見島のカセドリ 2月佐賀県佐賀市のお祭り

2月

2名のカセドリが割れた竹で床をガチャガチャと打ち鳴らす。佐賀県では珍しいここだけの神人訪問の伝統行事。

旅の始まり 吉野ケ里公園駅

ぽちゃま
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始まりは吉野ケ里公園駅からです。
教科書でおなじみの吉野ヶ里遺跡を見に行きましょう。

吉野ヶ里歴史公園

住所〒842-0035 佐賀県神埼郡吉野ヶ里町田手1843
電話0952-55-9333
HPhttp://www.yoshinogari.jp/
営業時間9:00-17:00
定休日
ぽちゃま
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吉野ヶ里遺跡は国内最大の遺跡で、極めて貴重な資料や情報が集まっています。

ぽちゃま
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こんな風に当時のお墓があったり、

ぽちゃま
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当時の生活の様子や、

ぽちゃま
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教科書でおなじみの住居が展示されています。
うーん、なんだか興奮するなぁ。

欧風カレー 白山文雅

住所〒840-0826 佐賀県佐賀市白山1丁目2−1
電話0952-23-4789
HPhttps://www.shirayamabunga.com/
営業時間火-金曜日 11:00-14:30 17:30-20:00
土・日・祝 11:00-15:00 17:30-20:00
定休日月曜日(祝日の場合は翌日)・木曜夜の部
ぽちゃま
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続いて佐賀駅付近に移動して美味しいカレーを頂きましょう。

ぽちゃま
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欧風カレー 白山文雅さんはここいらで超有名なカレー屋さん。
洋食屋、フランス料理店時代を経て、欧風カレー店へとなりました。
なのでカレーセットをオーダーするとシーフードオードブルが頂けます。

ぽちゃま
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さて、メインのカレーというと…。
こんなに御飯がすくない?ノン、ノン、ノン。

ぽちゃま
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ちゃんと別で御飯が用意されています。
おしゃれだなぁ。

ぽちゃま
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カレーはビーフカレー、辛口ジャワカレー、シーフードカレー、辛口タイカレー、きのこカレー、豆カレー、フルーツカレー、ハヤシライス、チキンカレーから2つ選べます。どれもうまそう。

ぽちゃま
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最後にカクテルデザートを頂いて締めとなります。
うーん、大満足。

見島のカセドリ

ぽちゃま
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さぁしっかりお腹を満たしたらメインイベント。
見島のカセドリを見に見島熊野神社へ行きましょう。

ぽちゃま
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こちらが見島熊野神。
関係者や見物客既に集まっていました。

ぽちゃま
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カセドリになるお二人。
最近は人口が減って引き継ぐのが難しいくなってきたんですって。
何とか繋いでほしいものです。

ぽちゃま
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カセドリになった2人は鳥居をくぐってはしってきました。

ぽちゃま
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カセドリは割れた竹をガチャガチャと打ち鳴らします。
無言で行うこの動作、不思議だなぁ。

ぽちゃま
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さらに盃がカセドリの前におかれ、酒を飲みほし、また、ガチャガチャと打ち鳴らします。

ぽちゃま
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謡(うたい)が始まりました。
カセドリは静かに休憩します。

ぽちゃま
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そして本殿から飛び出してきました。

ぽちゃま
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ぐるぐると本殿を回ります。
この間も無言での作業。不思議な空間だなぁ。

ぽちゃま
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本殿の行事が合わると各家に向けて出発します。

一行は提灯2名・天狗面2名・御幣1名・カセドリ2名・かごにないの少年数名です。

ぽちゃま
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家に到着すると同じように割れた竹をガチャガチャと打ち鳴らします。
一般の人は迷惑をかけないように遠くから見守ります。

ぽちゃま
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お茶がすすめられ、切餅を貰って次の家に向かいます。

ぽちゃま
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こうして別の家に向かうのでした。
本当に不思議な光景でした。

旅の終わり 佐賀駅

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吉野ヶ里遺跡を見学し、おいしいカレーを頂いた後には不思議な光景を目にすることができる見島のカセドリのまつりとりっぷです。

旅のまとめ

① 旅の始まり  佐賀県 神埼郡 吉野ヶ里町 吉野ケ里公園駅

↓(徒歩19分)

② 佐賀県 神埼郡 吉野ヶ里町 吉野ヶ里歴史公園

↓(徒歩10分、バス26分、徒歩9分)

③ 佐賀県 佐賀市 欧風カレー 白山文雅

↓(徒歩2分、バス22分、徒歩3分)

④ 佐賀県 佐賀市 見島のカセドリ 

↓(徒歩4分、バス25分、徒歩2分)

⑥ 旅の終わり 佐賀県 佐賀市 佐賀駅

祭情報

名称見島のカセドリ
概要 見島に鎮座する熊野神社の拝殿に、むしろが敷きつめられ、数名の長老が羽織姿で座る。
「カセドリ」は青年2名で、藁で編まれたみのと腰みのを着け、黒脚絆に白足袋でわらじをはく。顔と頭には白布を巻いて、目、鼻、口だけを出し、鉢巻をしめ甚八笠をかぶる。手には黒手甲をはめ、長さ1.7メートル余りの竹を1本持つ。竹は一方の端のところを2か所縄でしばり、3分の2くらいの長さは細く割られている。
 烏居のところに待機していたカセドリは、準備が終ると、竹を脇にかかえこみ、竹を打ち鳴らしながら拝殿に走りこむ。両膝をつき体を前にかがめて、竹の割れている方を床面に小刻みに激しく打ちつけ、ガチャガチャと打ち鳴らす。盃がカセドリの前におかれ酒が注がれると、そのままの姿で飲みほし、また、同じ所作を続ける。
 謡(うたい)が始まると、カセドリはそのままの姿勢で休み、終ると再び同じ所作を繰り返す。謡が三番はいって、最後の所作が終ると、竹を打ち鳴らしつつ鳥居のところまでかけ戻る。
 熊野神社の行事が終わると、提灯2名・天狗面2名・御幣1名・カセドリ2名・かごにないの少年数名の順で、各家々を廻る。カセドリは、竹を打ち鳴らしながら家々の部屋にとび込み、膝をつき体を曲げて畳に竹を打ちつけて激しく打ち鳴らす。茶が1杯ずつすすめられ、終わると竹を打ち鳴らしつつ走り出る。切餅を貰い受けて、その家を去り、次の家に向かう。
 各家を廻り終ると、熊野神社に集って、各家から貰い受けた餅を全員で食べながら、歓談する。
 この行事は、以前は旧暦1月14日に行われていた小正月の行事であって、県内では他に伝承されていない小正月における神人訪問の伝統行事として注目されている。
開催場所見島熊野神社
〒840-0002 佐賀県佐賀市蓮池町見島695
時期2月第2土曜日
問合せ
参考さがの歴史・文化お宝帳

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