歴代の将軍が上覧拝礼する「天下祭」。神幸祭、連合宮入、下町連合 渡御と「天下祭」と呼ばれるのにふさわしいお江戸の大祭り。
目次
旅の始まり 東銀座駅
東銀座を下車、お銀座の高級なジャムパンを買いに行きましょう。
銀座 月と花
住所 | 〒104-0061 東京都中央区銀座4丁目10−6 |
電話 | 03-6264-1300 |
HP | https://www.ginza-tsukitohana.com/ |
営業時間 | 10:00-17:00 |
定休日 |

こちら「月と花」さんでは大人のための上質なジャムパンが11種位売られています。
1個あたり300~380円。やや高めですが手が出る範囲のご褒美価格です。

外はカリカリ、中はふわっ。
パンを焼いた後にジャムを注入するのでフルーツの風味がしっかりしています。
今回購入したのは夏みかんとマーマレード、バラ、アプリコットラズベリー
ブルーベリーと木苺の4種。
歌舞伎座
住所 | 〒104-0061 東京都中央区銀座4丁目12−15 |
電話 | 03-3545-6800 |
HP | http://www.kabuki-za.co.jp/ |
営業時間 | |
定休日 |

そしてこのジャムパンを持参して歌舞伎座へ向かいましょう。
お弁当持参が通常ですが、変化球としてジャムパン持参も今風ですね。
敷居が高いと思われがちな歌舞伎座ですが、3階B席なら4,000円で楽しむことができます。
日枝神社大祭 山王祭

続いて日本橋へ歩いて向かいましょう。
期間中は歩行者天国になっていてここで下町連合神輿渡御が行われます。

山王祭は京都の祇園祭、大阪の天神祭と共に日本三大祭と呼ばれています。

日本橋高島屋さんや、

丸善 日本橋店の前を神輿が通るのが日本橋らしいですね。

そしてなんと高島屋の入口前まで神輿が入る”差し”が行われます。
粋な江戸のお祭りです。
参考:日枝神社大祭 山王祭
今回は町内神輿連合渡御を中心にご紹介しましたが、他の様子も参考までにご紹介します。
1日目 神幸祭

1日目に行われるのは神幸祭。
隔年で行われる貴重な行事です。

出発の会場では御鳳輦二基・宮神輿一基が設置されていました。
これから東京都心を行列が練り歩きます。




時間になると行列一行が出発し始めます。
関係者をはじめ、みんなワクワクが止まりません。




御鳳輦二基、宮神輿一基、山車六基、王朝装束に威儀を正した総代役員、氏子青年など総勢500人からなる神幸行列が見られます。
そりゃあもう、圧巻です。




江戸時代でもゾウさんは大人気で、
こうして象の曳きものが登場していました。


徳川時代は江戸城内に入御した御神輿を、三代将軍家光公以来、歴代の将軍が上覧拝礼する「天下祭」 として盛大をきわめていました。
この行列をみると納得だなぁ。

国会方面に向かって進む行列。
なんと300mの行列です。

国会議事堂を背景に。
こんな画はなかなか見られません。

行列は皇居、東京駅、日本橋を通り、なんと銀座のど真ん中を通ります。


この付近はそりゃあもう人でいっぱいです。
銀座和光さん、こんにちは。
2日目 氏子各町連合宮入

2日目は氏子各町連合宮入です。
各町の神輿が日枝神社に大集合します。
神社に向かう途中の神輿、背景が国会議事堂です。
珍しい風景ですね。

この急な男坂の階段を登って神輿が宮入を行います。
見物客がいっぱいなので、上で見るか下で見るかを先に決めておくのがおすすめです。
木遣り唄から宮入が始まりました。
いよいよですね。


まずは手古舞や神職の方々が神社に入って来ます。
そしてお神輿の登場。
みんな楽しそうだなぁ。

門の付近は人がいっぱいです。
怪我がないよう譲り合って見物しましょう。

本殿付近では各町の提燈が集まって神輿を迎えます。

そして本殿前に無事に到着。
各町の神輿の見せ場が終了となります。

神輿が大集合して敷地内は人でいっぱいです。
さすがの「天下祭」です。
旅の終わり
銀座でおいしいジャムパンを持参して歌舞伎を楽しんだ後には、日本橋の粋な雰囲気を垣間見れる日枝神社大祭 山王祭のまつりとりっぷです。
旅のまとめ
①旅の始まり 東京都 中央区 東銀座駅
↓(徒歩1分)
②東京都 中央区 銀座 月と花
↓(徒歩3分)
③東京都 中央区 歌舞伎座
↓(徒歩21分)
④東京都 千代田区 日枝神社大祭 山王祭
↓(徒歩5分)
⑤旅の終わり 東京都 中央区 日本橋駅
祭情報
日枝神社大祭 山王祭 | |
![]() | 【場所】 日枝神社 〒100-0014 東京都千代田区永田町2丁目10−5 |
【時期】6月中旬 | |
【種類】神輿 | |
【概要】 徳川将軍家の産土神(うぶすながみ)として信仰されてきた日枝(ひえ)神社の祭礼で、日本三大祭・江戸三大祭の一つに数えられる壮大な祭り。特に偶数年には「本祭」として、約300メートルにも及ぶ「神幸祭」の行列が東京都心を練り歩く。 この行列では、御鳳輦(ごほうれん)や宮神輿、山車が、王朝装束をまとった約500名の奉仕者と共に巡行し、まるで江戸時代の絵巻物が現代に蘇ったかのような荘厳な光景が広がる。徳川将軍家から「天下祭」として崇敬され、江戸城内への神輿渡御も許されるなど、幕府の手厚い庇護のもと発展してきた。 神輿が国道の起点である「日本国道路元標」に差しかかると、担ぎ手たちが一斉に神輿を高々と上げる。また、日本橋髙島屋の正面入口で行われる”差し”がみどころ。木頭(きがしら)の合図で、いくつかの神輿が威勢よく差し上げられる。 稚児行列や和菓子を奉納する「山王嘉祥祭」、そして納涼大会盆踊りなど、期間中には様々な行事が行われ、多くの人々で賑わう。 【2024年】 ●6月7日(金)6:00末社八坂神社例祭 7:45-17:45頃神幸祭 13:45日本橋御旅所祭 ●6月8日(土)16:00-17:00頃連合宮入 ●6月9日(日)9:00-14:00下町連合渡御 ●6月13日(木)-15日(土)18:30盆踊り ●6月15日(土)例祭 -皇城鎮護・都民平安祈願- ●6月16日(日)11:00煎茶礼道日 13:00山王嘉祥祭 ●6月7日(金)-16日(日)嘉祥菓子接待席(無料) 2024山王祭楽しみ方ガイド |
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