今回は旅で訪れて欲しい 美味しいうなぎ5店をご紹介します。
最近は特に料金が高くなっているうなぎですが、さばき方、焼き方(蒸し方)、タレの味付けなどその土地によって調理の方法は様々。その違いを楽しみながら頂きましょう。
川越 いちのや
天保3年(1832年)創業の老舗のうなぎ屋さんで、店内は広くて格式ある雰囲気です。
蒲焼は白焼きをせずに生のまま蒸してから代々受け継がれる秘伝のタレをつけて焼くのがいちのや流。独特のふんわりとした食感を楽しめます。
小江戸川越に来たならおさえたい名店ですね。


重箱のふたを開ける時のワクワク感がたまらない。
お米は程よいかたさでうなぎはふわふわ。
住所 | 〒350-0056 埼玉県川越市松江町1丁目18−10 |
電話 | 049-222-0354 |
HP | http://www.unagi-ichinoya.jp/ |
営業時間 | 11:00-21:00 |
定休日 | 不定休 |
川豊 本店
成田山の参道に面した木造3階建ての純日本家屋のお店。職歴50年を超える職人がその時期にもっとも良質なうなぎを厳選し、焼き上げる。
表でうなぎをさばいており、今でいうオープンキッチン風。外国人にも大人気でうなぎ屋さんの激戦区である成田の中でも一番の人気店です。
やや硬めに炊かれたごはんにやや甘めのタレと脂がほどよくのったうなぎがぴったりとマッチ。お店のモットーである捌き立て、蒸し立て、焼き立ての3拍子そろったクオリティーの高いうな重を頂きましょう。
成田山新勝寺への参拝の際は必ず立ち寄りたくなる関東うなぎの名店です。


店前はいつも大賑わい。
並ぶことを覚悟して整理券を貰いましょう。
整理券を貰うと大まかな待ち時間がわかるのでその間に参拝する事も出来ます。


川豊さんと言えばこの店前のうなぎのさばき。
江戸のエンターテイメントですね。
大きなまな板は、いちょうの巨木から切り出した一枚板です。


うなぎを焼く様子も見ることが出来ます。
こう見るとややグロテスク。ですが味は確かです。


やや甘めのタレと脂がほどよくのったうなぎがぴったりとマッチしています。
とにかく柔らか、ふわっふわ。
住所 | 〒286-0027 千葉県成田市仲町386 |
電話 | 0476-22-2711 |
HP | http://www.unagi-kawatoyo.com/ |
営業時間 | 10:00-17:00 |
定休日 | なし(時期により不定休あり) |
つきじ宮川本廛
有名百貨店にも出店している江戸前鰻の老舗。
そんな大人気「宮川」の総本店は格式が高く、やや入店するには勇気が必要かと思いきや、店内は落ち着きのある雰囲気。
うなぎの味、サービスは一流ながらも価格はリーズナブル。下町風のあっさり目のタレで焼き上げうなぎの味をしっかりと味わえる蒲焼やうな重を頂くことができます。
刺身や柳川料理、オリジナルの日本酒も提供しています。


まずはうな重の前に白焼きと宮川オリジナルの日本酒を頂きましょう。
添えられているわさびはとっても香りが高く、 白焼きにぴったり。
このわさびだけでご飯も日本酒もいけちゃいます。


そして焼き鳥も頂きましょう。
うな重は丁寧に焼かれるので、ゆっくりとお酒と一緒にサイドメニューを頂くのが宮川流。


本命のうな重とご対面。
さっぱり目のタレでうなぎの味をしっかり味わえる逸品です。
住所 | 〒104-0045 東京都中央区築地1−4−6 |
電話 | 03-3541-1292 |
HP | http://www.unagi-miyagawanorenkai.jp/ |
営業時間 | 11:30-14:00 17:00-20:00 |
定休日 | 土曜日 |
うなぎの兼光
日本有数のうなぎの生産地を誇る三河一色を代表する兼光グループ。養鰻、活鰻の卸し、鰻の加工販売、養鰻用飼料の製造販売とうなぎに関する事は全て手掛けています。
清らかな流水で育てた鰻を直接仕入れて、鮮度抜群で食べれるのがここの魅力。備長炭で強めに焼き上げるので外はパリッ、中はふんわりの食感です。
養鰻で全国的に有名な一色地区を訪れるなら絶対に立ち寄りたい名店です。


カウンター席に座ると、ガラス越しに焼いている様子が見えるようになっています。
煙に配慮しながら楽しめるエンターテイメント。


お酒を飲む方は最初にゆっくりと湯引きから。
レモンをかけてさっぱりと頂きます。


最後のしめににうな丼。
外はパリッ、中はふんわりで大満足です。
住所 | 〒444-0414 愛知県西尾市一色町藤江蛇池30−3 |
電話 | 0563-73-6688 |
HP | http://unaginokanemitsu.jp/ |
営業時間 | 11:00-14:30 17:00-20:00 |
定休日 | 火曜日 ※火曜日が祝日の場合は営業でその翌日が休業日 |
元祖本吉屋
天然うなぎの名産地である水郷・柳川の名店でここのうなぎは「せいろむし」です。
天和元年から引き継がれているタレをご飯の上にまぶし、焼き上げたばかりのうなぎの蒲焼きをのせ、 金糸卵をあしらって二度せいろで蒸します。
鰻とご飯が一緒に蒸されて、甘味のあるタレがしっかり全体に行きわたる元祖の味を楽しみましょう。


せいろむしが出来上がるまで骨をつまみにして一杯やりましょう。


これが元祖“うなぎのせいろむし”。
上に錦糸卵がのって色鮮やか。
味は甘めでふっくらです。
住所 | 〒832-0022 福岡県柳川市旭町69 |
電話 | 0944-72-6155 |
HP | https://www.motoyoshiya.jp/ |
営業時間 | 10:30-21:00 |
定休日 | 月曜日 |
以上、旅で訪れたい 美味しいうなぎ5店でした。調理方法や味つけは地方によって様々です。まだまだたくさんの名店があるので、今後もご紹介したいと思います。
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