8月

鬼来迎  8月千葉県山武郡のお祭り 場所・時期・観光スポットもご紹介

地獄の再現と菩薩の救いを仮面狂言にした日本の民俗芸能。

旅の始まり 佐倉駅

ぽちゃま

千葉県は佐倉駅を下車。
佐倉市立美術館へ歩いて向かいましょう。
20分程で到着しますよ。

佐倉市立美術館

佐倉市立美術館
ぽちゃま

こちらの建築物は以前、銀行⇒市役所庁舎だったそうで県の有形文化財です。
浅井忠、荒谷直之助など佐倉市と房総ゆかりの作家の作品を中心に収蔵しています。

佐倉市武家屋敷 旧河原家住宅

佐倉武家屋敷1
ぽちゃま

続いて歩いて10分ほど、佐倉武家屋敷にむかいましょう。
江戸時代後期の建築物です。

佐倉武家屋敷2
ぽちゃま

武家屋敷は中に入ることができます。
当時はここに佐倉藩士が暮らしていました。

ひよどり坂

竹林
ぽちゃま

更に5分ほど歩くと、江戸時代からほとんど変化していない美しい竹林があります。
ここは外国人にも大変人気なスポットなんです。

鬼来迎

鬼来迎1
ぽちゃま

続いて電車で千葉県山武郡の横芝駅下車、広済寺へ向かいましょう。
駅からタクシーで向かうのがおススメです。
到着したのは田の真ん中。たわわに実った黄金色の稲。美しい田園風景ですね。

鬼来迎2
ぽちゃま

広済寺に到着。
決して大きなお寺ではないですが時代を感じる門構えです。

鬼来迎3
ぽちゃま

中に入ると「鬼来迎」の幕を発見。
どうやらあそこで民俗芸能が行われるみたいです。

鬼来迎4
ぽちゃま

「鬼来迎」の所要時間は、約1時間30分。
演者はすべて地区の人たちです。
これが鎌倉時代から現在まで引き継がれているんです。いやぁ
頭が下がりますね。
当然、国指定重要無形民俗文化財です。

鬼来迎5
ぽちゃま

舞台は地獄。
死者がエンマ大王の裁きを受け鬼に責められるも、菩薩によって救われるという内容です。

鬼来迎7
ぽちゃま

鬼の面は実にリアル。
目の前で見ると大人でも恐ろしいほどですなぁ。

ぽちゃま

音も結構迫力あって恐ろしいです。
子供にとってはきっと目の前が地獄でしょう(笑)。
これを見たら悪いことは出来ないですね。

鬼来迎8
ぽちゃま

舞台が終了。
鬼婆に赤ちゃんを抱いてもらうと健康に育つそうで、並んで鬼婆に抱いてもらいます。
が、これ怖すぎます。泣きじゃくってます。

旅の終わり 横芝駅

ぽちゃま

佐倉で歴史的な建築・家屋を訪れ、最後に山武で見れたのは鎌倉時代から延々と受け継がれる、国指定重要無形民俗文化財の鬼来迎のまつりとりっぷでした。

旅のまとめ

①旅の始まり 千葉県 佐倉市 佐倉駅

↓(徒歩20分)

②千葉県 佐倉市 佐倉市立美術館

↓(徒歩10分)

③千葉県 佐倉市 武家屋敷 旧河原家住宅

↓(徒歩5分)

④千葉県 佐倉市 ひよどり坂

↓(徒歩18分、電車45分、車10分)

⑤千葉県 山武郡 鬼来迎

↓(車10分)

⑥旅の終わり 千葉県 山武郡 横芝駅

祭情報

鬼来迎
【場所】
広済寺 〒289-1717 千葉県山武郡横芝光町虫生483
【時期】8月16日
【種類】歌舞伎・舞台
【概要】
 全国唯一の仮面による地獄劇。8月16日、お盆の「地獄の釜が開く日」に上演される。
 この行事は、鎌倉時代初期に始まったとされ、地獄の様相と菩薩の救いを描くことで、因果応報や衆生救済を説く。閻魔大王や鬼婆、黒鬼、赤鬼などの仮面をつけた役者たちが、亡者が苦しむ地獄絵図を演じ、最後に地蔵菩薩が現れて鬼を説き伏せ、亡者を救済するという物語。
 その歴史と独自性から、国の重要無形民俗文化財に指定されており、地域の重要な伝統芸能として保存・継承されている。

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ぽちゃま
 休日にお祭を追いかけながら旅を楽しんでいるぽちゃまです。元々旅が大好きな私ですが、お祭に合わせて旅をするとその旅がもっと豊かになる。そのことに気づき、多くの方にシェアしたくてこのブログを始めました。このブログによってあなたの旅がもっと楽しく、豊かになれば幸いです。