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龍・蛇のお祭り

ぽちゃま

全国のお祭りでは龍や蛇が神聖なものとして扱われ、舞いに用いられたり担がれることが多くあります。そして龍や蛇の形や素材も実に様々。そんな龍・蛇のお祭りをご紹介します。
詳細記事はリンクをクリックしてご覧ください。

目次

金龍の舞 3月東京都台東区のお祭り

本堂再建を記念して長さ15m、重さ80kgの金龍が浅草寺の境内や仲見世を練り歩く。

金龍の舞
【場所】
浅草寺 〒111-0032 東京都台東区浅草2-3-1
【時期】
3月18日
【種類】
龍・火
【概要】
 昭和33年(1958)、本堂再建を記念して創られた寺舞でその名は浅草寺の山号「金龍山」に由来し本尊である聖観音菩薩を護る金龍が舞い降りたという伝承を基にした舞踏。毎年3月18日の本尊示現会と10月18日の菊供養会に奉演される。
 観音さまを象徴する「蓮華珠」を先頭に、これを守護する「金龍」が仲見世や境内を練り歩く。金龍浅草組合花組のお囃子の中、勇壮華麗な舞が繰り広げられ、参拝者から歓声や拍手が起こる。
 金龍は長さ約18メートルの巨大なもので、8人によって担がれて、浅草寺境内を練り歩く。その迫力ある舞は、多くの観光客を魅了している。

間々田のじゃがまいた 5月栃木県小山市のお祭り

「ジャーガマイタ、ジャガマイタ」の掛け声と共に蛇を池に入れ、邪気を払い、雨乞いを行う。

間々田のじゃがまいた
【場所】
間々田八幡宮 〒329-0205 栃木県小山市間々田2330-1
【時期】
5月5日
【種類】
龍・蛇
【概要】
 田植えの時期を前に豊作と疫病退散を祈る春の伝統行事。子供たちが中心となり、長さ10mを超える龍頭蛇体の巨大な蛇を担ぎ、「ジャーガマイタ、ジャガマイタ」の掛け声とともに町中を練り歩く。
 蛇体を使って邪気を祓ったり、蛇体に災厄を託して送ったりする形態の蛇祭りで、この種の行事の典型例として重要である一方、祭りにたくさんの蛇体が登場するという、他の類似の祭りには見られない特徴がある。
 祭りの見どころは、境内の弁天池で蛇が水を飲む「水飲みの儀」。豪快な水しぶきが上がり農作物のための降雨を祈る雨乞いの要素も見られる。7匹の蛇が勢ぞろいし、町を練り歩く姿は圧巻。国の重要無形民俗文化財。

蛇も蚊も祭り 6月神奈川県横浜市のお祭り

全長20mの大蛇が街を練り歩く。無病息災・子供の成長を願う市の無形民俗文化財。

蛇も蚊も祭り
【場所】
神明社・道念稲荷神社 〒230-0052 神奈川県横浜市鶴見区生麦3丁目13−37
【時期】
6月上旬
【種類】
龍・蛇
【概要】
 江戸時代から続く無病息災や子供達の成長を願う伝統行事で本宮地区と原地区で行われる。
 祭りの主役は、かやで作った全長20mの大蛇巨大な蛇。この蛇は「蛇も蚊も出たけい、日和の雨けい(じゃもかもでたけい、ひよりのあめけい)」という掛け声とともに地域を練り歩き、道中の家々から餅やお菓子などの供物が投げ入れられる。
 蛇は最終的に神明社に奉納され、その藁を持ち帰ると一年を無事に過ごせると信じられている。
 「蛇も蚊も」という掛け声は、蛇だけでなく蚊も退散させるという意味が込められており、夏の疫病を追い払う願いが込められている。地域住民が一体となって作り上げる、活気あふれるお祭り。 

おおむた大蛇山まつり 7月福岡県大牟田市のお祭り

巨大な大蛇の山車が火煙を吐きながら大牟田市内を練り歩く。炭鉱の町が盛り上がる夏の風物詩。

おおむた大蛇山まつり
【場所】
〒836-0047 福岡県大牟田市大正町2ほか 大正町おまつり広場
【時期】
7月の第4土・日曜日
【種類】
龍・蛇
【概要】
 300年以上の歴史を持つ勇壮な夏祭り。最大の魅力は、全長10m、重さ3トンにもなる巨大な「大蛇山」の山車が、口から火煙を吐き、太鼓や鐘の音を響かせながら市内を練り歩く迫力満点の巡行。特に夜には、花火や照明が加わり幻想的な光景が広がる。
 また、大蛇に子どもを噛んでもらうことで無病息災を願う「かませ」や、市民約1万人が「炭坑節」や「大蛇山ばやし」に合わせて踊る「一万人の総踊り」も祭りを盛り上げる。市内外から多くの観光客が訪れ、大牟田の夏の風物詩として親しまれている。

2025おおむた大蛇山まつりパンフレット
2025おおむた大蛇山まつりチラシ

菊池白龍まつり 10月熊本県菊池市のお祭り

菊池の守護神「白龍」が街を力強く練り歩く、復興を祈念した夏まつり。

菊池白龍まつり
【場所】
菊池市ふるさと創生市民広場 〒861-1331 熊本県菊池市隈府1273-1
【時期】
10月上旬
【種類】
龍・蛇
【概要】
 菊池市中心部を長さ50メートルの親龍2体、子白龍、若龍の合計4体の白龍が練り歩く。白竜はきくちの守護神とされている。
 クライマックスには菊池川の河川敷から打ち上げられる約3,000発の花火。西日本最大級の二尺玉が夜空に大輪の花を咲かせ、観客を魅了する。菊池の伝統芸能や和太鼓の演奏、地元グルメの屋台なども楽しめ、多くの人で賑わう。
 子どもから大人まで楽しめるイベントが盛りだくさんのきくち夏まつりは、菊池の夏の風物詩として、市民に深く愛されている。

牛尾の蛇祭り 11月千葉県香取郡のお祭り

お米の町、多古町が稲わらで長さ約8mの大蛇を作り「五穀豊穣」を祈念する。前後左右に暴れながら、鳥居に大蛇を巻きつける伝統行事。

牛尾の蛇祭り
【場所】
白幡神社・潮神社 千葉県香取郡多古町牛尾
【時期】
11月15日が日曜日の年は11月15日の日曜日
11月15日が日曜日以外の年は、11月15日直前の日曜日
【種類】
龍・蛇
【概要】
 江戸時代から続く祭礼で、八岐大蛇(やまたのおろち)伝説をなぞった豊作祈願の伝統行事。前日、白幡神社・潮神社の両社の氏子がそれぞれの当番の家に集り、稲藁を用いて長さ約8mの大蛇を作り、尾に「天下泰平」「五穀豊穣」と書した剣を付け、仕上った大蛇はその夜、当番の家の座敷に飾り当日を待つ。
 翌朝当番の家に集合した十数名の若者達は酒肴を振まわれ、合図がかかると座敷から大蛇を担ぎ出し、氏子中の童子が扮する素戔鳴尊の荒方、稲田姫に扮する女方を先頭に立て神社に向い、囃子方が後につづく。
 神社までの道中、大蛇を担いだ若者達は酒の勢いもあって前後左右にもみながら暴れ廻る。社前に至り、境内でひともみした後、鳥居に大蛇を巻きつけて一段落となる。
 しかし、残念ながら人口減少や少子化などの影響で、2024年(令和6年)11月10日の開催をもって、大蛇を担ぐ形式での祭りはその歴史に幕を閉じた。今後は神事のみが行われることになる。

 以上龍・蛇のお祭りでした。日本にはまだまだ面白いお祭りがいっぱい。種類の違うお祭りもご紹介していますのでぜひご覧ください。

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