若連の威勢のいい掛け声で熱くなる。提灯をつけた太鼓台の曳き廻し。
目次
旅の始まり 二本松駅
二本松駅下車、バスで霞ヶ城公園へ目指しましょう。
歩いても行ける距離ですが、体力温存のために行きはバスがおすすめです。
霞ヶ城址公園
住所 | 〒964-0904 福島県二本松市郭内3丁目 |
電話 | |
HP | http://www.nihonmatsu-kanko.jp/?p=672 |
営業時間 | 24時間営業 |
定休日 |

二本松の菊人形で有名な霞ヶ城公園です。
菊人形の時期になるとよくTVで紹介されますね。

そして戊辰戦争で若い命を落とした二本松少年隊の像が凛々しく鎮座しています。
二本松神社社
住所 | 〒964-0917 福島県二本松市本町1丁目61 |
電話 | 0243-22-1066 |
HP | http://nihonmatsu-shrine.com/ |
営業時間 | 9:00-16:00 |
定休日 |

続いて二本松神社社を参拝しましょう。
お祭りなので大きなのぼりが掲げられています。

階段はなかなかの勾配です。元気を出して上りましょう。

バツ印は二本松藩丹羽氏の家紋です。
記号的で面白いですね。

屋根にもバツ印が付いています。
御朱印にもバツ印があるんですよ。
二本松の提灯祭り

夜に合わせて提灯の準備が始まりました。
なんと提灯は約300個取り付けられます。

ちなみに一番上にあるこちらは「すぎなり」と呼ばれています。
神様が降りてくる依代(よりしろ)なんです。

囃子方は太鼓台に入って曲を奏でます。
小太鼓は最前列で威勢よく鳴らします。
他に大太鼓、笛、鉦も乗りますよ。

亀谷信号付近では太鼓台が続々と集合してきます。
いよいよ宵祭りが始まります。
一番上にある「すぎなり」は可動式です。
こういう準備を眺めながら祭りの気分を盛り上げていきましょう。

同じころの二本松神社の本殿では御神火走者が御神火を移す準備をしています。

御神火がやってきました!
早速太鼓台の提灯に火をともします。

提灯に火がともり始めました。
灯がともると街全体が活気づいてくるのがわかります。
すっかり日が落ちると、紅提灯が浮かび上がって実に見事。
若連の掛け声も威勢が良くてまつりの雰囲気満載です。
二本松の街は最高潮に。
あぁ~胸が熱くなります。

7町の太鼓台がそろうのはこの宵祭りだけです。
この眺め、壮観だなぁ。

そして1台つづ太鼓台は街に繰り出します。
ゆっくりついて歩いてみましょう。

街の通りを練り歩く太鼓台も風情があります。

近づいて下から眺めることもできます。
邪魔にならないように楽しみましょう。
旅の終わり 二本松駅
霞ヶ城址公園で二本松少年隊に思いをはせ、若連の掛け声と提灯の明かりで胸が熱くなる二本松の提灯祭りのまつりとりっぷです。
旅のまとめ
①旅の始まり 福島県 二本松市 二本松駅
↓(バス13分)
②福島県 二本松市 霞ヶ城址公園
↓(徒歩11分)
③福島県 二本松市 二本松神社社
↓(徒歩6分)
④福島県 二本松市 二本松の提灯祭り
↓(徒歩6分)
⑤旅の終わり 福島県 二本松市 二本松駅
祭情報
二本松の提灯祭り | |
![]() | 【場所】 福島県二本松市中心地 |
【時期】10月の第1 土・日・月曜日 | |
【種類】行燈・提灯 | |
【概要】 約370年前の、丹羽光重公が二本松城主として入部してから始まったお祭り。最大の見どころは宵祭り。7つの町から高さ11mを超える巨大な太鼓台(山車)が繰り出し、それぞれ約300個、合計約2,100個もの紅提灯が飾られる。これらの提灯には二本松神社の御神火が灯され、夜空を赤々と染めながら、情緒豊かな祭り囃子にのせて市内を勇壮に練り歩く。 提灯は全てロウソクで灯されており、揺れで燃え尽きることもあり、若連による手際の良いロウソクの交換も見どころの一つ。その壮麗さから、日本三大提灯祭りにも数えられ、福島県の重要無形民俗文化財にも指定されている。 2023二本松提灯祭り 規制図 |
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