旅で訪れたい、美味しいそば12店

お祭りと一緒に楽しみたいグルメ

 今回は旅で訪れて欲しい 美味しいそば店をご紹介します。
 麺類の中でも大人が楽しむイメージが強いおそば。ラーメンやパスタももちろん美味しいですが、そばはなんと言っても酒との相性が抜群です。(「居酒屋」の原型はもともと「そば屋」ですからね)。
 てんぷらや刺身、地の料理で日本酒を楽しんだ後に、そばで〆る。そんな大人の食べ方をまつりとりっぷで楽しみましょう。

手打蕎麦 いちむら

 世界に誇るスキーの街、ニセコにある美味しいお蕎麦屋さんです。
 契約農家から仕入れるそば、5種の節からとるダシ、ニセコの天然水、地元の美味しい食材、手打ちそばとうまいに決まっている条件がそろっています。
 冬はもちろんですが、夏の北海道で冷たいおそばをすするのもおススメです。

ぽちゃま
ぽちゃま

休日のお昼はたいてい並ぶ大人気店です。

ぽちゃま
ぽちゃま

時間があるならまずは合鴨の鉄板焼きと天ぷらの盛り合わせを頂きましょう。
お酒がすすむ、すすむ。
車を運転する方は飲んじゃいけませんよ。

ぽちゃま
ぽちゃま

梅おろしせいろ。
夏はさっぱり頂けて最高です。


ちゃま

こちらは鴨葱せいろ。つけ汁は温かいです。
やっぱりせいろはそばの香りがしっかり感じられて好きだなぁ。

住所〒044-0087 北海道虻田郡倶知安町 ニセコひらふ4条1丁目1–15
電話0136-23-0603
HPhttp://www.niseko-ichimura.jp/
営業時間11:00-15:00
定休日

芭蕉館

 盛り出し式の平泉わんこそばの元祖のお蕎麦屋さんです。
 平泉駅直ぐにあり国宝の中尊寺や毛越寺に近いので、同時に楽しむのがおススメ。
 「わんこそば」とは、手打ちそばの風味が落ちることを惜しんで一度に大器に盛らずに、小さい椀( 方言で「わんこ」 といいます)に盛って食べる事から始まっています。
 芭蕉館のわんこそばは予め、鮪の山かけ、なめこおろし、筋子、鰹節、のり、ねぎなどの薬味が用意されてます。別の盆の「わんこ」に盛られたそばにこの薬味を加え、一口で食べましょう。
 1セット24杯ですが、薬味を様々に組み合わせて食べられるのであっという間に頂けます。そばとつなぎは国内産、つゆは創業以来100年続く本返しの出汁でやや甘めです。

芭蕉館
ぽちゃま
ぽちゃま

薬味だけで盆が埋まってしまいます。

エンターテイメント性が十分にあって旅の思い出にもってこいです。

住所〒029-4102 岩手県西磐井郡平泉町平泉鈴沢3−1
電話0191-46-5155
HPhttps://www.bashokan.co.jp/
営業時間 10:00-15:00
定休日無休 ※12月~3月は木曜日

そば処庄司屋 御殿堰七日町店

 山形で一番の老舗蕎麦屋さんです。
 体に良い物を供したいという信念のもと山形産「でわかおり」を中心とした純国産そばを使用しています。
 自家製粉(石臼挽き)で荒挽き粉にした「そば粉十割」に「つなぎ一割」の『といちそば』に加え、そばの中心にある澱粉質の粉(更科粉)を使った本格的江戸風の真っ白いそば、『更科そば』も提供しています。

庄司屋1
ぽちゃま
ぽちゃま

まずは山形の男山酒造「つららぎ」とにしんでゆっくりと山形の食事を楽しみましょう。

庄司屋2
ぽちゃま
ぽちゃま

こちらは夏野菜のなすがのったお蕎麦。ナスは体温を下げてくれるので夏には冷たいそばと相性がピッタリです。

住所〒990-0042 山形県山形市七日町2丁目7−6
電話023-673-9639
HPhttps://www.shojiya.jp/gotenzeki/
営業時間11:00-21:00
定休日不定休

越後十日町 小嶋屋 越後湯沢店

 越後湯沢駅で食べられるへぎそばの有名店です。
 へぎそばとは新潟県魚沼地方発祥のおそばでつなぎにふのりという海藻を使い、ヘギといわれる木の器にそばを盛り付けられたもの。
 小嶋屋さんは長野県産と北海道産のそば粉を100%使用した10割そば。つなぎに青森県産ふのりを使用して、だしには高知県産の宗田鰹と鹿児島枕崎産の本鰹、北海道利尻産の昆布を使用したまさに究極のへぎそばのを行くおそば屋さん。
 一口大に丸められ、波のような形で美しく盛り付けられたそばはしっかりとコシがあります。
 越後湯沢駅内で食べられるので、スキーの行帰りでも、旅の途中に下車してでも頂きたい一品です。

越後十日町小嶋屋
ぽちゃま
ぽちゃま

波のように盛り付けられるおそばはしっかりとコシがあります。

住所〒949-6101 新潟県南魚沼郡湯沢町大字湯沢 主水2427
電話025-785-2081
HPhttp://www.hegisoba.co.jp/
営業時間11:00~19:30 ※冬季期間は20:30まで
定休日年中無休

石臼挽蕎麦 三國家

 草津温泉にある名店、三國家さん。草津白根山麗の雪解け水で汁を摂り、蕎麦を打っています。草津温泉に来たのならぜひ立ち寄りたい名店です。

三國家1
ぽちゃま
ぽちゃま

温泉街に位置しており、休日は特に人気のお店です。

石臼
ぽちゃま
ぽちゃま

中に入ると石臼でそばが挽かれています。

一日寝かして翌日に蕎麦を打つこだわり。

にしん酢漬け
ぽちゃま
ぽちゃま

まずはにしんの酢漬けを頂きながら…、

きざみ鴨せいろ
ぽちゃま
ぽちゃま

おそばはきざみ鴨せいろを頂きましょう。

そばの量は1合、1合半、2合と注文できます。

天ぷら盛り合わせ
ぽちゃま
ぽちゃま

そしてしっかり食べたい方は天ぷらの盛り合わせもいただきましょう。

住所〒377-1711 群馬県吾妻郡草津町草津386
電話0279-88-2134
HPhttp://www.mikunisoba.com/
営業時間11:00 ~ 15:00 17:30~品切れまで
定休日火曜日

そば処 いろり

 こちらはそば処信州にあるいろりさん。
 大町温泉郷にあるので温泉とセットで頂きたいお店です。スキー場も近くにあるので冬に訪れるのも良いですね。

いろり
ぽちゃま
ぽちゃま

名店あるある、入口でそばを打っているのを見ることができます。

天ざるそば1
ぽちゃま
ぽちゃま

こちらは岩魚の天ぷらや山菜、季節の野菜が付いた「天ざるそば」。

長野らしい天ざるです。

天ざるそば2
ぽちゃま
ぽちゃま

気持ち不揃いなところが手打ちらしくて良いですね。

住所〒398-0001 長野県大町市温泉郷2811
電話0261-22-8837
HP
営業時間11:30-15:30  17:30-20:00
定休日木曜日

こく旨肉そば 日の陣

 こちらは政治の街、永田町駅にあるお蕎麦屋さん、こく旨肉そば 日の陣さんです。地下鉄の中にある今風にそばをアレンジした名店です。

こく旨肉そば 日の陣
ぽちゃま
ぽちゃま

店内はこんなカフェ風の空間で頂くことができます。

一昔前の立ち食いそばとはわけが違います。

こく旨肉そば 日の陣1
ぽちゃま
ぽちゃま

お蕎麦自体は珍しい太麺。

最近の人気つけ麺の太さと同じくらいです。

こく旨肉そば 日の陣2
ぽちゃま
ぽちゃま

こちらは肉汁。

牛肉の旨味が効いた今風のだしです。

こく旨肉そば 日の陣3
ぽちゃま
ぽちゃま

この肉汁に太いそばがとっても合います。イカ天をトッピングするのもありですね。

ちなみに私は地下鉄に乗らないのに、駅員さんにわけを話して改札内に入れてもらい、このそばを食べました(笑)。

住所〒100-0014 東京都千代田区永田町1丁目11−28先 東京メトロ永田町駅構内
電話03-5510-3077
HPhttp://www.echika-fit-nagatacho.com/hinojin/
営業時間月-金 8:00-23:00  土・日曜日 9:00-22:00
定休日

木挽町 湯津上屋

 グルメサイトで評判が抜群の有名店、木挽町 湯津上屋さん。銀座の目立たない小道にひっそりとお店を構えていますがそば好きはこぞって通う名店です。

木挽町 湯津上屋1
ぽちゃま
ぽちゃま

ひっそりと店を構えていますが、昼前には並ぶ列ができる人気ぶり。

木挽町 湯津上屋2
ぽちゃま
ぽちゃま

お蕎麦はゆっくりと提供されますので急がずに、

そば豆腐
ぽちゃま
ぽちゃま

そば豆腐を頂きながらビールでのどを湿らせましょう。

時間が十分にある日に訪れるのがおススメ。

すだちそば
ぽちゃま
ぽちゃま

ビールでほろ酔いしてきたころに提供される冷かけすだちそば。さっぱりと頂けます。

住所〒104-0061 東京都中央区銀座1丁目22−14
電話03-3567-0838
HP
営業時間平日 11:30-14:00 17:00-19:00  土日 11:30-14:00(ランチ営業のみ)
定休日月・火曜日

湧水

 こちらは深大寺そばで有名な湧水さん。
 深大寺を参拝したらセットで通うべき大人気のお蕎麦屋さんです。

湧水
ぽちゃま
ぽちゃま

国産石臼挽きそば粉を使用した手打ちそばが自慢です。

湧水2
ぽちゃま
ぽちゃま

入口からはそばを打っているところを見ることができます。

ビール
ぽちゃま
ぽちゃま

まずはキンキンに冷えたビールで喉を湿らせたら…。

天もり
ぽちゃま
ぽちゃま

天もりを頂きましょう。

時期によってそば粉の仕入れ先が異なりますが、いつ行っても納得の味です。

住所〒182-0017 東京都調布市深大寺元町5丁目9−1
電話 042-498-1323
HPhttp://www.yusui.co.jp/
営業時間10:30-18:00
定休日木曜日

はつ花そば 本店

 箱根の温泉を訪れたら必ず立ち寄って頂きたい人気のおそば屋さんです。
 自然薯を練りこんだおそばで有名で、箱根という土地柄か若い方からベテランまで幅広い年齢層に愛されています。

ぽちゃま
ぽちゃま

箱根湯本に来たのならぜひ立ち寄ってほしいお蕎麦屋さん。

人気店なので並ぶのは必至です。

ぽちゃま
ぽちゃま

のれんには「元祖自然薯そば」と記載。

そう、こちらのお蕎麦屋さんは蕎麦粉と地卵、そして自然薯(じねんじょ)だけで打ったおそばで有名です。

ぽちゃま
ぽちゃま

まずは山菜とビールで口慣らし。

予想以上に山菜とビールが合う合う。

ぽちゃま
ぽちゃま

おススメは天ぷらそば。

歯ごたえのあるおそばをツルツル頂きながら、サクッと天ぷらを頂く。

最高か!!

ぽちゃま
ぽちゃま

そばは比較的細めな感じ。

しっかりと歯ごたえを感じます。

住所〒250-0311 神奈川県足柄下郡箱根町湯本635
電話460-858-287
HPhttp://www.hatsuhana.co.jp/
営業時間10:00-19:00
定休日水曜日

総本家にしんそば 松葉 本店

 150年ほど続く老舗のお蕎麦屋さんで「にしんそば」発祥のお店。 
骨まで柔らかく炊き上げたにしんを温かいだしに入れ、そばと一緒に味わうのがにしんそば。
 味が十分に沁みているのでにしんを一口、間髪入れずにそばやセットでついてくる鮭そぼろご飯を口にほうばるのがおススメの食べ方。
 ちなみににしんそばは、冷凍・冷蔵技術や輸送技術が未発達だった頃、蝦夷地(現在の北海道)で水揚げされたニシンを長期保存するため身欠きにしんへ加工し、本州に運ばれたことから始まっています。そんなことから北海道と京都で名物料理となっています。

総本家にしんそば松葉
ぽちゃま
ぽちゃま

にしんを一口、間髪入れずに、おそばか鮭そぼろを一口。

これが至福の一口です。

住所〒605-0076 京都府京都市東山区四条大橋東入ル川端町192
電話075-561-1451
HPhttp://www.sobamatsuba.co.jp/
営業時間11:00-19:00
定休日水、木曜日(祝日の場合は営業)

出雲そば かねや

 日本三大蕎麦(他の二つはわんこそば、戸隠そば)の一つである出雲そばを代表する名店です。
 こちらのおそばは割子そば(わりごそば)と呼ばれる重ねられる丸い漆器に茹でた蕎麦を盛って出すもの。
 三段重ねで、通常のそばは蕎麦をだし汁の中に入れるのに対し、だし自体を器に入れ、その上に薬味を載せて頂きます(一番上の割子にだし汁を入れて蕎麦を食べ、食べ終わったら残っただしを二段目にかけて食べ、というように、だし汁を使い回すエコなおそば)。
 そばは太めでしっかりとそぼの香りが味わえます。出雲大社からも近いので参拝とセットで楽しみましょう。

かねや
ぽちゃま
ぽちゃま

薬味のみ、とろろ、玉子の3種の味が味わえる楽しいおそば。

蕎麦の香りがしっかり楽しめます。

住所〒699-0701 島根県出雲市大社町杵築東659
電話0853-53-2366
HP
営業時間10:30-14:00
定休日

 以上、旅で訪れたい、 美味しいそば店でした。それぞれの個性がしっかり光る独特のおそば。それだけ日本人に好かれている食べ物なんですね。

 まだまだたくさんの名店が日本にはあるので、今後もご紹介したいと思います。

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