりとりっぷです。
旅のまとめ
①旅の始まり 東京都 世田谷区 上町駅
↓(徒歩4分)
②東京都 世田谷区 世田谷ボロ市
↓(徒歩1分)
③東京都 世田谷区 世田谷代官屋敷
↓(徒歩12分)
④東京都 世田谷区 豪徳寺
↓(徒歩12分)
⑤東京都 世田谷区 ブッダ
↓(徒歩3分)
⑥旅の終わり 東京都 世田谷区 豪徳寺駅
祭情報
名称 | 世田谷ボロ市 |
概要 | 1578年から続く東京都の無形民俗文化財。 古着をはじめ、骨董品、古本、植木、着物、神棚、食料品、植木など様々なものが売られており、くす玉開きや5年に一度の代官行列も有名。 会場内では、世田谷区と交流のある自治体が出店する「ふるさと物産展」も開催されている。 世田谷ボロ市リーフレット |
開催場所 | 世田谷区世田谷1丁目にある「ボロ市通り」とその周辺 |
時期 | 12月15・16日と1月15・16日 |
問合せ | せたがやボロ市保存会 03-3439-1108 |
参考 |
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