江戸時代から続くべったら漬けの露店売り。客引きの呼び声が秋の宝田恵比寿神社周辺で響き渡る。
目次
旅の始まり 小伝馬町駅
小伝馬町駅を下車、宝田恵比寿神社へ歩いていきましょう。
日本橋べったら市

既に宝田恵比寿神社の参道周辺は露店と人で大賑わいです。

今日は日本橋べったら市。
べったら漬けを売る露店でいっぱいです。

「べったら」は、大根の麹漬けのこと。
歯ごたえがよく、甘みがしっかりあるお漬物です。
これだけでお酒は飲めるわ、ご飯が食べられるわの絶品お漬物です。
こちらの東京にいたか屋さんのべったら漬は昭和天皇が愛した逸品で毎年大人気です。

こうしてべったら漬けが山のように並べて売られています。

べったら漬けは皮なしと皮ありの2種類が売られています。
食感と甘みを好むなら皮ナシ、皮の歯ごたえを楽しむなら皮付きがおすすめです。

宝田恵比寿神社は提灯でいっぱいです。
お参りをしっかりしてお祭りを楽しみましょう。

椙森神社側も提灯と人混みでいっぱいです。
毎年宝田恵比寿神社と椙森神社の周辺でべったら市は行われます。

タイミングが合えば神輿の渡御に出会う事ができますよ。

べったら市ではべったら漬けに加えて日本橋や人形町の名店が出店しているのも大きな魅力の一つです。
こちらは粕漬けで有名な人形町の魚久さん。いつもより安く美味しい粕漬けを買う事ができます。

こちらは特徴的なカツ丼が大人気の小春軒さん。

串カツやコロッケが販売されていました。
これは絶対買いですね。

こうして美味しいものを片手にブラブラするのがお祭りの醍醐味。
美味しいなぁ、楽しいなぁ。
十思湯
| 住所 | 〒103-0001 東京都中央区日本橋小伝馬町5−19 十思スクエア別館 |
| 電話 | 03-6264-9920 |
| HP | |
| 営業時間 | 月-土曜日 15:00-23:00 |
| 定休日 | 日曜日 |

秋のお祭りの夜は冷えるのが常。
温かいお風呂に入って帰りましょう。


到着したのは十思湯。
実はこの辺りはかつて牢屋敷がありました。
1階はそのミニチュアが展示されています。
「拷問蔵」って書いてある・・・。ひぇ~。

最近できた銭湯なので、お風呂はとってもきれいです。
サウナもありますが、水風呂がぬるいのが残念かなぁ。
旅の終わり 小伝馬町駅
客引き声が響くべったら市で秋を感じた後には、温かい湯にゆっくり浸かる日本橋べったら市のまつりとりっぷです。
旅のまとめ
①旅の始まり 東京都 中央区 小伝馬町駅
↓(徒歩3分)
② 東京都 東京都 中央区 日本橋べったら市
↓(徒歩3分)
③ 東京都 東京都 中央区 十思湯
↓(徒歩1分)
④ 東京都 東京都 中央区 小伝馬町駅
祭情報
| 日本橋べったら市 | |
![]() | 【場所】 宝田恵比寿神社 〒103-0023 東京都中央区日本橋本町3丁目10−11 |
| 【時期】10月19・20日 | |
| 【種類】市 | |
| 【概要】 この市の名前の由来は、糀で浅漬けにした大根の漬物「べったら漬け」が「べったら、べったら」という威勢の良い掛け声で売られたことによると言われている。 かつては翌日の恵比寿講(商売繁盛を願う行事)に供える品々を売る市でしたが、やがてべったら漬けが評判となり、その名が定着した。 現在では、べったら漬けの露店はもちろん、七味や飴細工、各地のグルメなど約300~500軒もの露店が軒を連ね、多くの人で賑わう。特に夜には提灯が灯り、独特の活気あふれる夜祭の雰囲気が楽しめる。仕事帰りの会社員や観光客など、幅広い層の人々が訪れる秋の風物詩。 | |
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