祭の場所

富山県のお祭りカレンダー

ぽちゃま

富山県の年間のお祭りをカレンダーにまとめました。
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高岡御車山祭 5月富山県高岡市のお祭り

優れた工芸技術の装飾が施された高岡の御車山車。

高岡御車山祭
【場所】
富山県高岡市山町筋・片原町周辺
【時期】5月1日
【種類】山車・だんじり
【概要】
 前田利長公を祀る高岡關野神社の春季例大祭で絢爛豪華な曳山の巡行が特徴の祭り。国の重要有形・無形民俗文化財に指定されており、日本三大曳山祭の一つに数えられる。
 祭りの起源は、加賀藩主の前田利家が豊臣秀吉から拝領した御所車を高岡城下に下賜したことに始まると伝えられている。
 一般には「山」に車をつけた「山車」が多いが、「車」に山をつけた「車山」となるのが特徴。旧市街中心部を絢爛豪華な山車7基が奉曳(ぶえい)巡行する。
 御車山は、京都の祇園祭の山鉾に似た形状をしており、螺鈿や金工細工など、高岡の伝統工芸技術の粋を凝らして飾られている。当日は、御車山が囃子とともに市内を巡行し、その優美な姿は訪れる人々を魅了する。高岡の歴史と文化を今に伝える、華やかで格式高い祭り。

福野夜高祭 5月富山県南砺市のお祭り

若衆の勇ましい掛け声が響き渡る極彩色の美しい行燈山車。

福野夜高祭
【場所】
富山県南砺市福野地域
【時期】5月1-3日
【種類】行燈・提灯
【概要】
 「ヨイヤサ、ヨイヤサ」の掛け声の掛け声と夜高節の唄声と共に、高さ約7mにもなる巨大な「大行燈」や中小の行燈が町を練り歩き、笛や太鼓、勇壮な「夜高節」が祭りを盛り上げる。
 最大の見どころは、2日夜に行われる「引合い」と呼ばれる大行燈同士のぶつかり合い。勇ましい掛け声とともに若衆が相手方の行燈を蹴ったり、自らの台棒を相手の台棒にくぐらせてひっくり返そうとしたりと激しい壊し合いをする。約370年もの歴史を持つこの祭りは、日本ユネスコ協会の「未来遺産」にも登録されている。 

越中八尾曳山祭 5月富山県富山市のお祭り

町人文化を象徴する、美術工芸の粋を集めた豪華な6基の曳山。

越中八尾曳山祭
【場所】
富山県富山市八尾地域
【時期】5月3日
【種類】山車・だんじり
【概要】
 江戸時代に生糸や和紙の生産で栄えた八尾商人の財力を背景に、井波の彫刻や高岡の彫金など、富山各地の名工の技を集めて作られた豪華絢爛な6基の曳山が街を巡行する。
 昼間は、笛や太鼓、三味線を用いた優雅な曳山囃子に合わせて、勇壮な若者たちが曳山を引く。特に、狭い坂道を曳山が曲がる「角回り」は迫力満点です。夜になると、彫刻が取り外されて約400個の提灯が取り付けられた「提灯山」となり、幻想的な雰囲気の中で夜遅くまで曳き廻される。

おわら風の盆 9月富山県富山市のお祭り

胡弓が奏でる哀調、編笠姿の踊り手たちが越中八尾の路地を行き過ぎる。大人向けの落ち着いた北陸の盆踊り。

おわら風の盆
【場所】
富山県富山市八尾地区
【時期】
9月1-3日
【種類】
踊り
【概要】
 越中おわら節にあわせて踊り手たちが優雅に舞う伝統的な祭り。この祭りの起源は江戸時代に遡り、五穀豊穣を祈り、また台風からの風の被害を鎮める「風祭り」として始まった。
 最大の特徴は、哀愁を帯びたおわら節の地方(じかた)の調べと、揃いの浴衣や編笠をかぶった男女が、提灯の灯りの下、洗練された踊りを披露する姿。特に、編笠で顔を隠すことで生まれる幻想的な雰囲気と、しっとりとした踊りは多くの人々を魅了する。
 地域ごとの「町流し」では、それぞれの町の特色ある踊りが披露され、八尾の町並みを幽玄な世界に変える。11の町それぞれに支部があり、それぞれのルート、独自の輪踊り・街流しがある。
 夜の提灯の明かりの中で踊られる「月見踊り」は、おわら風の盆の真髄とも言える。
ぽちゃま

以上、富山県の年間のお祭りをカレンダーでした。
これからも不定期にリニューアルしていく予定です。
お楽しみに!

ABOUT ME
ぽちゃま
 休日にお祭を追いかけながら旅を楽しんでいるぽちゃまです。元々旅が大好きな私ですが、お祭に合わせて旅をするとその旅がもっと豊かになる。そのことに気づき、多くの方にシェアしたくてこのブログを始めました。このブログによってあなたの旅がもっと楽しく、豊かになれば幸いです。