旅先で非日常を感じられるお祭が開催されていたら、その旅はもっと特別で、ちょっと得した感じがする。気分は上げ、上げ、お酒も料理も二割り増し。
全国にある様々なお祭を手軽に楽しめてあなたの旅を更に豊かにするプランをご紹介します。せっかくの旅だから、もっと楽しく、特別なものにしませんか。

このブログを読んでくださった方が、月ごとに祭を検索してその祭りと旅を実際に楽しんで頂くために、今回は「2020年まとめ 3月のまつり編」をご紹介いたします。
①勝浦ビッグひなまつり
徳島の勝浦から千葉の勝浦へ送られたひな人形が発端。勝浦市全体がひな人形で飾られるビッグなひな祭り。

≪祭情報≫
[名称]
勝浦ビッグひなまつり
[概要]
勝浦市内各所に約30,000体のひな人形が飾られる勝浦市のひな祭り。徳島県勝浦町よりおよそ7,000体のひな人形を里子として譲り受けたことから始まる。見どころは遠見岬(とみさき)神社。60段の石段一面におよそ1,800体の人形が飾られ、夕暮れ時はライトアップされる。子どもたちのひな行列や踊りのパレードも実施。
[開催場所]
千葉県勝浦市 遠見岬(とみさき)神社、勝浦中央商店街周辺他
[時期]
2月中旬~3月3日
[問合せ]
- ビッグひな祭り実行委員会(勝浦市観光商工課内)
- TEL:0470-73-6641
②天領日田おひなまつり
九州随一の繁栄を極めた天領日田の豪商たちのコレクション。絢爛豪華のひな人形。

≪祭情報≫
[名称]
天領日田おひなまつり
[概要]
江戸時代、九州随一といわれるほど繁栄した天領日田の豪商たちが京や大阪から買い求めた豪華なひな人形を一斉に展示する。
[開催場所]
大分県日田市豆田町 豆田・隈地区他の旧家・資料館など
[時期]
2月15日~3月31日
[問合せ]
- 日田市 商工観光部 観光課 観光振興係
- 〒877-8601
大分県日田市田島2丁目6番1号(市役所3階) - TEL:0973-22-8210(直通)
- FAX:0973-22-8328
③高尾山火渡り祭
白装束の修験者たちがくすぶる火の上を裸足で歩き渡る荒行。

≪祭情報≫
[名称]
高尾山 火渡り祭
[概要]
修験者の修行を通じてご本尊である飯縄権言(いづなごんげん)の衆生救済(しゅじょうくさい)のご利益を受ける高尾山薬王院の年中行事。山積みになった護摩木(なで木)を火中に投げられ、火が鎮まると修験者達がくすぶる灰の上を素足で歩き渡る荒行。
[開催場所]
〒193-0844
東京都八王子市高尾町2390
高尾山薬王院 自動車祈祷殿広場
[時期]
3月の第2日曜日
[問合せ]
- 高尾山薬王院
- 〒193-8686
東京都八王子市高尾町2177 - TEL:042-661-1115(受付時間 9:00~16:00)
- FAX:042-664-1199
④柳川雛祭り さげもんめぐり
柳川全体で雛祭りを祝う、幸せ溢れるお祭。

≪祭情報≫
[名称]
柳川雛祭り さげもんめぐり
[概要]
子供の健やかな成長を願って水郷の街柳川の至る所で鮮やかな「さげもん」やひな人形が飾られる。ひな人形の衣装を着た園児らがどんこ舟に乗る「おひな様水上パレード」や夢や希望を雛短冊に託して、川下りの船上から流す「流し雛祭」なども行われる。
[開催場所]
福岡県柳川市中心部
[時期]
2月中旬~4月初旬
[問合せ]
- 柳川市観光案内所
- 〒832-0065
福岡県柳川市沖端町35 - TEL:0944-74-0891
- FAX:0944-72-9013
- Mail: info@yanagawa-net.com

⑤京都・東山花灯路
行灯とお花の演出で東山をもっと歩きたくなる新しいお祭り。早春を思わせる京都の新しい風物詩。

≪祭情報≫
[名称]
京都・花灯路
[概要]
京都を代表する寺院・神社をはじめとする歴史的な文化遺産やまちなみなどを、日本情緒豊かな陰影のある露地行灯の灯りと花により思わず歩きたくなる路、華やぎのある路を演出。観光資源を創造した比較的新しいお祭りで毎年100万人以上の人出で賑わう。北は神宮道から青蓮院に始まり、知恩院、円山公園、八坂神社、神幸道などを経由し、大雲院祇園閣を眺め圓徳院、高台寺、ねねの道、一年坂、二年坂から清水寺までの行路の足元をほのかに照らすさまざまな行灯や催し物を見ながら歩く人々の群れで、早春の東山はしばし賑わい、幻想的な色合いに包まれる。
[開催場所]
京都府京都市東山区
[時期]
3月中旬
[問合せ]
- 京都・花灯路推進協議会事務局
- 〒604-8173
京都市中京区烏丸通三条上ル メディナ烏丸御池4F - TEL:075-212-8173 FAX:075-212-9166
- hanatouro@kyo.or.jp
⑥下柴彼岸獅子舞
喜多方ラーメンの街で出会う重要無形民俗文化財。

≪祭情報≫
[名称]
下柴彼岸獅子舞
[概要]
喜多方駅前通り、喜多方市役所、ふれあい通り、おたづき蔵通りなどの店舗前や沿道、広場などで獅子舞が披露される。春の彼岸に舞うことから、下柴彼岸獅子といの名となり、福島県の無形民俗文化財。会津彼岸獅子舞の発祥。
[開催場所]
福島県喜多方市中心部
[時期]
「春分の日」を中日とした前後3日間
[問合せ]
- 喜多方市 文化課
- TEL:0241-24-5323
⑦会津彼岸獅子
春の彼岸入りに、三体の獅子が豊作と家内安全を祈りながら舞う。

≪祭情報≫
[名称]
会津彼岸獅子
[概要]
春の彼岸入りに、三体の獅子が笛と太鼓の音色に合わせて、舞を披露しながら鶴ヶ城、阿弥陀寺など市内各所を練り歩く。豊作と家内安全を祈り、春の訪れを喜び合う会津の伝統行事。お盆などにお墓やお寺などで祖先の供養として踊ったと言われており、春の彼岸の時期に舞われることから「彼岸獅子」と呼ぶようになった。戊辰戦争の際には包囲された鶴ヶ城へ戦わずして入場するため奇策としても活用された。
[開催場所]
福島県会津若松市 鶴ヶ城、阿弥陀寺、ほか市内各所
[時期]
3月20日(春分の日)
[問合せ]
- 会津まつり協会
- 〒965-0042
福島県会津若松市大町1-7-3 - TEL:0242-23-4141
⑧目黒川の桜祭り
東京の花見と言えば外せない名所。夜桜を楽しんで欲しい大人の花見。

≪祭情報≫
[名称]
目黒川の桜祭り
[概要]
目黒川沿いに上流から下流にかけての約4kmに約800本のソメイヨシノが咲き誇り、毎年多くの人で賑わう。日中は木漏れ日が差すピンクのトンネルに、夜には、ライトアップされたぼんぼりが夜桜と目黒川を照らし、ゆらゆらと川面に映りだされる眺めは絶景。期間中は、イベントが行われたり、桜並木沿いに多くの屋台が立ち並び、食べ物を片手に桜を楽しむことが出来る。
[開催場所]
東京都 目黒区 目黒川周辺
[時期]
3月下旬~4月上旬
⑨こいのぼりの里まつり
春のお花と一緒に見たい空を優雅に泳ぐこいのぼり群。その数はギネス級。

≪祭情報≫
[名称]
こいのぼりの里まつり
[概要]
こいのぼりの掲揚イベントで市制施行50周年を契機にこいのぼりの掲揚数5283匹でギネス認定を受けた。掲揚場所は鶴生田川・近藤沼公園・旧つつじが岡パークイン・茂林寺川・多々良沼の市内5か所。とくに桜の木が多い鶴生田川では、夜間のライトアップが行われる。毎年、五月人形の販売期間に、店頭に豆こいのぼりを吊したのがルーツといわれてる。さくらとつつじの見頃時期に合わせて3月下旬~5月中旬に開催される。
[開催場所]
群馬県 館林市内の鶴生田川、近藤沼、茂林寺川、旧つつじが岡パークイン、多々良沼
[時期]
3月下旬~5月上旬
[問合せ]
- 館林市観光協会
- TEL:0276-74-5233
⑩小江戸川越春まつり
桜と共に春の到来を知らせる小江戸川越の春祭り。

≪祭情報≫
[名称]
小江戸川越春まつり
[概要]
小江戸川越に春を告げるイベント。川越市内では、こいのぼりが飾られ、獅子舞や山車の展示、民踏大会、春の舟遊、縁日大会などが開催される。
[開催場所]
埼玉県川越市 中心市街地
[時期]
3月下旬~5月上旬
[問合せ]
- 公益社団法人 小江戸川越観光協会
- TEL:049-227-8233
- 川越市 産業観光部 観光課 観光企画担当
- 〒350-8601
川越市元町1丁目3番地1 - TEL:049-224-5940(直通)
- FAX:049-224-8712
以上、「2020年まとめ 3月のまつり編」でした。他の時期のお祭りも今後掲載していく予定です。どうぞお楽しみに。
