祭の場所

青森県のお祭りカレンダー

ぽちゃま

青森県の年間のお祭りをカレンダーにまとめました。
詳細記事はリンクをクリックしてご覧ください。

八戸三社大祭 7-8月青森県八戸市のお祭り

龗神社、新羅神社、神明宮の三社の合同例祭。豪華な山車が行列を組んで市内を巡行する。

八戸三社大祭
【場所】
青森県八戸市中心街
【時期】
7月31日-8月4日
【種類】
山車・だんじり
【概要】
 7月31日の前夜祭、1日の「御通り(神幸祭)」、2日の「中日」、3日の「御還り(還幸祭)」、4日の後夜祭という日程で行われる。
 おがみ神社、新羅神社、神明宮の三社の神輿渡御に加えて、各町内が制作する27台もの巨大な山車が市内を練り歩く。これらの山車は、歌舞伎や神話を題材にした精巧な人形で飾られ、夜には提灯でライトアップされ幻想的な雰囲気を醸し出す。
 国の重要無形民俗文化財に指定されており、ユネスコ無形文化遺産にも登録されている、東北を代表する夏祭り。その歴史は290年以上に及び、毎年100万人以上の観光客が訪れる。

弘前ねぷたまつり 8月青森県弘前市のお祭り

「ヤーヤドー」の掛け声とともに哀切に満ちた扇ねぷたが街を練り歩く。

弘前ねぷたまつり
【場所】
青森県弘前市中心部
【時期】
8月1-7日
【種類】
ねぶた・ねぷた
【概要】
 扇ねぷたや組ねぷたと呼ばれる、勇壮華麗な約60台のねぷたが市内を練り歩く。交差点付近ではねぷたを回転させたり集団演技・舞が披露され、祭りをより一層盛り上げる。
 ねぷたの表絵には中国の「三国志」や「水滸伝」を題材とした鏡絵と呼ばれる勇壮で色鮮やかな武者絵が描かれ、その裏側には見送り絵と呼ばれる妖艶な美人画や幽霊画が描かれる。
 ねぷたの起源は諸説あるが、眠気を払う「ねむり流し」が変化したものと言われている。武者絵が描かれたねぷたは、夜空に浮かび上がる姿が幻想的で、太鼓や笛の囃子に合わせて「ヤーヤドー」の掛け声が響き渡る。
 青森ねぶたは凱旋ねぶたと言われ賑やかで豪壮である一方、弘前ねぷたは出陣ねぶたと言われ力強く、哀切に満ちている。
 期間中は、ねぷたの運行だけでなく、津軽情っ張り大太鼓の演奏や弘前ねぷた3Dプロジェクションマッピングなど、様々な関連イベントも開催され、多くの観光客で賑わう。
国の重要無形民俗文化財にも指定されている。

青森ねぶた祭 8月青森県青森市のお祭り

跳人(ハネト)のラッセラーのかけ声と囃子(ハヤシ)の音に合わせて大迫力、5mのねぶたが青森市内中心部を運行する。

青森ねぶた祭
【場所】
青森県青森市中心部
【時期】
8月2-7日
【種類】
ねぶた・ねぷた
【概要】
 日本が誇る夏の祭の一つ。5mほどの巨大な武者人形などが描かれた灯籠「ねぶた」が街を練り歩くのが最大の特徴。ねぶたは、竹や木枠に和紙を貼り、鮮やかな色彩で絵付けされたもので、中には電球が仕込まれており、夜には幻想的に輝く。
 祭りの起源は諸説あるが、七夕の灯籠流しや、睡魔を流す「ねむり流し」が変化したものと考えられている。
 祭りの期間中、シャンシャンと鳴り響く「囃子(はやし)」と共に花笠に色鮮やかな浴衣姿の「ハネト」と呼ばれる跳人たちが「ラッセラー」の掛け声とともに跳ね踊り、祭りを一層盛り上げる。最終日にはねぶたの海上運行と花火大会が行われ、祭りは最高潮に達する。青森ねぶた祭は、国の重要無形民俗文化財に指定されており、その迫力と美しさから多くの観光客を魅了している。

立佞武多祭り 8月青森県五所川原市のお祭り

高さが20mを超える巨大な山車が街を運行。立佞武多の圧倒的な存在感。

立佞武多祭り
【場所】
青森県五所川原市中心部
【時期】
8月4-8日
【種類】
ねぶた・ねぷた
【概要】
 「青森のねぶた」と「弘前ねぷた」と並ぶ青森三大佞武多の一つ。最大で高さ約23m、重さ19トンにもなる巨大な人形灯籠「立佞武多」が、「ヤッテマレ!ヤッテマレ!」の掛け声と力強いお囃子に乗って市街地を練り歩く。
 明治時代から巨大なねぷたが作られていたが、電線の普及や戦争により一度途絶えた。しかし、平成10年に約80年ぶりに復刻し、その圧倒的な迫力と美しさで観客を魅了している。五所川原市民の「もつけ」(熱中する、夢中になる)魂が生んだ、青森を代表する勇壮な祭り。 
ぽちゃま

以上、青森県の年間のお祭りをカレンダーでした。
これからも不定期にリニューアルしていく予定です。
お楽しみに!

ABOUT ME
ぽちゃま
 休日にお祭を追いかけながら旅を楽しんでいるぽちゃまです。元々旅が大好きな私ですが、お祭に合わせて旅をするとその旅がもっと豊かになる。そのことに気づき、多くの方にシェアしたくてこのブログを始めました。このブログによってあなたの旅がもっと楽しく、豊かになれば幸いです。