「ジャーガマイタ、ジャガマイタ」の掛け声と共に蛇を池に入れ、邪気を払い、雨乞いを行う。
目次
旅の始まり 間々田駅

旅の始まりは間々田(ままだ)駅です。
早速駅前には龍頭蛇体の蛇(ジャ)の銅像に発見。
じゃがまいたの町なんですね。
間々田のじゃがまいた

この日は祭りの横断幕と蛇の装飾がしっかり行われていました。
入口から心躍るなぁ。

鳥居は真っ白です。珍しいですね。

蛇づくりは朝に各町で行われます。
こちら龍昌寺でも作られますが、残念!
既に完成で蛇はいなくなっていました。
追いかけてみましょう。
間々田八幡宮に向かう蛇を発見。
「ジャーガマイタ、ジャガマイタ」のかけ声とともに町の蛇が間々田八幡宮へ向かいます。

蛇は竹、ワラ、シダの葉などで作られます。
15メートルもあるんですよ。

間々田八幡宮前に到着。
こうして一旦休憩を取るのでゆっくりと蛇を撮影したい方はここがおすすめです。
10:30頃から蛇を八幡宮本殿前に集める「蛇よせ」が始まります。
まずは蛇がこうしてぐるぐると回り、観覧者にアピールしてくれます。

境内内では蛇を迎える太鼓の演奏が行われ、祭りの雰囲気を盛り上げてくれます。

八幡宮本殿前に集める「蛇よせ」が始まりました。
太鼓の演奏に合わせて蛇が階段を登り始まました。
このシーン、心が躍るなぁ。
私みたいなカメラ小僧は階段の一番上で撮影するのがおすすめです。
仲良く譲り合って撮影しましょう。

こうして本殿前に蛇たちが集まり、「修祓式」が行われます。
修祓式では七体の蛇が宮司からお祓いを受け、口に御神酒を注がれ、本殿を一周します。

続いてこの祭りの一番の見どころ「水飲みの儀」が始まります。
境内内の弁天池に担ぎ手と蛇が飛び込みます。

蛇の頭を入れ、豪快な水しぶきをあげながら蛇に水を飲ませます。
これが「水飲みの儀」です。
ここでも「ジャーガマイタ、ジャガマイタ」がかけ声です。
元気があって見ごたえありますよ。
観覧者席側では蛇が近くで見ることができます。
担ぎ手は気を聞かせて近くによって大迫力で見せてくれます。

こうしてみると各町少しづつ蛇のデザインが異なっていて面白いなぁ。

「水飲みの儀」を終えた蛇は、それぞれの町内を練り歩きます。
皆さん、お疲れまでした。

町中を歩いていると「水飲みの儀」を終えた蛇を発見。
こうして色々なところで蛇と出会う事ができます。
らーめん久兵衛
住所 | 〒329-0205 栃木県小山市間々田1199 |
電話 | 0285-37-6457 |
HP | https://www.facebook.com/%E3%82%89%E3%83%BC%E3%82%81%E3%82%93%E4%B9%85%E5%85%B5%E8%A1%9B-546005808893859/ |
営業時間 | 火・水・金・土・日曜日 11:00-13:45 17:00-19:30 月曜日 11:00-13:45 |
定休日 | 木曜日 |

間々田のじゃがまいたを十分に楽しんだ後は地元で人気のラーメンを頂きましょう。
お邪魔したのはらーめん久兵衛さん。

らーめん久兵衛さんでは醤油、味噌、しおラーメンと色々楽しめます。
今回は醤油ラーメンと人気の唐揚げをオーダーしました(&ライスも)。

麺は平たく縮れています。
さっぱり目で旨いなあ。
小山市立車屋美術館
住所 | 〒329-0214 栃木県小山市乙女3丁目10−34 |
電話 | 0285-41-0968 |
HP | https://www.city.oyama.tochigi.jp/site/kurumayamuseum/ |
営業時間 | 9:00-17:00 |
定休日 | 月曜日 |

最後は小山市立車屋美術館に行ってみましょう。
舟運が盛んだった小山市。ここで肥料問屋を営んでいた豪商小川家の主屋などを利用してこの美術館が開館しました。

美術作品はこの小川家住宅の向かいにある展示室で見ることができます。
小山市ゆかりの美術を楽しむ事ができますよ。
旅の終わり 間々田駅
「ジャーガマイタ、ジャガマイタ」のかけ声と共に元気な大蛇を見た後には、人気のラーメンと小山市ゆかりの美術を楽しめる間々田のじゃがまいたのまつりとりっぷです。
旅のまとめ
①旅の始まり 栃木県 小山市 間々田駅
↓(徒歩33分)
② 栃木県 小山市 間々田のじゃがまいた
↓(徒歩8分)
③ 栃木県 小山市 らーめん久兵衛
↓(徒歩16分)
④ 栃木県 小山市 小山市立車屋美術館
↓(徒歩7分)
⑤ 旅の終わり 栃木県 小山市 間々田駅
祭情報
間々田のじゃがまいた | |
![]() | 【場所】 〒329-0205 栃木県小山市間々田2330-1 間々田八幡宮 |
【時期】5月5日 | |
【種類】龍・蛇 | |
【概要】 田植えの時期を前に豊作と疫病退散を祈る春の伝統行事。子供たちが中心となり、長さ10mを超える龍頭蛇体の巨大な蛇を担ぎ、「ジャーガマイタ、ジャガマイタ」の掛け声とともに町中を練り歩く。 蛇体を使って邪気を祓ったり、蛇体に災厄を託して送ったりする形態の蛇祭りで、この種の行事の典型例として重要である一方、祭りにたくさんの蛇体が登場するという、他の類似の祭りには見られない特徴がある。 祭りの見どころは、境内の弁天池で蛇が水を飲む「水飲みの儀」。豪快な水しぶきが上がり農作物のための降雨を祈る雨乞いの要素も見られる。7匹の蛇が勢ぞろいし、町を練り歩く姿は圧巻。国の重要無形民俗文化財。 |
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