忙しい毎日を送りながらやっと取れた休日。どうせまつりとりっぷをするなら、内容が濃くて思い出深い旅にしたいですよね。今回はそんなまつりとりっぷにぜひ組み込んで頂きたい日本の世界遺産をご紹介。今回は日光の社寺、白川郷・五箇山の合掌造り集落、原爆ドームの3つです。
日光の社寺
日光東照宮は、徳川初代将軍徳川家康公を御祭神におまつりした神社。
近くには3代将軍家光の霊廟である大猷院が造営されています。
まさに徳川幕府の聖地ですね。
徳川幕府が総力をあげて造営した建物は、人物・動物・植物などの彫刻を多用し、漆塗や彩色、飾り金具などで華やかに飾られており、その財力をまざまざと感じることができます。


なんと言っても陽明門が美しいこと。


白を基調とした装飾はセンス抜群ですね。


「見ざる、言わざる、聞かざる」もしっかりと彫刻がほどこされています。


屋根を見上げても実に見事な装飾。
日光東照宮 基本情報
- 日光東照宮
- 住所:〒321-1431 栃木県日光市山内2301
- 拝観時間:4月1日 ~ 10月31日 09:00-17:00 11月1日 ~ 3月31日 09:00-16:00
- https://www.toshogu.jp/
- Tel:0288-54-0560
- 見学料:大人1,300円 小・中学生450円
白川郷・五箇山の合掌造り集落
白川郷の集落は大型茅葺きの合掌づくりの木造民家群から構成されていて、どの民家も同じ向きで建てられています。1階は広い居室空間、2階以上は屋根裏部屋の寝室あるいは養蚕のなどの作業空間となっています。
「結」と呼ばれる住民がお互いに協力し合う組織があり、屋根の蓑き替えなどは共同して行ないます。
世界に誇るユニークな景観と文化ですね。
寒さが厳しい冬の時期でも、植物が大きく育つ夏の時期でもいつ訪れても趣がある日本の原風景を楽しむことができます。


合掌する腕の形から合掌造りと呼ばれています。納得。


この日はこいのぼりが飾られていて日本らしさがなお満載でした。


豪雪地帯ですから屋根はこんなにもしっかりです。


中を見学できる所もあり道具が展示されています。


小高い場所からの眺めも最高です。
世界に誇る建築物ですね。
白川郷 基本情報
- 白川郷
- 住所:〒501-5627 岐阜県大野郡白川村荻町
- 年中無休
- http://shirakawa-go.org/kankou/area01/
- Tel:05769-6-1311
原爆ドーム
原爆ドームは元々産業の発展に貢献する目的で建設された広島県物産陳列館。
残念ながらその目的よりも今は戦争・原爆の悲惨さの象徴となってしまいました。
日本は世界で唯一被爆した国。
その事実と悲惨さを後世に伝え世界平和を願うためにも日本人なら必ず訪れて欲しい世界遺産だと私は思います。


平和の灯と原爆ドーム


広島平和記念資料館本館の悲惨な展示物です。


この時は改修工事が行われていました。
いつまでも人類の記憶に残したいです。
原爆ドーム 基本情報
- 原爆ドーム
- 住所:〒730-0051 広島県広島市中区大手町1−10
- Tel:082-242-7831
以上、日本の世界遺産でした。
世界に誇る世界遺産はまだまだいっぱい。
今後もぜひ訪れて欲しい日本の世界遺産をご紹介する予定です。
どうぞお楽しみに。