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花園神社例大祭
【場所】
花園神社 〒160-0022 東京都新宿区新宿5丁目17−3
【時期】
5月の28日に一番近い土・日・月曜日
【種類】
神輿
【概要】
 新宿の街全体がお祭りムードに包まれる活気あふれる祭り。偶数年の「本祭」と奇数年の「陰祭」があり、本祭では花園神社の本社神輿と雷電神輿の二基が、陰祭では八ヶ町の神輿が集合し、連合渡行が行われる。境内には約100の露店が並び、多くの人々で賑わう。迫力ある神輿渡御や伝統的な神事、多様な屋台グルメが楽しめる。

三社祭(浅草神社例大祭)
【場所】
浅草寺 〒111-0032 東京都台東区浅草2丁目3−1
【時期】
5月第3週の金・土・日曜日
【種類】
神輿
【概要】
 江戸風情を残しつつ勇壮で華やかな神輿渡御を主に行われる東京の初夏を代表する風物詩の一つ。
 初日は、お囃子屋台をはじめ鳶頭木遣りや浅草の各舞、また芸妓連の手古舞や組踊り等で編成された「大行列」、「神事びんざさら舞」が奉納される。
 二日目は、「例大祭式典」が斎行され、その後に「町内神輿連合渡御」によって浅草氏子四十四ヶ町の町内神輿約百基が神社境内に参集し、一基ずつお祓いを受けて各町会を渡御する。
 最終日は、宮神輿三基「一之宮」「二之宮」「三之宮」の各町渡御として、早朝には神社境内から担ぎ出される「宮出し」が行われ、日中は氏子各町を三方面に分かれ渡御し、日没後に神社境内へ戻る「宮入り」を迎えて祭礼行事が終わる。
 期間中は浅草の街がお祭り一色に彩られ、神社では各神事が斎行されると共に、境内や神楽殿においても様々な舞踊が披露される。

【2024年】
●5月16日 19:00 本社神輿神霊入れの儀
●5月17日 13:00 大行列  14:20 びんざさら舞奉納(社殿)  15:00 びんざさら舞奉納(神楽殿)  15:30 各町神輿神霊入れの儀
●5月18日 10:00 例大祭式典  11:30 子之宮渡御  12:00 町内神輿連合渡御  16:00 巫女舞奉奏(神楽殿)
●5月19日 6:30 宮出し  宮出し終了後 本社神輿各町渡御  14:00 巫女舞奉奏(神楽殿)  15:00 奉納舞踊(神楽殿)  16:00 太鼓奉演(境内)  20:00 宮入り  宮入り後 本社神輿御霊返しの儀

令和6年 大行列順路

一之宮本社神輿渡御順路
二之宮本社神輿渡御順路
三之宮本社神輿渡御順路

曽我の傘焼きまつり
【場所】
小田原市梅の里センター 〒250-0205 神奈川県小田原市曽我別所807番地17
【時期】
5月中旬
【種類】
火
【概要】
 日本三大仇討ちのひとつとして数えられる「曽我物語」の曽我十郎・五郎兄弟が父の仇を討つ際に、夜道で松明の代わりに傘に火をつけたという故事に由来するお祭り。曽我兄弟の菩提寺である神奈川県小田原市の城前寺で行われる。
 祭りのハイライトは、子供たちが曽我兄弟の扮装をして、境内に積み上げられた古い傘に火を放つ儀式。燃え盛る炎は、仇討ちの壮絶さを物語るとともに、供養の意味も込められている。
 その他にも、武者行列や稚児行列、相撲甚句、子供相撲など様々な行事が催され、多くの人々で賑わう。曽我の里において愛され大切に守り伝えられてきた伝統ある祭り。

神田祭り
【場所】
神田明神 〒101-0021 東京都千代田区外神田2-16-2
【時期】
5月中旬
【種類】
神輿
【概要】
 江戸三大祭(他は山王祭、三社祭or深川祭)の一つであり、日本の三大祭(他は京都の祇園祭、大阪の天神祭の一つでもある日本を代表するお祭り。
 奇数年に行われる「本祭」と、偶数年に行われる「陰祭」があり、特に本祭は大規模で、大小約200基もの神輿が神田・日本橋・大手町・丸の内・秋葉原といった広範囲を練り歩き、街全体が活気に満ちあふれる。
 鳳輦(ほうれん)や神輿、時代装束の行列が繰り広げられる「神幸祭」や、各町会の神輿が威勢よく神社を目指す「神輿宮入」は圧巻で、江戸の粋と伝統を感じさせる一大イベント。「神田明神祭」とも呼ばれている。

長崎獅子祭
【場所】
長崎神社 〒171-0051東京都豊島区長崎1丁目9-4
【時期】
5月の第2日曜日
【種類】
獅子
【概要】
 獅子頭を被った三頭の獅子が、腹につけた太鼓を打ち鳴らしながら長崎神社周辺を舞い踊る。元禄年間から伝承される豊島区の民俗芸能。区の無形民俗文化財にも指定されている。
 獅子は華やかな盛装とボリュームのある獅子頭が特徴的で「病気平癒」や「五穀豊穣」を願い舞う。

大浜外嶋住吉神社年紀祭
【場所】
大浜外嶋住吉神社 〒865-0055 熊本県玉名市大浜町911
【時期】
5月上旬 10年に1度
【種類】
舟
【概要】
 熊本県玉名市大浜町で10年ごとに行われる豊漁と五穀豊穣を祈願する大規模な祭礼。玉名市重要無形民俗文化財および菊池川流域日本遺産の構成文化財に指定されている。
 祭りの主要な行事は、各地区から奉納米を曳いて神社へ運ぶ「米引き」と、神輿を船に乗せて菊池川を巡幸する「御神幸(船渡御)」。特に船渡御は、大浜に漂着した住吉大神の御神像を迎えた様子を再現するもので、氏子たちが総出で船を漕ぎ出す壮大な神事。
 江戸時代、高瀬港の外港として栄えた大浜町の往時の賑わいを今に伝える貴重な祭礼として、地域の人々によって大切に受け継がれている。

外嶋住吉神社年紀祭 御神幸コース

相模国府祭
【場所】
六所神社、神揃山、馬場公園 〒259-0111 神奈川県中郡大磯町国府本郷
【時期】
5月5日
【種類】
舞い
【概要】
 1000年以上の歴史を持つ神奈川県の無形民俗文化財。相模国(現在の神奈川県)の国司が天下泰平と五穀豊穣を祈願したのが始まりとされ、「端午祭」「天下祭」とも呼ばれる。
 見どころは、相模国の一之宮から五之宮、そして総社である六所神社の神輿が一堂に集まること。特に、相模国成立時の席次争いを儀式化した「座問答」は県の無形民俗文化財に指定されており、見応えがある。また、大矢場(馬場公園)では、国司祭や三種類の舞(鷺の舞・龍の舞・獅子の舞)が奉納される。

宝の舞
【場所】
浅草寺 〒111-0032 東京都台東区浅草2丁目3−1
【時期】
5月5日
【種類】
山車・だんじり
【概要】
 浅草寺のご本尊である観音様が、檜前浜成・竹成という漁師の兄弟によって示現されたという故事にちなみ、漁師の衣装をまとった浅草寺幼稚園の園児たちが「宝童子」となり、福徳をあらわす七福神を乗せた宝船を引いて練り歩く。観音様の福徳に感謝するとともに、子供たちの健やかな成長を願う行事として親しまれている。行列は仲見世通りなどを練り歩き、多くの観光客で賑わう。

白髭神社ぼんでん祭り
【場所】
白鬚神社 〒131-0032 東京都墨田区東向島3丁目5−2
【時期】
5月5日
【種類】
梵天・御幣・ぼんでん
【概要】
 ぼんでんとは御幣のことで、氏子の世話人が早朝から集まり、丁寧に御幣を調製する。
この祭りは、稲の花が風や水の害に遭わないように豊作を祈願することから「鎮花祭(しずめまつり)」とも呼ばれている。完成した御幣を神前に供えて祭典を行った後、隅田川の川岸にて、水の害(洪水や渇水)がないように祈る神事が行われる。
 「本ぼんでん」では、五色の御幣を飾った船を隅田川に繰り出し、若者が川に飛び込んで心身を清める神聖な行事も行う。白髭神社の歴史を今に伝える貴重な伝統行事として、大切に受け継がれている。

間々田のじゃがまいた
【場所】
間々田八幡宮 〒329-0205 栃木県小山市間々田2330-1
【時期】
5月5日
【種類】
龍・蛇
【概要】
 田植えの時期を前に豊作と疫病退散を祈る春の伝統行事。子供たちが中心となり、長さ10mを超える龍頭蛇体の巨大な蛇を担ぎ、「ジャーガマイタ、ジャガマイタ」の掛け声とともに町中を練り歩く。
 蛇体を使って邪気を祓ったり、蛇体に災厄を託して送ったりする形態の蛇祭りで、この種の行事の典型例として重要である一方、祭りにたくさんの蛇体が登場するという、他の類似の祭りには見られない特徴がある。
 祭りの見どころは、境内の弁天池で蛇が水を飲む「水飲みの儀」。豪快な水しぶきが上がり農作物のための降雨を祈る雨乞いの要素も見られる。7匹の蛇が勢ぞろいし、町を練り歩く姿は圧巻。国の重要無形民俗文化財。

相模の大凧まつり
【場所】
神奈川県相模原市相模川新磯地区河川敷会場
 (1)新戸会場(新戸スポーツ広場)
 (2)勝坂会場(新戸スポーツ広場)
 (3)下磯部会場(磯部頭首工下流)
 (4)上磯部会場(三段の滝下広場)
【時期】
5月4・5日
【種類】
凧あげ
【概要】
 天保年間から受け継がれてきた相模原市の伝統行事の一つ。新磯(新戸、上磯部、下磯部、勝坂)地区で、「相模の大凧文化保存会」によって活動が続いている。 特に新戸会場で揚げられる八間凧(はちけんだこ)は、14.5m四方、重さ950kgという、毎年揚げられる凧としては日本一の大きさを誇る。
 凧にはその年の世相を反映した文字が書かれ、大勢の引き手が一体となって空へ揚げていく様子は迫力満点。豊作や子供の成長を願う意味が込められており、地域の文化として大切に受け継がれている。

清正公大祭
【場所】
覚林寺 〒108-0071 東京都港区白金台1丁目1−47
【時期】
5月4・5日
【種類】
市
【概要】
 加藤清正の命日に合わせて開催されるお祭り。清正公の遺徳を偲び、開運勝利や商売繁盛などを祈願する多くの参拝者で賑わう。
 武運の強かった清正公にあやかリ、「苦悩に打ち勝つ」という願いを込め「葉菖蒲入リのお勝守」が授与される。
 武将であった清正公にあやかり、子供たちの健やかな成長を願う風習として親しまれている。

春日部大凧あげ祭り
【場所】
〒344-0102 埼玉県春日部市西宝珠花83 西宝珠花地先江戸川河川敷
【時期】
5月3・5日
【種類】
凧あげ
【概要】
 江戸川河川敷で、大凧(縦15メートル、横11メートル、重さ800キログラム)、小凧(縦6メートル、横4メートル、重さ150キログラム)が揚げられる。
 凧は、和紙と竹で3カ月もかけて春日部市「庄和大凧文化保存会」の会員によって作られ、大凧の凧文字はその年の世相を反映した文字を公募により選定、子凧文字は市内の小学5年生から募集し選定している。
 大凧を揚げる前に、その年に初節句を迎える子どもたちの健康と幸福な成長を願う儀式が行われ、その後、上若(かみわか)組と下若(しもわか)組それぞれの大凧を揚げる。大凧を揚げるのは百数十人。見物客は10万人以上。江戸川河川敷を埋めた人々が見守る中、大凧が空へ舞い揚がる。
 会場は江戸川河川敷で、多くの屋台も出店し、家族連れなどで賑わう。

越中八尾曳山祭
【場所】
富山県富山市八尾地域
【時期】
5月3日
【種類】
山車・だんじり
【概要】
 江戸時代に生糸や和紙の生産で栄えた八尾商人の財力を背景に、井波の彫刻や高岡の彫金など、富山各地の名工の技を集めて作られた豪華絢爛な6基の曳山が街を巡行する。
 昼間は、笛や太鼓、三味線を用いた優雅な曳山囃子に合わせて、勇壮な若者たちが曳山を引く。特に、狭い坂道を曳山が曲がる「角回り」は迫力満点です。夜になると、彫刻が取り外されて約400個の提灯が取り付けられた「提灯山」となり、幻想的な雰囲気の中で夜遅くまで曳き廻される。

小田原北條五代祭り
【場所】
小田原市内
【時期】
5月3日
【種類】
行列
【概要】
 戦国時代に小田原城を拠点に関東にその勢力を広げた後北条氏五代を称え偲ぶ祭りとして、1960年の小田原城天守閣復興を機に始まった。
 最大の見どころは、北条氏歴代城主や家臣などに扮した総勢1,600名もの勇壮な武者行列で、小田原城址公園から市内を練り歩く。武者行列に加え、吹奏楽隊や神輿も加わり、街全体がお祭り一色になる。毎年、北条氏にゆかりのある有名人がゲストとして招かれることも特徴の一つ。
 単なる観光行事ではなく、地元の歴史と文化を大切にする小田原市民の誇りが詰まった行事であり、多くの観光客を魅了している。

鳥見神社の獅子舞
【場所】
平岡鳥見神社 〒270-1324 千葉県印西市平岡1476
【時期】
5月3日
【種類】
獅子
【概要】
 悪魔払いと五穀豊穣を祈願する三匹獅子舞。舞人は、氏子の青年男子が選ばれ、ジジ(親獅子)、セナ(若獅子)、カカ(雌獅子)の3頭の獅子が舞う。
 特徴的なのが、ジジとセナがカカを巡って争い、やがて仲直りするというストーリー仕立ての演目。 「初の切」・「二の切」・「弓越えの舞」・「寝起きの舞」・「三角の舞」・「みみず拾いの舞」・「けんかの舞」・「仲直り三角の舞」「くじびきの舞」等で構成される。
 また、腹につけた羯鼓(かっこ)を叩きながら舞い、笛の音色に合わせて力強く舞う姿は圧巻。 この獅子舞は、文明年間(1469~1487)から伝わるとされ、県の無形民俗文化財にも指定されている。

加須市民平和祭
【場所】
埼玉県加須市大越
【時期】
5月3日
【種類】
こいのぼり
【概要】
 全長100メートル、重さ330キログラム、目玉の直径10メートルの巨大こいのぼりが利根川河川敷緑地公園の大空にクレーン車であげられる。
 ジャンボこいのぼりの遊泳は、世界平和への願いを込め、加須市民が力を合わせて作り上げている。会場では、地元の物産展や、郷土芸能の披露など様々なイベントが行われ、多くの来場者で賑わう。
 加須市の鯉のぼり産業は明治時代から続いており、全長100メートルのジャンボこいのぼりは、昭和63年に開催された「さいたま博」に合わせ、加須青年会議所により加須市のPR作品として制作された。その後、平成元年第1回加須市民平和祭で公式に初遊泳された。現在は4世が活躍している。

鉄砲洲稲荷神社例大祭
【場所】
鉄砲洲稲荷神社 〒104-0043 東京都中央区湊1丁目6−7
【時期】
5月2-5日
【種類】
歌舞伎・舞台
【概要】
 3年に一度の本祭りでは、大小さまざまな神輿が町内を練り歩き、活気に満ちた光景が広がる。
 見どころは氏子衆が担ぐ本社神輿が、中央区の町々を巡行する様子。威勢のいい掛け声とともに揺れ動く神輿は、観客を魅了する。
 「新富座こども歌舞伎例大祭奉納公演」は小中学生らによる歌舞伎が毎年奉納される。 
 祭りの期間中、神社周辺には屋台が立ち並び、多くの人々で賑わう。江戸時代から続くこの祭りは、地域の歴史と文化を今に伝える貴重な機会となっている。

【2024年】
●5月2日 鳳輦・神輿神霊遷御祭 前日祭
●5月3日 神幸祭
●5月4日 例祭奉幣
●5月5日 新富座こども歌舞伎 鳳輦・神輿神霊還御祭

常陸大津の御船祭
【場所】
茨城県北茨城市大津町
【時期】
5月2・3日 5年に1度
【種類】
舟
【概要】
 大津町の佐波波地祇神社の春の例大祭で、5年に一度行われる勇壮な祭り。
 最大の特徴は、豪華絢爛に飾られた木造の神船「大漁丸」が、車輪のない船底に「ソロバン」と呼ばれる井桁状の木枠100丁を敷き、約300人の曳き手によって陸上を曳き回されるところ。水主(かこ)の歌う御船歌やお囃子に合わせて、左右に揺らしながら進む様子は迫力満点。
 海の安全と大漁を祈願するこの祭りは、江戸時代中期から続く伝統があり、国の重要無形民俗文化財にも指定されている。次回は2024年に開催されました。

常陸大津の御船祭ポスター
常陸大津の御船祭チラシ
北茨城春のお祭りwith花火 マルシェ出店者一覧

熊本城稲荷神社 初午祭
【場所】
熊本城稲荷神社 〒860-0002 熊本県熊本市中央区本丸3−13
【時期】
2月初午の日
【種類】
食
【概要】
 熊本城の鎮守として加藤清正公が勧請した歴史を持つ、熊本城稲荷神社の年間最大の行事。五穀豊穣や商売繁盛、家内安全を願う多くの参拝客で境内は熱気に包まれる。
 祭りの幕開けは、午前零時に行われる「開運御座(かいうんござ)」という神事から始まる。日中にかけては、一時間おきに威勢よく行われる「福餅まき」や、力強い「初午開運太鼓」、華やかな獅子舞の奉納などが披露され、終日にぎわいを見せる。また、家を清める縁起物の「福注連(ふくしめ)」を買い求めたり、振る舞われる甘酒で体を温めたりするのが参拝者の楽しみとなっている。

福野夜高祭
【場所】
富山県南砺市福野地域
【時期】
5月1-3日
【種類】
行燈・提灯
【概要】
 「ヨイヤサ、ヨイヤサ」の掛け声の掛け声と夜高節の唄声と共に、高さ約7mにもなる巨大な「大行燈」や中小の行燈が町を練り歩き、笛や太鼓、勇壮な「夜高節」が祭りを盛り上げる。
 最大の見どころは、2日夜に行われる「引合い」と呼ばれる大行燈同士のぶつかり合い。勇ましい掛け声とともに若衆が相手方の行燈を蹴ったり、自らの台棒を相手の台棒にくぐらせてひっくり返そうとしたりと激しい壊し合いをする。約370年もの歴史を持つこの祭りは、日本ユネスコ協会の「未来遺産」にも登録されている。

高岡御車山祭
【場所】
富山県高岡市山町筋・片原町周辺
【時期】
5月1日
【種類】
山車・だんじり
【概要】
 前田利長公を祀る高岡關野神社の春季例大祭で絢爛豪華な曳山の巡行が特徴の祭り。国の重要有形・無形民俗文化財に指定されており、日本三大曳山祭の一つに数えられる。
 祭りの起源は、加賀藩主の前田利家が豊臣秀吉から拝領した御所車を高岡城下に下賜したことに始まると伝えられている。
 一般には「山」に車をつけた「山車」が多いが、「車」に山をつけた「車山」となるのが特徴。旧市街中心部を絢爛豪華な山車7基が奉曳(ぶえい)巡行する。
 御車山は、京都の祇園祭の山鉾に似た形状をしており、螺鈿や金工細工など、高岡の伝統工芸技術の粋を凝らして飾られている。当日は、御車山が囃子とともに市内を巡行し、その優美な姿は訪れる人々を魅了する。高岡の歴史と文化を今に伝える、華やかで格式高い祭り。

明治神宮 春の大祭(崇敬者の大祭)
【場所】
明治神宮 〒151-8557 東京都渋谷区代々木神園町1−1
【時期】
4月下旬-5月3日
【種類】
舞い
【概要】
 明治神宮崇敬会の会員多数参列のもとに行われる崇敬者の大祭で明治天皇と昭憲皇太后の御霊を慰め、そのご事蹟を偲ぶ。
 祭典では、神楽「浦安の舞」が奉納されるほか、能・狂言、舞楽、邦楽邦舞など、日本の伝統芸能の最高峰とされる数々の奉祝行事が境内の神前舞台で披露される。これらの奉納行事を通じて、日本の伝統文化の神髄に触れることができる貴重な機会となっている。

くらやみ祭り
【場所】
大國魂神社 〒183-0023 東京都府中市宮町3-1
【時期】
4月30日-5月6日
【種類】
太鼓
【概要】
 都指定無形民俗文化財「武蔵府中のくらやみ祭」として指定され、みこしや大太鼓、山車の巡行などたくさんの見所がある。
 特に5日夜に約8基の神輿が御旅所まで巡行する様子は圧巻で、武蔵国の総社にふさわしい迫力に満ちている。
 貴いものを見る事は許されないという古来から存在する儀礼に起因し、街の明かりを消した深夜の暗闇の中で行われていたため「くらやみ祭」と呼ばれるようになった。

横中馬の獅子舞
【場所】
東京都武蔵村山市
【時期】
4月29日
【種類】
獅子
【概要】
 横田、中村、馬場の三地区の氏神に五穀豊穣、無病息災を祈願して三匹獅子舞が奉納される。
 黒い毛が特徴の三匹の獅子が、笛や太鼓、ささらの音に合わせて勇壮に舞い踊る。露払いとして棒術を披露する少年たちや、花笠をかぶって色とりどりの衣装で舞う「ささらすり」の少女たちも見どころ。
 江戸時代中期から続く伝統芸能で、市の無形民俗文化財に指定されている。

亀戸天神社 藤まつり
【場所】
亀戸天神社 〒136-0071 東京都江東区亀戸3丁目6−1
【時期】
4月中旬-5月上旬
【種類】
花見
【概要】
 都内有数の藤の名所として知られる祭事です。見頃を迎える約100株の紫や白の美しい藤の花が境内を彩り、訪れる人々を魅了する。特に、池に映る「逆さ富士」ならぬ「逆さ藤」は絶景として有名。
 期間中は、様々な露店が立ち並び、賑わいを見せる。江戸時代から続く歴史ある藤棚の下で、春の風情を楽しむことができる。学問の神様である菅原道真公を祀る亀戸天神社ならではの、文化的な雰囲気も魅力の一つ。

伊倉南北八幡宮春季大祭
【場所】
伊倉南北両八幡宮 熊本県玉名市
【時期】
4月中旬の日曜日
【種類】
行列
【概要】
 この祭りの最大の特徴は、別名「ねり嫁まつり」とも呼ばれる「練り嫁行列(ねりみゃー)」。美しく着飾った年頃の女性や稚児たちが、太鼓や笛の音に合わせて伊倉の町をゆっくりと練り歩き、両八幡宮へ参詣する。
 この行列は、かつてこの地域で祭りの際に若い娘を怪物に人身御供として差し出していたという言い伝えに由来するとされている。山法師が怪物を退治して以来、若い娘たちが感謝の気持ちを込めてお宮参りをするようになったのが始まりとされている。
 現在では、当番となった地区の幅広い年齢の女性が参加し、華やかな衣装を身につけて行列に加わる。沿道には多くの見物客が集まり、春の伊倉を彩る風物詩となっている。行列の後には、子供神輿や神楽の奉納なども行われ、境内は賑わいを見せる。

大井蔵王権現神社例大祭
【場所】
大井1丁目会館 〒140-0014 東京都品川区大井1丁目14−8
【時期】
4月中旬
【種類】
神輿
【概要】
 通称「天狗祭り」と呼ばれ、江戸時代に火事や疫病から大井村を救ったとされる権現神社の天狗の伝説に由来する。
 最大の見どころは、巨大な天狗の面を載せた御神輿が町内を巡行すること。おしろいを塗って赤やピンクの長襦袢姿の男性たちが担ぎ手となり、独特の姿で練り歩く。また、「大井権現太鼓」の奉納演奏も行われ、迫力ある太鼓の音が祭りを盛り上げる。伝統と歴史を感じられる、地域に根差したお祭りとして親しまれている。
 2023年は蔵王権現太鼓の奉納、宮神輿が巡行した。

品川神社太々神楽
【場所】
品川神社 〒140-0001 東京都品川区北品川3丁目7-15
【時期】
4月15日以後の日曜日
【種類】
舞い
【概要】
 徳川家康が関ヶ原の戦いの戦勝祈願として奉納したことに由来すると伝えられている。江戸時代から伝わる面をつけた舞手が、品川拍子と呼ばれる独自の曲に合わせて舞を演じる。
 また、品川神社の太々神楽では楽師の奏でる音にあわせて、江戸時代から伝わる古い面をつけた舞人が12座の舞を演じ、春の大祭では四方拝(しほうはい)の舞、稲荷(いなり)の舞など6座(四方拝の舞、稲荷の舞、矢天狐の舞、花鎮の舞、翁の舞、幸替の舞)が奉納されている。

浮羽おくんち
【場所】
賀茂神社 〒839-1408 福岡県うきは市浮羽町山北1
【時期】
4月11日
【種類】
行列
【概要】
 五穀豊穣と無病息災を願って行われる伝統行事。山北地区の賀茂神社で神事と浦安の舞が奉納された後、隈上正八幡宮との間を、振毛槍や子ども楽、稚児などが連なる華やかな行列が往復する。
 沿道からは盛んな声援が送られ、賀茂神社の境内には多くの露店が並び賑う。特に、大人と子どもで構成された「毛槍」は、槍を投げる古い様式で、力強い動きが見どころ。奉納剣道大会なども行われ、地域内外から多くの人々が訪れる。

鶴の舞
【場所】
氷川台氷川神社発祥之地 〒176-0002 東京都練馬区桜台6丁目32−18
氷川台氷川神社 〒179-0084 東京都練馬区氷川台4丁目47−3
【時期】
4月第2日曜日 3年に1度
【種類】
舞い
【概要】
 江戸時代から伝わる鶴の擬態芸能。氷川神社の春祭り「お浜井戸の里帰り(神輿渡御行事)」で奉納される、子孫繁栄や五穀豊穣を願う古式ゆかしい舞。
 雌雄一対の鶴に扮した2人の演者が、太鼓の音に合わせて羽ばたくように舞い、最後に交尾のしぐさをする。演者は竹の骨組みに白紙を貼った鶴の冠を被り、紋付の羽織を広げて舞う。
 東京都練馬区の無形民俗文化財に指定されており、3年に一度行われる。

【2024年】
●4月13日(土)18:00 前夜祭:カラオケ大会
●4月14日(日)11:00  式典、宮宿による獅子の舞、鶴の舞奉納 ※開催場所は御浜井戸

浅草寺 白鷺の舞
【場所】
浅草寺 〒111-0032 東京都台東区浅草2丁目3−1
【時期】
4月第2日曜日、5月三社祭、11月3日
【種類】
舞い
【概要】
 昭和43年(1968)に明治100年記念(東京100年)行事として始められ、『浅草寺縁起』(寛文縁起)に描かれる「白鷺の舞」を再興した寺舞。
 鷺舞の神事は京都八坂神社が起源とされ、浅草寺の舞はその鷺舞を参考に、寺舞保存会によって演じられている。
 白鷺の装束をまとった踊子が舞い、武人、棒ふり、餌まき、楽人、守護童子などが、「白鷺の唱」を演奏しながら練り歩く。
 舞は静かでゆったりとした動きが特徴で、笛や太鼓の音色に合わせて、優美な姿を見せる。
 この舞は、浅草寺本堂裏の庭園や境内で行われ、毎年11月3日の文化の日に行われる例大祭「金龍の舞」とともに、浅草寺を代表する伝統行事となっている。
 江戸情緒あふれる浅草の街並みに、白く美しい鷺が舞う姿は、訪れる人々を魅了し、浅草の秋の風物詩として親しまれている。

大野の送神祭
【場所】
大野神社 〒355-0366 埼玉県比企郡ときがわ町大野330−2
【時期】
4月第2日曜日
【種類】
行列
【概要】
 江戸時代の天明の飢饉で疫病が流行した際、信州で行われていた神事を取り入れて悪疫退散を願って始まったとされている。疫病神、はやり神を村境に追いながら山里に春を呼ぶ埼玉県では珍しい神事。埼玉県指定無形民俗文化財にも指定されており、山里に春の訪れを告げる神事として知られている。
 祭りでは、笛や太鼓の音色に合わせて神主や和紙でできた神輿、「悪魔送神祭」や「大野神社御祭禮」と書かれている小籏の行列が村境まで練り歩き、最後に神輿に刀を刺すことで厄病を封じ込めるという、全国的にも珍しい儀式が執り行われる。地域の人々が一体となって伝統を継承している祭り。

かなまら祭
【場所】
若宮八幡宮 〒210-0802 神奈川県川崎市川崎区大師駅前2丁目13−16
【時期】
4月の第1日曜日
【種類】
神輿
【概要】
 男根をかたどった3基の神輿がかつぎ出される。子授けや縁結び、現在ではエイズ除けの祭りとしても有名で、外国人観光客も大勢訪れる。
 元々金山神社は鍛冶の神様を祀る神社であったが、江戸時代に川崎宿の飯盛女(遊女)たちの病除け
に端を発し、かなまら祭りが行われるようになった。春になると草木が芽を出して再生することから、自分たちの体の再生を願って飯盛女たちが地面にゴザを敷いて下半身の病除けを祈願した。
 海外の様々なメディアで取り上げられたこともあり、「かなまら祭」のおおらかでひらかれた雰囲気から、外国人にも人気があり「うたまろフェスティバル」として大師の風物詩となっている。名物の男性器をかたどった飴やグッズも人気。

かなまら祭 チラシ

御田植祭
【場所】
香取神宮 〒287-0017 千葉県香取市香取1697
【時期】
4月の第1土曜日、翌日曜日
【種類】
田植
【概要】
 大阪住吉大社・三重伊勢神宮とならび日本三大御田植祭の一つに数えられる、五穀豊穣を祈るお祭り。
 1日目は耕田式で、拝殿前にて鎌・鍬・鋤・牛を使って田植え前の田んぼを耕す風景を模した儀式と、8人の稚児による田舞や早乙女手代による植初め行事が奏される。
 2日目は田植式で、稚児や神職などが参道から御神田へと向かい、早乙女手代が田植え歌を唄いながら苗を植える姿が見られる。
 笛や太鼓の音色に合わせて、優雅な手つきで苗を植える様子は、古式ゆかしい日本の田園風景を思わせる。地元の人々だけでなく、多くの観光客も訪れ、祭りの様子を見守る。

遠州横須賀三熊野神社大祭
【場所】
三社権現 三熊野神社(熊野本宮) 〒437-1304 静岡県掛川市西大渕5631−1
【時期】
4月第1金・土・日曜日
【種類】
山車・だんじり
【概要】
 「祢里(ねり)」と呼ばれる豪華な二輪屋台で、遠州地方独特の様式を持っている。各町の祢里には「しゃぎり」と呼ばれる軽快な祭り囃子が奏でられ、町中を曳き回す。
 笛と太鼓の囃子と「シタッ!シタッ!」の掛け声に合わせて、13台の山車が町中を威勢よく曳き廻される。
 山車の曳き廻しは神輿渡御のお供としての性格を持ち、その形態は江戸天下祭りの流れをくんでいる。
 祭りのクライマックスは、日坂(にっさか)の三社祭礼囃子と横須賀の屋台囃子が競演する「けんか囃子」。歴史と文化が息づく勇壮な祭りで、国の重要無形民俗文化財にも指定されている。

善光寺御開帳
【場所】
善光寺 〒380-0851 長野県長野市長野元善町491
【時期】
4月上旬-5月下旬  ※数えで7年に1度
※2022年(令和4年)は4月3日(日)-6月29日(水)
【種類】
御開帳
【概要】
 絶対秘仏である御本尊の御身代わり「前立本尊」を善光寺の本堂にお迎えする行事。「前立本尊」は普段は御宝庫に安置されていますが、七年に一度の御開帳の時だけ、特別にお姿を拝むことができる。
 前立本尊中央の阿弥陀如来の右手に結ばれた金糸は五色の糸に変わり、白い「善の綱」として、本堂前の高さ約10メートルの回向柱に結ばれる。その回向柱に触れることによって、前立本尊に触れるのと同じこととなる。
 御開帳期間中は、多くの参拝者が全国から訪れ、賑わいを見せる。

式年造営御柱大祭(御柱祭)

【場所】
〒392-0015 長野県諏訪市中洲宮山1 諏訪大社 上社本宮
〒391-0013 長野県茅野市宮川2030 諏訪大社 上社前宮
〒393-0092 長野県諏訪郡下諏訪町大門193 諏訪大社 下社春宮
〒393-0052 長野県諏訪郡下諏訪町 5828 諏訪大社 下社秋宮
【時期】
上社 山出し祭は4月上旬 里引き祭は5月上旬
下社 山出し祭は4月中旬 里引き祭は5月中旬
【種類】
行列
【概要】
 7年に1度寅と申の年に行われる日本三大奇祭の一つで正式名称は「式年造営御柱大祭」。八ヶ岳山麓・霧ケ峰から16本のモミの木を切り出し諏訪大社の上社本宮、上社前宮、下社秋宮、下社春宮の4宮の四隅に1本づつ建てる。
 上社と下社それぞれに山出し祭と里引き祭がありそれらをまとめて御柱祭と言う。
山中から選ばれたモミの巨木にまたがり急斜面を100mほど滑り落ちる「木落とし」や、御柱に乗って川を渡る「川越し」が大きな見どころ。諏訪地方の住民が参加し、勇壮な祭りが繰り広げられる。

春のぼたん祭
【場所】
上野東照宮ぼたん苑 〒110-0007 東京都台東区上野公園9−88
【時期】
4月上旬ー 5月上旬
【種類】
花見
【概要】
 日中友好を記念して開苑されたぼたん苑で、江戸の風情を感じながら、大輪のぼたんを鑑賞できる。日本、中国、アメリカ、フランスなど世界各地の約110品種500株以上のぼたんが咲き誇り、色鮮やかな花々が苑内を彩る。また、ぼたん以外にもシャクナゲやシャクヤクなども見頃を迎え、様々な種類の花々を楽しむことができる。

はむら花と水のまつり
【場所】
東京都羽村市羽東 稲荷神社、多摩川周辺
【時期】
4月初旬-中旬
【種類】
神輿
【概要】
 前期が「さくらまつり」、後期が「チューリップまつり」として開催される。
 「さくらまつり」期間中は玉川上水沿い・羽村堰周辺に咲く約200本の桜がライトアップされ、4月の第2日曜日は市内各所の神社から山車や神輿が練り歩き、神輿が川を渡る。
 「チューリップまつり」は、約35万球のチューリップが周囲一帯を彩る。

築地本願寺 はなまつり
【場所】
築地本願寺 〒104-8435 東京都中央区築地3丁目15−1
【時期】
4月8日前後
【種類】
行列
【概要】
 お釈迦様の誕生日である4月8日を祝う行事。稚児行列や灌仏会(かんぶつえ)などの伝統的な儀式が行われる。稚児行列では、衣装をまとった子供たちが境内や周辺を練り歩き、その健やかな成長を願う。
 境内には飲食の屋台が出店したり、ステージで音楽や舞踊などのアトラクションが披露されたりするなど、お祭り気分を楽しめる催しが多数用意される。お子様向けの体験コーナーもあり、家族で楽しめるイベントとして親しまれている。仏教徒だけでなく、誰もが気軽に楽しめる賑やかなお祭り。

小江戸川越春まつり
【場所】
埼玉県川越市 中心市街地
【時期】
3月下旬-5月上旬
【種類】
花見
【概要】
 春の訪れを祝うイベントで川越の街全体が会場となり、期間中は様々な催しが行わる。
蔵造りの街並みや菓子屋横丁など、川越の歴史的な景観を楽しみながら、華やかなお祭りムードを味わうことができる。山車や神輿が街を練り歩くほか、地元商店街の屋台や物産展も多数出店し、賑わいをみせる。
 また、喜多院の桜まつりや川越氷川神社の縁結び祈願祭など、各所の伝統的な行事もこのお祭りの一環として行われる。川越の文化と歴史、そして美しい春の風景を一度に堪能できる、魅力あふれるお祭り。
 このお祭りは、川越の魅力を再発見し、多くの人々にその良さを伝える貴重な機会となっている。

こいのぼりの里まつり
【場所】
群馬県館林市 鶴生田川、近藤沼、茂林寺川、旧つつじが岡パークイン、多々良沼
【時期】
3月下旬-5月上旬
【種類】
こいのぼり
【概要】
 鶴生田川浄化啓発を目的として、こいのぼりの掲揚を始めたことから始まり、現在に至っている。約4,000匹ものこいのぼりが市内を彩る壮大なイベント。メイン会場となる鶴生田川では、川面を覆うように掲揚された無数のこいのぼりが、春風を受けて悠々と泳ぐ姿は圧巻。2005年には5,283匹の掲揚で世界記録に認定された。
 桜の開花時期と重なることから、桜並木とこいのぼりの共演も楽しめる。
 また、夜間にはライトアップも行われ、幻想的な雰囲気の中、昼間とは異なるこいのぼりの姿を観賞できる。会場は鶴生田川のほか、近藤沼公園など市内複数箇所にわたり、ゴールデンウィーク頃まで開催される。

文京つつじまつり
【場所】
根津神社 〒113-0031 東京都文京区根津1丁目28−9
【時期】
3月下旬-4月下旬
【種類】
花見
【概要】
 昭和44年度から根津神社で行われているつつじのお祭り。
 江戸時代、現在の根津神社の境内にあたる場所は、甲府中納言家徳川綱重(綱吉の兄)の山手屋敷だった。つつじ苑のつつじは、その時代に上州館林から移植されたもので、つつじが岡と称されるほど。
 現在では約100種3000株ものつつじが咲き誇る、都内有数のつつじの名所として賑わっている。
 つつじは、まつりの開催中約1か月にわたり咲き誇り、植木市や露店・骨董市は期間中毎日開催され、週末や祝日には各種行事も行われる。

文京つつじまつり

目黒川の桜祭り
【場所】
東京都目黒区 目黒川周辺
【時期】
3月下旬-4月上旬
【種類】
花見
【概要】
 例年3月下旬から4月上旬にかけて、約4kmにわたり約800本のソメイヨシノが咲き誇り、川面を淡いピンク色に染める。特に、夜にはぼんぼりが灯され、ライトアップされた夜桜が幻想的な雰囲気を醸し出す。中目黒駅周辺を中心に、屋台も多数出店し、多くの花見客で賑わう。また、散り始めた花びらが川面を流れる「花筏(はないかだ)」も風情があると人気。
 期間中は、イベントが行われたり、桜並木沿いに多くの屋台が立ち並び、食べ物を片手に桜を楽しむことが出来る。

目黒川さくらMAP

裏日本橋桜まつり
【場所】
東京都中央区日本橋浜町 浜町公園緑道
【時期】
3月下旬
【種類】
花見
【概要】
 桜の開花時期に合わせて、浜町商店街連合会、富沢町商店街、トルナーレ日本橋浜町商店会が共催している。
 会場となる浜町公園の緑道には、焼きそば、フランクフルト、イカ焼き、串焼きなど、様々な屋台が並び、花見客で賑わう。購入には引換券が必要となるのが特徴。地元商店街が中心となって、地域住民や来訪者が一体となってお花見を楽しむイベントとなっている。

桜フェス日本橋
【場所】
東京都中央区日本橋室町 福徳神社周辺
【時期】
3月中旬-4月上旬
【種類】
花見
【概要】
 街全体が「桜色」をテーマに彩られ、華やかな雰囲気に包まれる。
 期間中は、歴史的建造物や街路が桜色にライトアップされ、幻想的な夜桜を楽しめる。また、コレド室町テラスをメイン会場に、老舗の味が楽しめる「桜屋台」や、桜をテーマにした限定スイーツやフードを提供する店舗が多く出店する。桜を「見る」だけでなく「食べる」ことでも楽しめる、日本橋ならではの春のイベント。

阿蘇神社 火振り神事
【場所】
阿蘇神社 〒869-2612 熊本県阿蘇市一の宮町宮地3083−1
【時期】
3月中旬
【種類】
火
【概要】
 春の訪れを告げる勇壮な火祭り。国指定重要無形民俗文化財である「阿蘇の農耕祭事」の一つで、農業の神様である国龍神(くにたつのかみ)が妃神を迎える婚礼の儀式「御前迎え」を祝うために行われる。
 夕闇の中、氏子たちが燃え盛る茅束(かやたば)を勢いよく振り回し、参道は幻想的な炎の輪で彩られる。これは、神様の足元を照らし、歓迎する意味があるとされている。
 火の粉を浴びると無病息災のご利益があるとも言われ、見物客もその迫力に魅了される。祭りの終わりには阿蘇に本格的な春が訪れると言われている。

京都・花灯路
【場所】
京都府京都市東山区
【時期】
3月中旬
【種類】
行燈・提灯
【概要】
 京都・花灯路は、2003年から2023年まで京都市の東山と嵐山で行われていた、ライトアップイベント。石畳の路地や歴史的建造物が、行灯や生け花によって幻想的に彩られた。期間中には、寺社仏閣の夜間拝観や、様々な文化イベントも開催され、多くの観光客で賑わった。

名残りの雛神事
【場所】
波除神社 〒104-0045 東京都中央区築地6丁目20−37
【時期】
受付:2月4日-3月18日
展示:3月20-27日
【種類】
人形・装飾
【概要】
 役目を終えた雛人形や五月人形、日本人形などを供養する行事。持ち込まれた人形は、お焚き上げに先立って境内に展示され、参拝者はもう一度名残を惜しむことができる。その後、神職によって人形の供養祭が執り行われ、感謝の意を込めてお祓いをし、後日お焚き上げされる。波除神社で有名な獅子の周囲に集められた人形たちが飾られるさまは期間限定の異色コラボレーション。長年大切にされてきた人形に感謝を伝え、その魂を慰めるための、心のこもった神事。

会津彼岸獅子
【場所】
福島県会津若松市 鶴ヶ城、阿弥陀寺、ほか市内各所
【時期】
3月20日(春分の日)
【種類】
獅子
【概要】
 春の彼岸入りに、三体の獅子が笛と太鼓の音色に合わせて、舞を披露しながら鶴ヶ城、阿弥陀寺など市内各所を練り歩く。豊作と家内安全を祈り、春の訪れを喜び合う会津の伝統行事。
 お盆などにお墓やお寺などで祖先の供養として踊ったと言われており、春の彼岸の時期に舞われることから「彼岸獅子」と呼ぶようになった。
 戊辰戦争の際には包囲された鶴ヶ城へ戦わずして入場するため奇策としても活用された。

下柴彼岸獅子舞
【場所】
福島県喜多方市中心部
【時期】
「春分の日」を中日とした前後3日間
【種類】
獅子
【概要】
 天正2年(1574年)に疫病退散を祈願して始まったと伝えられ、会津地方で最も古い歴史を持つとされている。毎年、春の彼岸に五穀豊穣や悪疫退散を祈願し、笛や太鼓の軽快な音に合わせて、太夫、雄、雌の3頭の獅子が勇壮な舞を披露する。
 披露される会場は喜多方駅前通り、喜多方市役所、ふれあい通り、おたづき蔵通りなどの店舗前や沿道、広場など。
 春の彼岸に舞うことから、下柴彼岸獅子という名になったと言われている。福島県の無形民俗文化財。会津彼岸獅子舞の発祥。
 会津の遅い春の到来を告げる風物詩としても知られ、市内を練り歩く姿は多くの人々を魅了する。

金龍の舞
【場所】
浅草寺 〒111-0032 東京都台東区浅草2-3-1
【時期】
3月18日
【種類】
龍・火
【概要】
 昭和33年(1958)、本堂再建を記念して創られた寺舞でその名は浅草寺の山号「金龍山」に由来し本尊である聖観音菩薩を護る金龍が舞い降りたという伝承を基にした舞踏。毎年3月18日の本尊示現会と10月18日の菊供養会に奉演される。
 観音さまを象徴する「蓮華珠」を先頭に、これを守護する「金龍」が仲見世や境内を練り歩く。金龍浅草組合花組のお囃子の中、勇壮華麗な舞が繰り広げられ、参拝者から歓声や拍手が起こる。
 金龍は長さ約18メートルの巨大なもので、8人によって担がれて、浅草寺境内を練り歩く。その迫力ある舞は、多くの観光客を魅了している。

高尾山 火渡り祭
【場所】
高尾山薬王院 自動車祈祷殿広場 〒193-0844 東京都八王子市高尾町2390
【時期】
3月の第2日曜日
【種類】
火
【概要】
 修験者の修行を通じてご本尊である飯縄権言(いづなごんげん)の衆生救済(しゅじょうくさい)のご利益を受ける高尾山薬王院の年中行事。
 山積みになった護摩木(なで木)を火中に投げられ、火が鎮まると修験者達がくすぶる灰の上を素足で歩き渡る荒行。
 参拝者は、火渡りが行われた後の炭火の上を渡ることで、無病息災を願う。この祭りは、高尾山の豊かな自然と一体となったスピリチャルな体験として知られ、多くの観光客や信徒が訪れる。燃え盛る炎と修験者の厳格な姿は、見る者に強い印象を与える。

祭頭祭
【場所】
鹿島神宮 境内及び大町通り・仲町通り周辺 茨城県鹿嶋市
【時期】
3月9日
※3月9日が平日の場合、3月9日直後の土曜日
 3月9日が土曜日の場合、土曜日(当日)
 3月9日が日曜日の場合、日曜日(当日)
【種類】
行列
【概要】
 五穀豊穣と天下泰平を祈る祭事で国の重要無形民俗文化財にも指定されている。
 祭りの主役は「囃人」と呼ばれる若者たちで、2本の棒を打ち鳴らし、独特の節回しで歌いながら、氏子地区から大鳥居をくぐり、鹿島神宮を目指す。その年の干支にちなんだ飾りをつけた花笠をかぶり、色鮮やかな衣装をまとい、威勢の良い歌と踊りで神宮境内を練り歩く。
 夕方には、楼門前で「押しくらまんじゅう」に似た激しいぶつかり合いを演じ、祭りの熱気は最高潮に達します。勇壮で華やかな祭りとして知られ、多くの観光客で賑わう。

2024年祭頭祭リーフレット
2024年祭頭祭交通規制図

曲水の宴
【場所】
太宰府天満宮 曲水の庭(文書館)、参道 〒818-0117 福岡県太宰府市宰府4丁目7−1
【時期】
3月第1日曜日
【種類】
歌舞伎・舞台
【概要】
 平安時代の貴族の遊びを再現したもので、庭園のせせらぎ(曲水)のほとりに参宴者が座る。
 まず、童子が水面を酒を注いだ杯を乗せた船を流す。これが自分のもとに流れてくる間に、決められた題で和歌を詠む。杯が目の前を通り過ぎるまでに和歌が完成しないと、罰としてお酒を飲み、歌が完成した場合は杯を受け取って酒を飲むという、趣のある遊び。
 天徳2年(958)に大宰大弐小野好古(おののよしふる)により始められたもので、詩歌の名手であった道真公の在りし日の御姿、当時の華やかな宴の様子が思い起こされる。
 現代では、十二単や狩衣をまとった歌人たちが、当時の風情を再現している。太宰府天満宮の美しい庭園を舞台に行われ、多くの見物客を魅了している。

厄除元三大師大祭・だるま市
【場所】
深大寺 〒182-0017 東京都調布市深大寺元町5丁目15−1
【時期】
3月3・4日
【種類】
市
【概要】
 比叡山延暦寺の中興の祖である慈恵大師(元三大師)の遺徳を讃える行事として始まった。
 「日本三大だるま市」の一つに数えられ、境内には約300軒ものだるま店が軒を連ね、多くの参拝客で賑わう。購入しただるまには、僧侶が物事の始まりを意味する梵字「阿」を左目に、願いが叶った際には感謝の意を込めて「吽」を右目に書き入れてもらうことができる。
 最大の見どころは3日、4日のそれぞれ午後2時に行われる「お練り行列」であるが、2021年は残念ながらコロナウイルスの影響を受け中止となった。深大寺の諸行事の中で最大の行事。 

雷の大般若
【場所】
真蔵院 〒134-0084 東京都江戸川区東葛西4丁目38−9
【時期】
2月最終日曜日
【種類】
行列
【概要】
 白粉と紅を塗り女装した男たちが、大般若経600巻のはいった経箱を担ぎ、地域を駆け巡り厄除け札を配る。
 江戸時代末期にコレラが流行した際、真蔵院の和尚が大般若経を背負って村を回ったところ、被害がなかったことが起源とされている。また、結核の妹のために兄が女装して厄払いをしたという説もある。
 現在では、女装した青年たちが無病息災を願い、約500軒の氏子宅を回る。沿道には見物客も多く、独特の賑わいを見せる奇祭。江戸川区の無形民俗文化財。

木原不動尊春季大祭
長寿寺(木原不動尊) 〒861-4153 熊本県熊本市南区富合町木原2040
【時期】
2月28日
【種類】
火
【概要】
 一年で最も多くの参拝者が訪れる春の大祭。ご本尊ご開帳のほか、採灯(さいとう)大護摩供、火渡り、湯立て、湯浴びといった大荒行が行われる。護摩木を読経とともに燃やし、おき火の上を修験者が素足で歩く火渡りは、毎年多くのカメラマンも訪れるほど壮観。煮えたぎる釜の中に笹を敷き、もうもうと湯気が上がる中に座り込む湯立てや、その笹が振られて釜の中の熱湯を浴びる湯浴びなど、どれも目を見張るような大荒行である。
 修験者が渡ったあとのおき火を参拝者が裸足で歩くと、一年を無病息災で過ごせるといわれている。
 当日は、護摩焚きや稚児行列なども行われ、多くの露店も立ち並び賑わう。地域にとって重要な年中行事の一つ。

柳川雛祭り さげもんめぐり
【場所】
福岡県柳川市中心部
【時期】
2月中旬-4月初旬
【種類】
人形・装飾
【概要】
 江戸時代末期から伝わるこの地域特有のひな祭り。家々に伝わる「さげもん」と呼ばれる飾り物が色鮮やかに軒先を飾る。
 さげもんとは、吊るし飾りの一種で、一つひとつの飾りに子どもの健やかな成長を願う意味が込められている。手まりや動物、野菜などをかたどった小さな布細工が、およそ50個も吊るされる。
 期間中は、市内の各施設や商店、一般家庭などで、趣向を凝らしたさげもんが展示され、街全体が華やかな雰囲気に包まれる。ひな人形の衣装を着た園児らがどんこ舟に乗る「おひな様水上パレード」や夢や希望を雛短冊に託して、川下りの船上から流す「流し雛祭」なども行われる。温かく、心和む日本の伝統文化を体験できる貴重な機会。

勝浦ビッグひなまつり
【場所】
千葉県勝浦市 遠見岬(とみさき)神社、勝浦中央商店街周辺他
【時期】
2月中旬-3月3日
【種類】
人形・装飾
【概要】
 全国から寄贈された約3万体のひな人形が街中に飾られる一大イベント。徳島県勝浦町よりおよそ7,000体のひな人形を里子として譲り受けたことから始まる。
 特に圧巻なのは、遠見岬神社の60段の石段を埋め尽くす約1,800体のひな人形。毎日飾り付けと片付けが行われ、夜にはライトアップされ幻想的な雰囲気に包まれる。商店街や市内の施設など、至る所に工夫を凝らしたひな人形が展示され、街全体が華やかなひな祭りムード一色になる。
 地元の子どもたちによる稚児行列や、キッチンカーの出店など、関連イベントも多数開催され、春の勝浦を彩る風物詩として多くの観光客を魅了している。

山北八幡宮春季例大祭
【場所】
山北八幡宮 〒869-0312 熊本県玉名郡玉東町白木1376
【時期】
2月19日
【種類】
歌舞伎・舞台
【概要】
 山北八幡宮例大祭は2月19日に「春季例大祭」、11月19日に「秋季例大祭」が執り行われる。
 春季例大祭では、その年の豊作を祈願し午前11:00からお払いがあり、その後、地元の山北小学校の5年生と6年生の男の子によって奉納相撲が行われる。その後は玉串や直会があり、境内で神楽の奉納も披露される。
 一方、秋季例大祭は収穫への感謝を捧げるもので、神輿渡御や勇壮な神馬が石段を駆け上がる様子が見どころ。1300年以上の歴史を持つ山北八幡宮の、地域に根差した信仰と文化が色濃く反映された祭事。

天領日田おひなまつり
【場所】
大分県日田市豆田町 豆田・隈地区他の旧家・資料館など
【時期】
2月15日-3月31日
【種類】
人形・装飾
【概要】
 江戸時代に九州随一といわれるほど繁栄した日田の歴史と文化を伝える華やかな祭典。天領日田の豪商たちが京や大阪から買い求めた豪華なひな人形を旧家や資料館、商店などに飾られる。中には御殿びなや内裏びなといった珍しいものもある。期間中は、町歩きを楽しみながら、それぞれの場所で趣の異なるひな人形を鑑賞できる。また、関連イベントとして、ひな人形作り体験や、地元グルメが楽しめる屋台なども出店し、多くの観光客で賑わう。

見島のカセドリ
【場所】
見島熊野神社 〒840-0002 佐賀県佐賀市蓮池町見島695
【時期】
2月第2土曜日
【種類】
なまはげ・アマハゲ・カセドリ
【概要】
 見島に鎮座する熊野神社の拝殿に、むしろが敷きつめられ、数名の長老が羽織姿で座る。
「カセドリ」は青年2名で、藁で編まれたみのと腰みのを着け、黒脚絆に白足袋でわらじをはく。顔と頭には白布を巻いて、目、鼻、口だけを出し、鉢巻をしめ甚八笠をかぶる。手には黒手甲をはめ、長さ1.7メートル余りの竹を1本持つ。竹は一方の端のところを2か所縄でしばり、3分の2くらいの長さは細く割られている。
 烏居のところに待機していたカセドリは、準備が終ると、竹を脇にかかえこみ、竹を打ち鳴らしながら拝殿に走りこむ。両膝をつき体を前にかがめて、竹の割れている方を床面に小刻みに激しく打ちつけ、ガチャガチャと打ち鳴らす。盃がカセドリの前におかれ酒が注がれると、そのままの姿で飲みほし、また、同じ所作を続ける。
 謡(うたい)が始まると、カセドリはそのままの姿勢で休み、終ると再び同じ所作を繰り返す。謡が三番はいって、最後の所作が終ると、竹を打ち鳴らしつつ鳥居のところまでかけ戻る。
 熊野神社の行事が終わると、提灯2名・天狗面2名・御幣1名・カセドリ2名・かごにないの少年数名の順で、各家々を廻る。カセドリは、竹を打ち鳴らしながら家々の部屋にとび込み、膝をつき体を曲げて畳に竹を打ちつけて激しく打ち鳴らす。茶が1杯ずつすすめられ、終わると竹を打ち鳴らしつつ走り出る。切餅を貰い受けて、その家を去り、次の家に向かう。
 各家を廻り終ると、熊野神社に集って、各家から貰い受けた餅を全員で食べながら、歓談する。
 この行事は、以前は旧暦1月14日に行われていた小正月の行事であって、県内では他に伝承されていない小正月における神人訪問の伝統行事として注目されている。

徳丸北野神社田遊び
【場所】
徳丸北野神社 〒175-0083 東京都板橋区徳丸6丁目34−3
【時期】
2月11日
【種類】
歌舞伎・舞台
【概要】
 板橋区徳丸に伝わる民俗芸能で、国の重要無形民俗文化財に指定されており(板橋区では、「徳丸北野神社田遊び」と「赤塚諏訪神社田遊び」が国の重要無形民俗文化財に指定されている)、五穀豊穣を祈願する神事。
 社殿での「本田遊び」と境内での「庭田遊び」の二部構成で、田植えから収穫までの一連の稲作の過程を、唄や囃子に合わせて演じる。翁(おきな)やおかめ、面をつけた早乙女(さおとめ)などが登場し、ユーモラスな所作を交えながら、豊作への願いを表現する。特に、庭田遊びでの田を耕す「鍬(くわ)のしぐさ」や、稲刈りの様子を表す場面は見どころ。
 鎌倉時代から続く伝統があるともいわれ、板橋区の無形文化財にも登録されている。地域の農業信仰と深く結びついた、貴重な年中行事。

裸ん行
【場所】
勅命社 風浪宮 〒831-0016 福岡県大川市大字酒見726-1
【時期】
2月10日
【種類】
裸
【概要】
 筑後地方の三大火祭りの一つとして知られる勇壮な祭り。邪気退散と書いた「大うちわ」を先頭に、締め込み姿にねじり鉢巻、白足袋の出で立ちの若者たちがたいまつを手に樽御輿を担ぎ、若津神社から風浪宮まで約3キロの道のりを「ワッショイ!ワッショイ!」と駆け抜ける。
 風浪宮に到着すると、本殿を3周して神職の御祓いを受けるという流れで、五穀豊穣や無病息災などを祈願する。冬の夜空に松明の炎が揺らめく様は圧巻で、多くの見物客で賑わう。

王子稲荷神社 凧市
【場所】
王子稲荷神社 〒114-0021 東京都北区岸町1丁目12−26
【時期】
2月午の日
【種類】
市
【概要】
 江戸時代から続く伝統的なお祭りで江戸時代は火事が多かったことから、「風を切って揚がる凧」が火事除けのお守りとして「火防の凧(ひぶせのたこ)」として授与されるようになり、定着した。
 例年、お祭り当日は境内から旧参道にかけて多くの露店が立ち並び、火防の凧を求める参拝者や多くの人で賑わう。この凧を家に祀ることで、火難を免れ、無病息災や商売繁盛にご利益があると信じられている。

高橋稲荷神社初午大祭
【場所】
高橋稲荷神社 〒860-0068 熊本県熊本市西区上代9丁目6−20
【時期】
2月の初午の日
【種類】
食
【概要】
 商売繁盛や五穀豊穣などを願い、県内外から多くの参拝者が訪れる。
祭りの呼び物は、石垣の上の祈祷殿から広場にいる群衆に向けて7回に分けて行われる「福餅まき」で、紅白の餅がまかれ、大変な賑わいを見せる。また、「福かき」や「破魔矢」などの縁起物を買い求める人々も多く、新年の福を招き入れるお祭りとして親しまれている。当日は交通規制が行われ、無料シャトルバスも運行されるなど、多くの来場者に対応している。

増上寺節分追儺式
【場所】
増上寺 〒105-0011 東京都港区芝公園4丁目7−35
【時期】
2月3日
【種類】
節分
【概要】
 東都の四季を彩る年中行事の名物。裃を着用した年男年女や、角界・芸能人などの著名人が参加し、特設舞台から「鬼は外、福は内」の掛け声とともに福豆を盛大にまく。餅つきや鬼問答なども行われ、華やかな雰囲気に包まれる。開運招福を願う人々は、この豆まきに参加することで、一年間の無病息災や福を呼び込むことを祈願する。徳川将軍家とのゆかりも深い増上寺ならではの、歴史と伝統を感じさせる行事。

鐵砲洲稲荷神社 節分祭追儺式
【場所】
鐵砲洲稲荷神社 〒104-0043 東京都中央区湊1-6-7
【時期】
2月3日
【種類】
節分
【概要】
 室町時代中期に始まったとされる行事で、古くは旧暦12月の晦日に行われていた「追儺(ついな)」が節分祭と合わさったもの。
 追儺は「陰祓い」を意味し、悪しきものを祓い、春の陽気を招き入れることを目的とする。神代の昔、イザナギの神が桃の実を投げて悪鬼を祓った故事に倣い、桃の弓で葦矢を放つ神事が行われる。
 節分祭といえば欠かせないのが「豆まき」。悪鬼を祓うため、桃の実の代わりに煎り豆をまき、厄除けと招福を願う。豆をまく「年男・年女」は、知らず知らずのうちに犯した罪や、厄をもたらす陰気(悪鬼)を祓い、善根を培うという意義深い役割を担う。
 地元有志の年男年女約200名が参加し、毎年大盛況となっている。 敬神婦人会が一週間かけて準備した1万個もの豆の中には景品引換券が入ったものがまかれており、液晶テレビなど豪華な景品が当たる。

水天宮節分祭
【場所】
水天宮 〒103-0014 東京都中央区日本橋蛎殻町2丁目4−1
【時期】
2月3日
【種類】
節分
【概要】
 安産祈願で有名な水天宮で毎年節分に行われる伝統行事。疫病や邪気を払い、無病息災を願う豆まきが中心で、「鬼は外、福は内」の掛け声が響き渡る。
 豆まきは複数回に分けて行われ、例年、明治座公演の出演者などが特別ゲストとして登場し、福豆やお菓子がまかれる。一般の参拝者も無料で福豆拾いに参加できるほか、事前に申し込めば舞台から豆まきに参加することも可能。新しい社殿となってからも多くの参拝者で賑わい、除災招福を祈る賑やかなお祭りとして親しまれている。豆まきの合間にはミニライブなども開催されることがある。

横濵中華街 春節
【場所】
横浜中華街 神奈川県横浜市中区山下町
【時期】
1月下旬-2月中旬の間にスタートし約15日間
※2026年は2月17日(火)-3月3日(火)
【種類】
行燈・提灯
【概要】
 中国の旧正月を祝う盛大な伝統行事。毎年旧暦の元旦を中心に約2週間にわたって開催され、街全体がお祝いムード一色になる。
 期間中は、爆竹や銅鑼の音が響き渡る中、華やかな獅子舞や龍舞が街を練り歩く「採青(つぁいちん)」や、中国伝統芸能が披露される「春節娯楽表演」など、多彩なイベントが繰り広げられる。特に、皇帝衣装隊や獅子が登場する「祝舞遊行(しゅくまいゆうこう)」と呼ばれるパレードは圧巻。
 また、「春節燈花」として街全体が美しいランタンやイルミネーションで彩られ、幻想的な雰囲気を醸し出す。近年では、横浜中華街だけでなく横浜ベイエリア全体で春節を盛り上げる「横浜春節祭」も開催され、ランタンオブジェの展示やデジタルスタンプラリーなども楽しめる。

長崎ランタンフェスティバル
【場所】
長崎県長崎市 新地中華街、観光通りアーケード、中央公園 他
【時期】
旧暦の1月1日(春節)から1月15日(元宵節)まで
2026年:2月2日(金)-2月23日(祝・月)
【種類】
行燈・提灯
【概要】
 中国の旧正月を祝う行事「春節祭」を起源とする長崎の冬の一大風物詩。
 長崎新地中華街をはじめ、湊公園、中央公園、眼鏡橋周辺、浜市・観光通りアーケードなど長崎市内の中心部に約1万5千個もの極彩色のランタンや大型オブジェが飾られ、幻想的な雰囲気に包まれる。
 期間中は、皇帝パレード、媽祖行列、龍踊り、中国雑技などのイベントも催され、中国色豊かな華やかさと活気に満ち溢れる。長崎の歴史と文化が融合した、エキゾチックで美しい祭典として多くの人々を魅了している。

皇帝パレード特別版MAP

猪食祭り
【場所】
滑石諏訪神社 〒865-0056 熊本県玉名市滑石485−2
【時期】
1月17日
【種類】
食
【概要】
 約1000年の歴史を持つ伝統的な春の祭礼。農作物を荒らす猪に困っていた村人の願いを聞き入れた祭神・建御名方神が猪を退治し、その肉を分け与えたという言い伝えに由来しする。
 祭りは滑石本村・清松・塩浜地区とで行われ、それぞれの区から祭りを執行する節頭が選ばれる。 神社拝殿に猪を供え(現在は剥製を供える)。神事が行われてから、1人の青年がふんどし姿になって、神社前にある御池に1本の御弊のついた長い竹竿を立てる。それから節頭家に行き、床の間に掛け軸を掛け、供物などを供えて神事が行われる。
  次に節頭家で新旧の節頭がならび盃が交わされる。大皿に盛られた刺身を介添え役が箸でつまんで節頭の掌に乗せる。二升徳利の御神酒がお碗になみなみ注がれ、一息に飲み干す。 最後に次の年の節頭に掛け軸と記録の入った文書箱を手渡す。これがトウワタシであり、これで神事は終了する。
 その後、参加者による直会となり、この時は必ず猪肉の入った吸物が出される。

破魔弓祭(的ばかい)
【場所】
四王子神社 〒869-0123 熊本県玉名郡長洲町長洲1273
【時期】
1月中旬
【種類】
裸
【概要】
 約860年の歴史を持つ祭りで、無病息災や家内安全を願う締め込み姿の男衆が主役となる。
 祭りの起源は、氏子たちがご利益や幸福を得ようと、ご神体を安置した円座を奪い合ったこととされ、「ばかい」とは「奪い合う」という意味の方言。藁や麻で編まれた直径約60cm、重さ約6kgの「的」を巡り、境内や路上、そして最終的には有明海の海中で激しい争奪戦が繰り広げられる。奪い取った的の一部は、各家庭の神棚に供えられ、一年間の健康と除災招福が祈願される。

【2025年】
●10:00 的献納祭 洲埼神社
●11:00 破魔弓三射祭 四王子神社
●11:50 奉納行事(破魔弓太鼓振興会ほか) 四王子神社
●13:00 破魔弓及び的投与祭 四王子神社~長洲海岸

閻魔詣
【場所】
勝専寺 〒120-0034 東京都足立区千住2丁目11
【時期】
1月15日・16日/7月15日・16日
【種類】
御開帳
【概要】
 年に2回の1月15日・16日と7月15日・16日は「地獄の釜の蓋が開く日」とされ、普段は閉じられている閻魔堂の扉が開かれ、本尊の閻魔大王像が特別に開帳される。
 閻魔詣に参拝すると、日頃の罪や過ちが許されるとされ、特に万病、扁桃腺炎や喘息などの喉の病にご利益があると言われている。
 高さ6尺(約180cm)余りの閻魔様の開眼は寛政元年(1789年)、徳川11代将軍家斉の時代で、昭和9年の修復を経て今のお姿になった。
 境内や参道には露店が立ち並び、多くの人々で賑わい、北千住の冬と夏の風物詩となっている。

チャッキラコ
【場所】
神奈川県三浦市 本宮神社、海南神社、仲崎竜神様、花暮竜宮様、三崎港周辺
【時期】
1月15日
【種類】
踊り
【概要】
 三浦市三崎の仲崎・花暮地区や海南神社で行われる小正月の伝統行事で、7歳から13歳くらいの少女たち20人程が、豊漁や豊作、商売繁盛を願って、着物姿で踊りを奉納する。
 踊りには「初いせ」「チャッキラコ」「二本踊」「よささ節」「鎌倉節」「お伊勢参り」の6種類があり、少女たちは扇子や「チャッキラコ」と呼ばれる竹製の楽器を持って、可愛らしく舞う。歌は地元の大人の女性10人程が担当する。
 2つの伝説が伝えられており、1つは、海南神社の祭神藤原資盈の奥方盈渡姫が、庶民の娘に教えたというもの。もう1つは、源頼朝が三崎来遊の際、磯取りしていた親子に舞を所望し、母親が唄い、娘が舞ったというもの。
 現在でも、下を向き、真顔で踊っているが、これは当時庶民が殿様(源頼朝)の前で踊るときに、顔をあげて笑顔で踊ることができなかったことから由来していると言われている。
 チャッキラコは、華やかな衣装と少女たちの愛らしい踊りが特徴で、約250年前から伝承されてきた国の重要無形民俗文化財、そしてユネスコ無形文化遺産「風流踊」の一つとして登録されている。江戸時代から続くこの伝統行事は、三浦の貴重な文化として大切に受け継がれている。

中井御霊神社 備射祭
【場所】
中井御霊神社 〒161-0035 東京都新宿区中井2丁目29−16
【時期】
1月13日
【種類】
流鏑馬・備射祭
【概要】
 五穀豊穣と安産を祈って行われる農村儀礼。東京都新宿区に残る貴重な無形民俗文化財で、江戸時代から続くと言われている。
 祭では、まず神職が本殿前と参道に設けられた的の前でお祓いをする。的は三重丸の中に二羽の鳥が描かれたもの。続いて、氏子の年男2名が甘酒で清めた弓で、鬼門と的に向かって矢を射る。的に当たれば豊作とされ、射られた矢は厄除けとして参拝者が拾う。その後、氏子総代や宮司も同様に矢を射る。
 祭の由来は明らかではないが、武蔵風土記には同様の祭礼の記述があり、古くから地域に根付いた神事であることが伺える。氏子たちが一年の豊穣と安泰を祈る、伝統的なお祭り。

葛谷御霊神社 備射祭
【場所】
葛谷御霊神社 〒161-0031 東京都新宿区西落合2丁目17−17
【時期】
1月13日
【種類】
流鏑馬・備射祭
【概要】
 五穀豊穣と安産を祈願するために行われる農村儀礼で、江戸時代から少なくとも続いているとされ、新宿区の無形民俗文化財に指定されている。
 祭では、神職と氏子らが拝殿で神事を行った後、拝殿前で「引弓の儀」が行われる。これは、神酒に浸した矢を、鳥居に掛けられた的に向かって年番の氏子が射る儀式。かつては、矢の当たり具合や飛び方でその年の豊凶を占っていたとされ、現在でも、射られた矢を拾うと家が栄えると言い伝えられている。
 都市化が進む東京23区内では珍しい、貴重な農村の伝統を今に伝える祭事。

大磯の左義長
【場所】
神奈川県中郡大磯町北浜海岸
【時期】
1月中旬
【種類】
火
【概要】
 国の重要無形民俗文化財に指定されている小正月の火祭り。セエノカミサン(道祖神)に家内安全や無病息災を願う行事で、大磯の浜辺に「サイト」と呼ばれる藁や正月飾りを積み上げた高さ7~8メートルの円錐状の山を9基立て、火を放つ。
 燃え盛る炎の中で団子を焼いて食べると風邪をひかない、書き初めが高く舞い上がると字が上手くなるなどの言い伝えがある。
 クライマックスには、締め込み姿の若衆が「ヤンナゴッコ」と呼ばれる綱引きを海中で行い、豊漁や悪疫退散を祈願する。

平笠裸参り
【場所】
〒028-7100 岩手県八幡平市平笠・宮田神社~八幡平市大更・八坂神社
【時期】
1月8日
【種類】
裸
【概要】
 白装束に身を包んだ人々が、冷水で身を清め、無病息災、家内安全、五穀豊穣を祈願して市内を練り歩く。
 参加者は冷水で水ごりをとり、神前で拝詞を唱え、午前9時に宮田神社を出発。裸祭り保存会会長、神官、のぼり、お賽銭、燭台、お供え、御神酒、験竿と鈴を手にした女性が順に列に従う。
 元々は岩手山の噴火鎮静を祈願した男性の行事だったが、戦時中に男性が出征したため、その無事を祈る女性たちが引き継いだ。現在では、女性が中心となり、口に紙をくわえ、頭にサラシを巻き、腰に白い腰蓑をつけ、験竿と鈴を持ちながら約8キロの道のりを歩く。
 寒空の下、白装束の一団が黙々と歩く姿は厳かで、全国的にも珍しい女性の荒行として知られている。沿道の人々も温かい声援を送る、地域に根付いた冬の風物詩。

鉄砲洲稲荷神社 寒中水浴大会
【場所】
鉄砲洲稲荷神社 〒104-0043 東京都中央区湊1丁目6−7
【時期】
1月第2日曜日
【種類】
裸
【概要】
 東京都中央区の新春の風物詩として知られる伝統的な神事。参加者は氷柱を入れた水槽に入り、心身を清め、一年の無病息災を祈願する。
 東京都神社庁の道彦(指導員)の指導のもと、入念な鳥舟体操などの準備運動を行った後、男性はふんどし、女性は白衣を着用して氷柱が入った水槽に入る。これは、1955年(昭和30年)から始まった禊祓いの行事で、自身の健康や家族の平安を願う意味合いが込められている。一般観覧も可能で、多くの人々がこの荘厳な光景を見守る。

春日の婿押し
【場所】
春日神社 〒816-0814 福岡県春日市春日1丁目110
【時期】
成人の日(1月第2月曜日)の前日
【種類】
裸
【概要】
 国の重要無形民俗文化財に指定されている勇壮な伝統行事。この神事は、前年に結婚した新郎(婿)を地域社会の一員として正式に迎え入れる「成人儀礼」としての側面を持ち、あわせて五穀豊穣や家内安全を祈願する。
 祭りは、早朝に那珂川で身を清める「お汐井取り」から始まる。最大の見どころは夜の「樽もみ」で、締め込み姿の若者たちが拝殿で激しくぶつかり合い、巨大な酒樽を揉み合う。熱気で堂内に白い湯気が立ち込める中、最後には婿が若者たちに担ぎ上げられ、手荒くも温かい祝福を受けて地域への仲間入りを果たす。
 真冬の寒さを吹き飛ばすほどの力強さと、地域住民の強い連帯感を象徴する、福岡を代表する冬の祭り。

南大塚の餅つき踊り
【場所】
西福寺 〒350-1162 埼玉県川越市南大塚2丁目3−11
菅原神社 〒350-1162 埼玉県川越市南大塚2丁目4−7
【時期】
成人の日(1月第2月曜日)の前日
【種類】
食
【概要】
 もともとは11月15日、裕福な家の帯とき祝い(七五三)に呼ばれてついた。
 セッタイモチとも、また西福寺から隣の菅原神社まで臼に綱をつけて曳きながらつく場面もあるので、ヒキズリモチという。
 大釜で蒸しあげた糯米を臼に入れると「ヤレヤレ」のはやし言葉を合図に「めでためでたが三つ重なれば…」の歌に合わせ、6人から8人で行うナラシが始まる。その後一斉に搗くツブシ、一同で押せ、押せとねるネリを経て、コネドリ1人ツキテ3人一組で餅を搗き始める。ツキテ3人で搗くサンテコは「お江戸じゃ日本橋神奈川…」などの歌にあわせて搗くが、6人で搗くロクテコは歌は入らない。杵ワタシ・カツイデヒトメグリ・股クグリ・モチキッカリ・ケコミ・ダマシヅキ・キネノホウリナゲなどの曲芸を入れて威勢よくついていく。最後にアゲヅキで仕上げ、ついたお餅は参加者に振舞う。

鬼夜
【場所】
玉垂宮 〒830-0073 福岡県久留米市大善寺町宮本1463−1
【時期】
1月7日
【種類】
火
【概要】
 鬼夜は1600年以上の歴史を持つ追儺祭(厄払いの儀式)。日本三大火祭りの一つに数えられ、国の重要無形民俗文化財にも指定されている。
 最大のハイライトは、夜に点火される「大松明」。全長約13メートル、重さ約1.2トンもの巨大な松明6本が、締め込み姿の男衆によって支えられ、火の粉を散らしながら神殿の周囲を回る。この火を浴びると無病息災が得られると言い伝えられており、降り注ぐ火の粉の中を突き進む姿は圧巻の迫力。
 新年の幕開けに悪鬼を祓い、幸運を呼び込む勇壮な伝統行事。

七日堂裸詣り
七日堂裸詣り
【場所】
福満虚空蔵菩薩 霊厳山圓藏寺 〒969-7201 福島県河沼郡柳津町柳津寺家町甲176
【時期】
1月7日
【種類】
裸
【概要】
 下帯姿の男たちが、1年の無病息災や家内安全を祈願し、本堂へ続く100段以上の石段を駆け上がる。そして、本堂に吊るされた麻縄をよじ登り、大鰐口と呼ばれる鐘に触れることを目指す。
 雪が舞う極寒の中、男たちが激しく揉み合いながら麻縄を登る姿は勇壮で、多くの観光客を魅了する。この祭りは、只見川に棲む龍神を村人たちが追い払ったという伝説に由来すると言われている。
 男性であれば年齢問わず参加できる。

少林山七草大祭だるま市
【場所】
少林山 達磨寺 〒370-0868 群馬県高崎市鼻高町296
【時期】
1月6・7日
【種類】
市
【概要】
 少林山七草大祭だるま市は、群馬県高崎市の少林山達磨寺で6日の午後から7日の夕方まで夜通しで開催される伝統的なだるま市。
 約200年の歴史を持ち、縁起物の高崎だるまを求める人々で賑わう。七草大祭に合わせて行われ、本堂での祈祷やだるまの販売、露店などが並ぶ。特に7日の朝には本尊が降臨するとされ、多くの参拝者が訪れる。夜通し開催されるのも特徴で、活気あふれる新春の風物詩となっている。伝統的な能や狂言を観ることもできる。

東京消防出初式
【場所】
国際展示場東展示棟 〒135-0063 東京都江東区有明3丁目10−1
【時期】
1月6日
【種類】
歌舞伎・舞台
【概要】
 新春恒例の防火・防災行事。消防車両の分列行進、消防隊員による消火・救助演技、音楽隊の演奏、江戸消防記念会による木遣りやはしご乗りなどが披露される。
 都民の防火意識の向上と、消防関係者の士気高揚を目的として毎年1月6日に開催され、多くの人々で賑わう。
 江戸時代から続く伝統行事であり、東京の消防力を示すとともに、安全・安心な街づくりへの決意を示す場となっている。

玉取祭(玉せせり)
【場所】
玉取恵比須神社 〒812-0053 福岡県福岡市東区箱崎1丁目27

筑前國一之宮 筥崎宮 〒812-0053 福岡県福岡市東区箱崎1丁目22−1
【時期】
1月3日
【種類】
裸
【概要】
 玉取祭(たまとりまつり)は、「玉せせり」とも呼ばれ、約500年前の室町時代に始まったとされている。昔から盛大かつ厳重に行われている神事。
 木製の玉2つ(陽玉と陰玉)は午後1時の玉洗い式にて祓い清められる。玉は、触れると悪事災難を逃れ幸運を授かると言われており、締め込み姿の男衆競り子は陸組と浜組に分かれ、勢い水を浴びなが陽玉を激しく奪い合う。
 最後に玉を神職に手渡した組によって、その年の豊作・豊漁が占われ、陸組が勝てば豊作、浜組が勝てば豊漁とされている。
 子供たちの玉せせりの後、大人たちの激しい争奪戦が繰り広げられ、多くの見物客で賑わう博多の代表的な正月行事の一つ。長崎くんち、八代妙見祭とともに九州三大祭りの一つに数えられている。

可睡斎ひなまつり
【場所】
可睡斎 〒437-0061 静岡県袋井市久能2915−1
【時期】
1月1日-3月31日
【種類】
人形・装飾
【概要】
 供養を終えた雛人形たちを集め、新たな命を吹き込みひなまつりが開催される。最大の特徴は、1,500体を超えるお雛様が飾られる「ひな壇飾り」で、その壮麗さは圧巻。
 特に瑞龍閣の大広間は、天井まで届きそうな日本最大級の32段に1,200体のお雛様が飾られ、まるで桃源郷のような美しさ。
 期間中は、様々な種類の雛人形が展示され、それぞれに異なる表情や装飾が楽しめる。また、厄除けの「ひなまつり祈祷」や、甘酒の接待など、雛祭りならではの催しも行われる。