忙しい毎日を送りながらやっと取れた休日。どうせまつりとりっぷをするなら、内容が濃くて思い出深い旅にしたいですよね。今回はそんなまつりとりっぷにぜひ組み込んで頂きたい日本の世界遺産をご紹介。今回はル・コルビュジエの建築作品‐近代建築運動への顕著な貢献‐、明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業、琉球王国のグスク及び関連遺産群の3つです。
ル・コルビュジエの建築作品‐近代建築運動への顕著な貢献‐
パリを拠点に活躍した建築家・都市計画家ル・コルビュジエの作品。
7か国(フランス・日本・ドイツ・スイス・ベルギー・アルゼンチン・インド)に所在する17資産で構成されており、日本は国立西洋美術館が構成資産の1つとなっている。
所蔵されている美術作品だけではなく館自体も人類の宝。上野を訪れた際にはぜひ立ち寄ってみよう。


上野駅からすぐに上野恩賜公園内にあります。
正面から見るとこんな感じですが訪れたときはコロナウイルス蔓延のため休館中でした。


おススメなのはナナメからのアングル。
国立西洋美術館 基本情報
- 国立西洋美術館
- 住所:〒110-0007 東京都台東区上野公園7−7
- 拝観時間:常設展9:30~17:30 金曜・土曜日9:30~20:00 企画展9:30~17:30 金曜・土曜日9:30~21:00
- 休館日 月曜日
- https://www.nmwa.go.jp/jp/index.html
- Tel:03-3828-5131
- 拝観料:一般 500円 大学生 250円
明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業
日本の産業振興を支えた最大規模の炭鉱。
日本の基幹産業となる造船,製鉄・製鋼,石炭と重工業において急速な産業化を可能にした。
構成資産は萩反射炉、 恵美須ヶ鼻造船所跡、 大板山たたら製鉄遺跡、 萩城下町、 松下村塾、 旧集成館、 寺山炭窯跡、 関吉の疎水溝、 韮山反射炉、 橋野鉄鉱山、 三重津海軍所跡、 小菅修船場跡、 三菱長崎造船所第三船渠、 三菱長崎造船所ジャイアント・カンチレバークレーン、 三菱長崎造船所旧木型場、 三菱長崎造船所占勝閣、 高島炭坑、 端島炭坑、 旧グラバー住宅、 三池炭鉱・三池港、 三角西港、 官営八幡製鐵所、 遠賀川水源地ポンプ室と多く、当時炭鉱で活躍していた方の生活や苦労を想像しながら構成資産を巡るとより楽しめるのではないでしょうか。


万田坑第二竪坑櫓。
明治日本の産業革命と言えばレンガですね。
万田坑は王道をいく重厚な建築物。


当時のトロッコも見ることが出来ます。
今では映画で見るくらいですね。


ケージ巻揚機(昇降用エレベーター)。
炭鉱マンの昇降や資材の運搬に使われていました。
三池炭鉱 万田坑跡 基本情報
- 三池炭鉱 万田坑跡
- 住所:〒864-0001 熊本県荒尾市原万田200−2
- 営業時間:09:30-17:00
- http://www.city.arao.lg.jp/q/list/385.html
- Tel:0968-57-9155
- 拝観料:大人410円 高校生310円 小・中学生210円


軍艦島へはツアーを利用しましょう。
40分程で到着します。


今は大分遺跡感が出ていますが、当時は活気のある街
だったようです。


風呂桶もあって当時の賑わいを想像させます。
端島炭坑 基本情報
- 端島炭坑
- 住所:〒851-1315 長崎県長崎市高島町
軍艦島ツアー
- 株式会社ユニバーサルワーカーズ 軍艦島コンシェルジュ
- 長崎県長崎市常盤町1-60常盤ターミナルビル102号
- TEL.095-895-9300FAX.095-895-9550
- https://www.gunkanjima-concierge.com/
- 通常料金:大人4,000円 中高生3,300円 小学生2,000円 未就学児1,000円
琉球王国のグスク及び関連遺産群
琉球王国は中国・朝鮮・日本・東南アジア諸国と広域の交易を行い、日本の文化と異なった独特の文化が形成されました。その文化を象徴しているのが城(グスク)です。
構成資産は今帰仁城跡、 座喜味城跡、 勝連城跡、 中城城跡、 首里城跡、園比屋武御嶽石門、 玉陵、 識名園、 斎場御嶽と点在していますが、残念ながら首里城は火災で焼失してしまい復興が願われています。


入口付近はそれほど火災の面影は感じられません。
琉球王国に思いを馳せながら歩を進めましょう。


独特の門構えですね。
中国と日本の間で政治を執り行っていた琉球王国。


さらに歩を進めるとこのような残念な光景に。
早く復興してほしいですね。


こちらは世界遺産らしく厳重にガラスで囲まれていました。


焼け残った装飾物は大切に保管されていました。

ここからは火災前の参考画像です。
早く復興してほしいですね。


青い空に朱色が映えていました。
装飾も琉球王国らしく独特の雰囲気。


訪れた時は改修中でした。


中も入れて豪華な玉座。
これが燃えたなんてもったいないですね。
首里城公園 基本情報
- 首里城公園
- 住所:〒903-0815 沖縄県那覇市首里金城町1丁目2−番地
- 拝観時間:08:30-18:00
- 休館日 なし
- https://oki-park.jp/shurijo/
- Tel:098-886-2020
- 入場料金:大人 400円 中人 (高校生) 300円 小人 (小・中学生)160円 6歳未満無料
以上、日本の世界遺産でした。
世界に誇る世界遺産はまだまだいっぱい。
今後もぜひ訪れて欲しい日本の世界遺産をご紹介する予定です。
どうぞお楽しみに。