12月

男鹿のなまはげ 12月秋田県男鹿市のお祭り 場所・時期・観光スポットもご紹介

男鹿のなまはげ

しんしんと雪が降る中「泣ぐ子はいねがー、怠け者はいねがー」と声をあげて家に鬼がやってくる。大晦日に行われる男鹿の奇祭。

旅の始まり 秋田駅

なまはげライン
ぽちゃま

秋田駅からなまはげの町、男鹿へ目指しましょう。乗る電車は「なまはげライン」。なまはげのイラストがついている電車です。

男鹿真山伝承館&なまはげ館&真山神社

男鹿真山伝承1
ぽちゃま

まずは男鹿真山伝承館を訪れましょう。30分間隔でなまはげ習俗学習講座が行われています。
民家で行われているなまはげ行事を目の前で体験できる講座です。

ぽちゃま

ウォーと声をあげてなまはげが登場。戸を叩いたり、畳を踏んだりと子供が怖がる演出がしっかり。

男鹿真山伝承2
ぽちゃま

目の前まで迫力満点。つかみは十分です。

ぽちゃま

なまはげは地域によって面が異なりますが真山神社のなまはげには角がありません。

男鹿真山伝承4
ぽちゃま

登場の後は家の主人がなまはげの機嫌を取りもてなします。

ぽちゃま

このなまはげと主人との問答がとっても面白い。
子供は勉強しているかとか、嫁は働いているかとか、現代ではプライバシーにひっかかりそうな内容。
地域住民が協力して生活していた証ですね。生の方言も聞けて貴重な体験です。

なまはげ館1
ぽちゃま

続いて隣にあるなまはげ館。伝承館とは異なり近代的な建物です。

なまはげ館2
ぽちゃま

ここには地域によって異なる様々ななまはげの面が展示されています。

なまはげ館3
ぽちゃま

このように男鹿市全体でそれぞれのなまはげが行われています。現在は後継者不足という問題があるそうですが、何とか後世に残したい文化遺産です。

真山神社1
ぽちゃま

最後に真山神社を訪れましょう。白い雪の中に本殿が映えますね。

真山神社2
ぽちゃま

仏像は小ぶりで色がカラフル。

真山神社3
ぽちゃま

この日(12月31日)はなまはげの面も展示されていました。やはり角はありません。

男鹿水族館GAO

GAO1
ぽちゃま

続いてタクシーで水族館を目指しましょう。

GAO2
ぽちゃま

大きなカラスごしに魚や亀を楽しむことができますが、男鹿の水族館の魅力はそこではありません。

GAO3
ぽちゃま

この魚が主役?秋田の大事な、大事な宝、ハタハタ。

GAO4
ぽちゃま

今では数も少なくなり、大事に大事に守られています。3年間禁漁していた時期もあるとか。

男鹿のなまはげ

男鹿のなまはげ1
ぽちゃま

日が沈むといよいよなまはげが行われます。今年はコロナの影響で中止している地域が多くありますが、男鹿温泉郷ではしっかりとコロナ対策が行われた上でなまはげが実施されます。

男鹿のなまはげ2
ぽちゃま

なまはげの起源には色々な説があるようですが、上の一説が一般的のようです。

男鹿のなまはげ3
ぽちゃま

温泉宿では宿泊客と距離をおきながらロビーになまはげが入ってきます。

ぽちゃま

そして別の宿にも登場。ウォーと恐ろしい声。

男鹿のなまはげ4
ぽちゃま

よく見ると可愛らしい顔のなまはげ。この年はコロナの影響でなまはげもマスクをしています。ちなみに通常は各家になまはげを呼ぶかどうかを事前にヒアリングし、その年に不幸や出産があった家はなまはげを呼ばないそうです。

男鹿のなまはげ5
ぽちゃま

囲炉裏にあったてばかりいる、怠け者の手足にできた火型を火斑(ナモミ)といい、そのナモミを剥いて懲らしめ、真面目な人間にしてやるという意味で、ナモミ剥ぎがなまって「なまはげ」になりました。

男鹿のなまはげ6
ぽちゃま

次の会場に移動する際は軽トラ。恐ろしい中に微笑ましい一面ですね。大晦日に本当にお疲れ様です。

旅の終わり 男鹿観光ホテル

男鹿観光ホテル1
ぽちゃま

なまはげを楽しんだ後は宿で日本海の幸を楽しみましょう。カニやエビも美味しいですが、

男鹿観光ホテル2
ぽちゃま

男鹿の冬はやっぱりしょっつる鍋。魚醤を使った温かい鍋。後はゆっくり温泉につかり、新年を迎えましょう。

旅のまとめ

①旅の始まり 秋田県 秋田市 秋田駅

↓(電車55分、車18分)

②秋田県 男鹿市 男鹿真山伝承館&なまはげ館&真山神社

↓(車18分)

③ 秋田県 男鹿市 男鹿水族館GAO

↓(車10分)

④ 秋田県 男鹿市 男鹿のなまはげ

↓(0分)

⑤ 旅の終わり 秋田県 男鹿市 温泉宿

祭情報

男鹿のなまはげ
男鹿のなまはげ【場所】秋田県男鹿市内
【時期】12月31日
【種類】なまはげ・アマハゲ・カセドリ
【概要】
 秋田県男鹿市に伝わる民俗行事「なまはげ」は、怠惰な心を戒め、無病息災や豊作をもたらすとされる神の使い。大晦日の晩、鬼のような面をつけ、蓑をまとったなまはげが「泣く子はいねがー」「怠け者はいねがー」と大声で叫びながら家々を巡る。
 家の主人は、なまはげを丁重に迎え、酒や餅でもてなす。なまはげは家の中を練り歩き、子供や嫁の怠け心を戒め、厄を払う。その後、なまはげは家々の安全と繁栄を祈願して、山へ帰っていくとされている。国の重要無形民俗文化財に指定されており、ユネスコ無形文化遺産にも登録されている。

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ぽちゃま
 休日にお祭を追いかけながら旅を楽しんでいるぽちゃまです。元々旅が大好きな私ですが、お祭に合わせて旅をするとその旅がもっと豊かになる。そのことに気づき、多くの方にシェアしたくてこのブログを始めました。このブログによってあなたの旅がもっと楽しく、豊かになれば幸いです。