イクラ寿司と日本酒

日本酒のうんちく①

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 旅先で非日常を感じられるお祭が開催されていたら、その旅はもっと特別で、ちょっと得した感じがする。気分は上げ、上げ、お酒も料理も二割り増し。
 このブログでは全国にある様々なお祭を手軽に楽しめてあなたの旅を更に豊かにする「まつりとりっぷ」のプランに加え、祭りや旅に関する様々な楽しい事をご紹介します。せっかくの旅だから、もっと楽しく、特別なものにしませんか。


 このブログのテーマである日本の祭り、そして旅。この2つと切っても切れないのが(と勝手に私が信じているのが)そう日本酒です。その土地で美味しいものを頂くときにはやっぱり地酒も頂きたいですよね。そしてこの日本酒についてちょっとしたしたうんちくがあればその場にぴったりな日本酒を選ぶことができ、もっと美味しく、もっと豊かに旅ができるはず。今回はまつりとりっぷをもっと豊かにする日本酒についての基礎的なうんちくをご紹介します。

日本酒のタイプは大きく2つ

日本酒のタイプは大きく2つに分かれます。原料が米、米麹だけなら「純米」、醸造アルコールが入ると「本醸造」となると覚えれば良いですね。

  1. 純米…原料は米、米麹
  2. 本醸造…原料は米、米麹、醸造アルコール

そしてこの純米と本醸造の中でさらに吟醸や大吟醸などの名称に分かれます。

  • 純米大吟醸…原料は米、米麹、精米歩合は50%以下
  • 大吟醸…原料は米、米麹、醸造アルコール、精米歩合は50%以下
  • 純米吟醸酒…原料は米、米麹、精米歩合は60%以下
  • 吟醸酒…原料は米、米麹、醸造アルコール、精米歩合は60%以下
  • 特別純米酒…原料は米、米麹、精米歩合は60%以下
  • 純米酒…原料は米、米麹
  • 特別本醸造酒…原料は米、米麹、醸造アルコール、精米歩合は60%以下
  • 本醸造酒…原料は米、米麹、醸造アルコール、精米歩合は70%以下
イクラ寿司と日本酒

日本酒のラベルの読み方

①でサラッと「精米歩合」、「醸造アルコール」をご紹介していますが「?」な方も多いのではないでしょうか。他にも日本酒のラベルには様々な情報が記載されています。お店のお酒メニューやラベルを見サッとお酒を選べるようにラベルの読み方をご紹介します。

精米歩合

お酒の原料である玄米の外側にはたんぱく質や脂肪など酒の味に雑味となる部分があります。この不要な部分を削り取ってお米を丸く磨けば磨くほど雑味のない美味しいお酒になるという事ですね。そしてどの位磨いたかを示すのが精米歩合。玄米に対する重量比率で表します。例えば精米歩合が50%以下という事は、玄米から半分以下の重量まで磨いたという事になります。

醸造アルコール

醸造アルコールは、主にサトウキビを原料として発酵させた純度の高いアルコールです。と言ってもサトウキビの香りや味はほとんどありません。缶チューハイなどにも入っているアルコールです。添加するアルコール=醸造アルコールと言うと安酒で悪酔いしそう、人工的な酒で体に悪そうとイメージするかもしれませんが、それは全くの誤解。醸造アルコールは発酵によって造られた純度の高いアルコールで悪酔いの原因ではありませんし、この醸造アルコールを加える事によって辛口で、軽く、クリアな味わいとなります。そう、いわゆる「飲みやすい」ってことですね。醸造アルコールを添加したお酒は料理との相性も良く燗酒にも適しています。そう、猫も杓子も「純米」ではなくてシーンによっては醸造アルコールを添加した「本醸造」も選択肢に入れても十分良いという事ですね。

日本酒度

辛口なのか甘口なのかを数字で表した尺度。+と-を用います。もろみを水に浮かべて計測しますが、糖分が多い(比重が大きい)程沈むのでマイナスとなります。よく居酒屋さんのお酒メニューに+2とか、-2などと表記されていますので、こちらを指針にお酒を選ぶのが最も簡単なお酒の選び方だと思います。

+6.0以上+3.5〜+5.9+1.5~+3.4-1.4〜+1.4-1.5~-3.4-3.5~-5.9-6.0以上
大辛口辛口やや辛口普通やや甘口甘口大甘口

酒造好適米

日本酒の原料はそう「お米」ですが、普段私達が食べているお米ではなく、「酒米」と呼ばれる食用米を品種改良されたお米を使います。そしてその米の中でも産地や品種銘柄などについて、農水省の指定を受けた米を「酒造好適米」と言います。米粒が大きく、精米しやすい、でんぷん質の含有量が多い、吸水性がよく糖化されやすいなどが特長で山田錦、五百万石、美山錦などが代表的な酒造好適米です。

酸度

日本酒に含まれるコハク酸、リンゴ酸、乳酸などの酸の量。1.3~1.5mpが平均値で、それ以上なら濃厚辛口寄り、以下なら淡麗甘口寄りとなります。なぜかと言うと酸が味を引き締めるから。つまり「酸=キレ」という事ですね。また、この酸度は日本酒の中のコハク酸、リンゴ酸、乳酸の量を相対的に表す数値なので、数値が高いほど日本酒は濃厚な味となります。

以上、まつりとりっぷをもっと豊かにする日本酒についての基礎的なうんちくでした。今まで銘柄名や都道府県だけを見てお酒を選んでいた人にとっては今回ご紹介した内容を理解するだけでも随分お酒の選び方が変わるのではないでしょうか。お酒に関するうんちくはまだまだたくさんありますので、今後もご紹介していきたいと思います。お楽しみに。

≪参考≫
日本の名酒事典 講談社 発行者:鈴木哲
日本酒の教科書 新星出版社 著者:木村克己

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