フェリー

船旅(フェリー)のススメ

 旅先で非日常を感じられるお祭が開催されていたら、その旅はもっと特別で、ちょっと得した感じがする。気分は上げ、上げ、お酒も料理も二割り増し。
 全国にある様々なお祭を手軽に楽しめてあなたの旅を更に豊かにするプランをご紹介します。せっかくの旅だから、もっと楽しく、特別なものにしませんか。


 今回はまつりとりっぷをもっと楽しく、快適に、効率よくする方法、船(フェリー)の旅をおすすめします。
 船旅と言えば、若いころ乗ったことあるけど、雑魚寝でユラユラ、船酔いをしながらひたすら目的地にたどり着くまで耐える。安いから我慢する。なんてイメージではないでしょうか。いえいえ、今はそんなことは全くございません。「仕事で忙しい日々を過ごして、やっと休日が取れた!」そんな忙しい方こそ利用して欲しい船旅のススメです。

船旅のススメ① 宿を兼ねている

 ご存知の通り、船は基本的に夜に出港し、朝に到着する事が多い乗り物です。飛行機や車での移動ではどうしても日中の移動に時間がかかり、到着したら長時間の移動でぐったりな事も。まずはホテルでチェックインを済ませて夕食は何とかおさえながらも、「本格的な旅は翌日から」なんてこともありますよね。
 船旅は基本的に夜に移動するので朝からしっかり行動が出来て時間が最大限に活用できます。地の美味しいものでしっかり朝食を取ることも、朝カフェでゆっくり今日一日の旅の計画を練ることも十分にできます。
 せっかくの休日ですから、休日早々から移動に時間を費やさないで、仕事が終わったその夜に船に飛び乗ってしまいましょう。この勢いさえあれば、休日早々から旅が楽しめます。
 そして、朝からしっかり遊ぶために、船の客室グレード(等級)は決してけちってはいけません。「船は宿を兼ねた移動手段」です。ホテル代が含まれていると考えれば元々十分にお得な乗り物ですから、自分の快適なスペースと睡眠時間をしっかり確保できるグレードの高い席を利用しましょう。

船旅のススメ② 電車との相性が○

 東京を仮に出発地点だとしたら、北海道や九州へはなかなかの移動距離ですよね。「飛行機なら2時間以内で到着できます」なんて野暮な事は言わずに。せっかく忙しい日々を抜け出してやっとの思いで時間を作った旅ですから、寄り道の1つや2つしてゆっくり、じっくり旅を楽しむ手もあります。
 例えば北海道が目的地なら、電車・新幹線を利用して八戸で途中下車、のんべえ達の天国「みろく横丁」で東北のグルメに舌鼓を打ってからフェリーに乗船。快適な個室でゆっくり寝たら北海道は苫小牧に到着なんてプランも。逆に向かって九州がお好みなら、大阪までは電車・新幹線を利用して、まずはUSJでひと遊び、夜の泉大津港から乗船して、朝起きたら福岡の新門司港に到着してしまいます。『目的地に着く前にひと遊び』、なんて贅沢で、充実した旅になることでしょう。
 そしてこの移動の接続に欠かせないのが電車、車を乗せて一緒にフェリーに乗車する方法もありますが、なかなかの体力が必要なのとせっかくの旅なのにフェリーに乗るまでお酒が飲めません。ゆったりと旅を楽しむためにも電車&フェリーを活用しましょう。

船旅のススメ③ 部屋も風呂も綺麗

 フェリーの客室グレート(等級)を上げて乗船すると、自分の快適なスペースと睡眠時間をしっかりと確保できます。
 客室グレート(等級)の高い席(部屋)は大抵どこも綺麗で(ホテルの部屋とそれほど違いはないです)、しっかりアメニティグッズも備え付けてあるので、心に余裕を持った船旅が味わえます。部屋に備え付けてあるTVでゆっくりするもよし、部屋の窓から海を眺めるもよしです。
 お風呂もフリースペースも最近は本当に綺麗です。繁忙期はスペースの取り合いになるので、時間をずらして楽しみましょう。客室グレート(等級)を上げるとタオルも浴衣も備え付けられていることが多く、まさに「宿を兼ねた移動手段」を感じられると思います。
 そうそう、船内の食堂で晩酌する方法も一つです。大抵ビュッフェ形式になっていて、好きな料理を選んで、お酒も一緒にオーダーすると街のお店とそん色ありません。むしろ海の中をゆっくり進む景色も楽しめて、お酒を飲めるのでプレミアム感がまします。
 フェリーは大抵シャワールームが備え付けられているので、朝フェリーを降りる前に朝シャンだってできちゃいます。これは深夜バスや飛行機にはない大きなメリット。シャワーでさっぱりとして、これからはじまる旅を楽しめますね。

フェリー

船旅のススメ④ おススメのフェリー(ルート)

 以上が船旅をおススメする理由となりますが、更におススメのフェリー(ルート)をご紹介します。

新門司⇔神戸(阪九フェリー

 兵庫県神戸港と福岡県新門司を移動するルートです。瀬戸内海を横断するルートなので、船の揺れがほとんどなく快適に船旅を楽しめます。船旅の途中では瀬戸内海に浮かぶ島々や瀬戸大橋も望め、景色も十分に楽しめます。
 港から中心地までもスムーズにアクセスでき、運航ダイヤは往路復路共に18:30~07:00位ですのでしっかり休んだ後には、朝一からおもいっきり旅を楽しめます。
 客室グレードはデラックス以上ならホテルと全く変わらない快適な空間を楽しめます。

八戸⇔苫小牧(シルバーフェリー

 船旅のススメ②でもご紹介した青森県八戸港と北海道苫小牧港を移動するルートです。これまたご紹介しましたが、八戸の「みろく横丁」で東北グルメを堪能してから、旅のホテルに戻る感覚でフェリーに乗船しましょう。気づいたらそこは北の大地です。
 客室グレードは1等以上ならホテルと全く変わりません。船内は真冬でも全く寒さを感じず、快適に過ごせます(北海道なので下船したら急に寒いです。ご注意ください)。
 下船後はバスで一本、札幌に着くので、飛行機で電車&地下鉄を乗り継ぐより、ゆったりとした旅が味わえるでしょう。


 以上、まつりとりっぷをもっと楽しく、快適に、効率よくする船旅(フェリー)のススメでした。あなたの旅の1プランに組み込んではいかがでしょうか。きっといつもの旅よりひとひねりな、思い出深い旅になるはずです。