3月

阿蘇神社 火振り神事 3月熊本県阿蘇市のお祭り 場所・時期・観光スポットもご紹介

神様の結婚式をお祝いする農耕神事。火のついたカヤを勢いよく振り回し阿蘇の豊作を祈念する。

旅の始まり 宮地駅

ぽちゃま

始まりは宮地駅からです。
まずは阿蘇の名産、赤牛を頂きましょう。

よかよか亭 あか牛館 宮地店

ぽちゃま

お邪魔したのはよかよか亭 あか牛館 宮地店さん。
熊本に本社を置き、赤牛のことなら間違いない三協ダイニングさんのお店です。

ぽちゃま

なんと料理の提供は配膳ロボットが提供します。
ちなみにオーダーはアルバイトの方が受けてくれました。
うーん、ハイブリット!

ぽちゃま

オーダーすべきなのは当然赤牛丼。
阿蘇の牧草をたっぷり食べた赤牛です。
そりゃうまいに決まっています。

阿蘇神社参道

ぽちゃま

続いて阿蘇神社の参道に向かって歩いていきましょう。
阿蘇神社の参道は全国的にも珍しい横参道なんです。

ぽちゃま

阿蘇神社の参道には当然グルメや酒屋、土産物屋などが立ち並びます。
でもそれだけではありません。阿蘇は地下水がとっても豊富だから…。

ぽちゃま

水基(みずき)と呼ばれる水飲み場が点在しているんです。
ちょっと歩けばすぐに見つかりますよ。

ぽちゃま

そしてその水基の名前がとってもユニークなんです。
たとえば時計店にあるものは「竹沢(ちくたく)の雫」、銀行の裏にあるものは「金脈の泉」、酒屋にあるものは「酒杜の水」など、遊び心が満載です。

ティアンティアン

ぽちゃま

阿蘇神社の参道をたくさん歩いたら少し休憩。
火振り神事までまだ時間があるのでオサレなカフェに行きましょか。
訪れたのはティアンティアンさん。

ぽちゃま

こちらでも水基を発見しました。
ホント、水が豊かなんですね~。

ぽちゃま

店内は雰囲気が最高。
アンティークに囲まれた素敵な空間を楽しみましょう。

ぽちゃま

こちらはクレームブリュレのケーキセット。
甘いものってホント、幸せになるよなぁ。

阿蘇神社 火振り神事

ぽちゃま

いよいよ火振り神事が近づいてきました。
先ににお参りをしてと境内を歩いてみましょう。

ぽちゃま

楼門付近が火振り神事の会場となります。
この白線の外側で見ることになります。

ぽちゃま

オープニングは太鼓の披露です。
天狗のようなお面を被って太鼓を叩き、

ぽちゃま

その後、みんなで太鼓を叩きます。

ぽちゃま

いよいよ日が落ち、火振り神事が始まります。
関係者が茅で作った松明に火をつけて振り回し始めました。

ぽちゃま

樫の枝葉で包まれた姫神の御神体が到着しました。
松明を縫うように楼門をくぐります。

ぽちゃま

御神体が本殿に向かって神事を行っている間は関係者が松明を振り回します。

ぽちゃま

火振り神事はこのように目の前で見ることができます。
でもね、注意してください。

ぽちゃま

こんな風にひもが燃えて切れて、観覧者の方に飛んでいってしまうことがしばしば。
危ないので座って観覧することは厳しく禁止されています。

ぽちゃま

ブンブンと音を立てながら、松明は回されます。
迫力があって恐怖すら感じます。

ぽちゃま

さて同じころ、一方本殿では神婚の儀が行われています。
少し覗いてみましょう。

ぽちゃま

農耕をつかさどる神様の婚儀をすることで、その年の五穀豊穣を祈ります。
ちなみにこのあたりのお米はとっても美味しいんですよ。
火振り神事のおかげですね。

ぽちゃま

神事が終わると一般の人が火振り神事に参加することができます。
順番ずつ丁寧に松明を振り回しましょう。罪や汚れが払われますよ。

ぽちゃま

そうして最後にお神輿が境内を出発するのでした。
静かに見守りましょう。

ぽちゃま

この日は雨が降っていましたが、とっても神聖な神事でした。
阿蘇って偉大だなぁ。

旅の終わり 宮地駅

ぽちゃま

阿蘇が育んだ牛と豊富な水に触れ、神聖な農耕神事を目にする阿蘇神社 火振り神事のまつりとりっぷです。

旅のまとめ

① 旅の始まり  熊本県 阿蘇市 宮地駅

↓(徒歩3分)

② 熊本県 阿蘇市 よかよか亭 あか牛館 宮地店

↓(徒歩24分)

③ 熊本県 阿蘇市 ティアンティアン

↓(徒歩7分)

④ 熊本県 阿蘇市 阿蘇神社 火振り神事

↓(徒歩16分)

⑤ 旅の終わり 熊本県 阿蘇市 宮地駅

祭情報

阿蘇神社 火振り神事
【場所】
阿蘇神社
〒869-2612 熊本県阿蘇市一の宮町宮地3083−1
【時期】3月中旬
【種類】火
【概要】
 春の訪れを告げる勇壮な火祭り。国指定重要無形民俗文化財である「阿蘇の農耕祭事」の一つで、農業の神様である国龍神(くにたつのかみ)が妃神を迎える婚礼の儀式「御前迎え」を祝うために行われる。
 夕闇の中、氏子たちが燃え盛る茅束(かやたば)を勢いよく振り回し、参道は幻想的な炎の輪で彩られる。これは、神様の足元を照らし、歓迎する意味があるとされている。
 火の粉を浴びると無病息災のご利益があるとも言われ、見物客もその迫力に魅了される。祭りの終わりには阿蘇に本格的な春が訪れると言われている。

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 休日にお祭を追いかけながら旅を楽しんでいるぽちゃまです。元々旅が大好きな私ですが、お祭に合わせて旅をするとその旅がもっと豊かになる。そのことに気づき、多くの方にシェアしたくてこのブログを始めました。このブログによってあなたの旅がもっと楽しく、豊かになれば幸いです。