ぽちゃま
栃木県の年間のお祭りをカレンダーにまとめました。
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目次
間々田のじゃがまいた 5月栃木県小山市のお祭り
「ジャーガマイタ、ジャガマイタ」の掛け声と共に蛇を池に入れ、邪気を払い、雨乞いを行う。
| 間々田のじゃがまいた | |
![]() | 【場所】 〒329-0205 栃木県小山市間々田2330-1 間々田八幡宮 |
| 【時期】5月5日 | |
| 【種類】龍・蛇 | |
| 【概要】 田植えの時期を前に豊作と疫病退散を祈る春の伝統行事。子供たちが中心となり、長さ10mを超える龍頭蛇体の巨大な蛇を担ぎ、「ジャーガマイタ、ジャガマイタ」の掛け声とともに町中を練り歩く。 蛇体を使って邪気を祓ったり、蛇体に災厄を託して送ったりする形態の蛇祭りで、この種の行事の典型例として重要である一方、祭りにたくさんの蛇体が登場するという、他の類似の祭りには見られない特徴がある。 祭りの見どころは、境内の弁天池で蛇が水を飲む「水飲みの儀」。豪快な水しぶきが上がり農作物のための降雨を祈る雨乞いの要素も見られる。7匹の蛇が勢ぞろいし、町を練り歩く姿は圧巻。国の重要無形民俗文化財。 | |
御神火祭 5月栃木県那須郡のお祭り
白面金毛九尾狐太鼓と大松明(御神火)が創る狐空間。山の怒りを鎮めるために始まった火祭り。
| 御神火祭 | |
![]() | 【場所】 殺生石 〒325-0301 栃木県那須郡那須町湯本 |
| 【時期】5月下旬 | |
| 【種類】火 | |
| 【概要】 史跡殺生石を舞台に開催される幻想的な火祭り。古くから茶臼岳の噴火を鎮め、無病息災と五穀豊穣を祈願する行事として受け継がれてきた。 祭りの見どころは、100名の白装束の参加者が松明を持って那須温泉神社から殺生石へと行列する「松明行列」。松明の火が巨大な御神火へと点火され、夜空に炎が舞い上がる。また、九尾の狐伝説にちなんだ「九尾太鼓」の演奏も行われ、祭りを一層盛り上げる。那須の歴史と自然が織りなす、神秘的な祭事。 | |
山あげ祭 7月栃木県那須烏山市のお祭り
街をあげての本気の歌舞伎まつり。時が積上げた舞台の組み立てノウハウと歌舞伎のクオリティ。
| 山あげ祭 | |
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| 【場所】 栃木県那須烏山市中心地 | |
| 【時期】 7月第4週の金・土・日曜日の3日間 | |
| 【種類】 歌舞伎・舞台 | |
| 【概要】 国指定重要無形民俗文化財「烏山の山あげ行事」と八雲神社の神輿などで構成される烏本市最大のお祭り。2016年にはユネスコ無形文化遺産にも登録された。 最大の特徴は、市街地に設置された仮設舞台で演じられる歌舞伎。特筆すべきは、背景となる山や家、雲などを描いた巨大な和紙製の道具(「山」と呼ばれ、全て手作り。幅7m、高さ10m以上、奥行き100m)が、その都度人力で組み上げられ、動かされること。このダイナミックな舞台転換は「山あげ」と呼ばれ、祭りの名の由来にもなっている。解体、移動は一日6回程度、3日間に渡って繰り返し、町中を巡行する。その移動総延長は20kmにも及ぶ。 数百人の引き子によって操作される壮大な山あげと、地元の人々が演じる熱のこもった歌舞伎が一体となり、夏の夜を彩る。祭りの期間中、街全体が活気に満ち溢れ、多くの観客で賑わう。 |
鹿沼秋まつり 10月栃木県鹿沼市のお祭り
豪華な彫刻をまとった屋台たちの囃子競演。鹿沼市に秋を告げるユネスコ無形文化遺産。
| 鹿沼秋まつり | |
![]() | |
| 【場所】 栃木県鹿沼市 鹿沼駅、今宮神社周辺 | |
| 【時期】 体育の日以前の土日曜日 | |
| 【種類】 山車・だんじり | |
| 【概要】 華麗な彫刻を施した囃子屋台が巡行する行事。江戸時代から約400年の歴史を持ち、国の重要無形民俗文化財、そしてユネスコ無形文化遺産にも登録されている。 この祭りの最大の見どころは、「動く陽明門」とも称される絢爛豪華な「彫刻屋台」。日光東照宮の造営に携わった職人の技術が結集したこれらの屋台が、市街地を勇壮に練り歩く。 特に圧巻なのは、複数の彫刻屋台が交差点で披露する「ぶっつけ」と呼ばれるお囃子の競演。激しいお囃子の音色が響き渡り、夜には提灯の明かりに照らされた屋台が幻想的な雰囲気を醸し出す。 34か町のうち屋台を持つ27か町から毎年20台ほどの屋台が参加する。祭り1日目は各町を出発した彫刻屋台が、列を連ねて今宮神社へと繰り込み、神前に囃子を奉納。 神事を執り行ったのち、境内で屋台に提灯を灯し、ふたたび各町内へと繰り出し帰っていく。参加台数により変動はあるが、概ね繰り込みには4時間程、繰り出しには3時間程を要する。 2日目には今宮神社の神輿が町内を巡る御巡幸と全町の屋台揃い曳きが執り行われる。 2023鹿沼秋まつりguidebook 2023鹿沼秋まつり_交通規制図 |
菊水祭 10月栃木県宇都宮市のお祭り
宇都宮市街で行われる勇壮な神事、流鏑馬。
| 菊水祭 | |
![]() | 【場所】 二荒山神社 〒320-0026栃木県宇都宮市馬場通り1-1-1 宇都宮市内中心部 |
| 【時期】10月最終土・日 | |
| 【種類】流鏑馬・備射祭 | |
| 【概要】 10月21日に行われる「秋山祭」の付け祭りとして発展した。 祭りの主な見どころは、祭神である豊城入彦命(とよきいりひこのみこと)が神輿に乗って宇都宮のまちを練り歩く「鳳輦渡御」と、古式ゆかしく行われる「流鏑馬」。特に流鏑馬は、大鳥居内の特設馬場で行われ、勇壮な騎射が披露される。 数年おきには、かつて江戸時代に盛んであった山車や屋台が鳳輦渡御のお供として巡行し、祭りに華を添える。 この祭りは、江戸時代の寛文12年(1672年)に火災から免れたことへの感謝から始まり、重陽の節句(菊祭)の頃に行われるようになったため「菊水祭」と名付けられた。 | |
羽黒山梵天祭り 11月栃木県宇都宮市のお祭り
五穀豊穣・無病息災を願って、色鮮やかな房を付けた長さ約17mの梵天が上下に振られる。300年以上続く羽黒山神社の例大祭。
| 羽黒山梵天祭り | |
![]() | 【場所】 栃木県宇都宮市今里町 羽黒山神社及び今里町地内 |
| 【時期】11月下旬 | |
| 【種類】 | |
| 【概要】 収穫を感謝する行事として江戸時代中期から約300年続く伝統行事。最大15メートルにもなる孟宗竹と真竹で作られた長い竿の先端に、色鮮やかな房を付けた神具「梵天」を、揃いの法被姿の若者たちが「ホイサ、ホイサ」と威勢の良いかけ声と共に担ぎ、山頂の神社まで約3キロメートルの参道を上下に振りながら練り歩く。 祭りの当日は、沿道に多くの露店が立ち並び、特に地元名産のゆずや、伝統的なごちそう「鮎のくされ鮨」などが売られ、賑わいを見せる。その勇壮な姿は圧巻。 | |
ぽちゃま
以上、栃木県の年間のお祭りをカレンダーでした。
これからも不定期にリニューアルしていく予定です。
お楽しみに!
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