旅先で非日常を感じられるお祭が開催されていたら、その旅はもっと特別で、ちょっと得した感じがする。気分は上げ、上げ、お酒も料理も二割り増し。
このブログでは全国にある様々なお祭を手軽に楽しめてあなたの旅を更に豊かにする「まつりとりっぷ」のプランに加え、祭りや旅に関する様々な楽しい事をご紹介します。せっかくの旅だから、もっと楽しく、特別なものにしませんか。

このブログを読んでくださった方が、都道府県ごとに祭を検索してその祭りと旅を実際に楽しんで頂くために、今回は「2020年まとめ 神奈川のまつり編」をご紹介いたします。
①川崎大師風鈴市
日本全国から30,000個の風鈴が集まる川崎の夏の風物詩。「厄除だるま風鈴」が涼やかに音色を響かせる。

≪祭情報≫
[名称]
川崎大師風鈴市
[概要]
7月中旬の5日間、川崎大師のにおいて開催される。北は北海道、南は沖縄まで、日本全国から900種類30,000個の風鈴が集まる。川崎大師オリジナルの「厄除だるま風鈴」をはじめ、金属、石、陶器など様々な素材の風鈴が境内に涼やかな音色を響かせる。
[開催場所]
〒210-0816
神奈川県川崎市川崎区大師町4−48 川崎大師平間寺境内
[時期]
7月中旬
[問合せ]
- 川崎大師観光協会
②相模の大凧まつり
約950kgの凧が相模の大空を舞う。保存会を立ち上げ、日本一を自負する大人達の本気の凧あげ。

≪祭情報≫
[名称]
相模の大凧まつり
[概要]
天保年間から受け継がれてきた相模原市の伝統行事の一つ。新磯(新戸、上磯部、下磯部、勝坂)地区で、「相模の大凧文化保存会」によって活動が続いている。 なかでも、新戸会場の八間凧は、14.5メートル四方、約950kgものサイズであり、毎年揚げているものとしては日本一の大きさを誇っている。毎年、公募により選ばれた題字が書かれる。
[開催場所]
神奈川県相模原市相模川新磯地区河川敷会場
(1)新戸会場(新戸スポーツ広場)
(2)勝坂会場(新戸スポーツ広場)
(3)下磯部会場(磯部頭首工下流)
(4)上磯部会場(三段の滝下広場)
[時期]
5月4日・5日
[問合せ]
- (~4/14)新磯まちづくりセンター
- TEL:046-251-0014
- (4/15~)相模原市コールセンター
- TEL:042-770-7777
③蛇も蚊も祭り
全長20mの大蛇が街を練り歩く。無病息災・子供の成長を願う市の無形民俗文化財。

≪祭情報≫
[名称]
蛇も蚊も祭り
[概要]
「蛇も蚊も出たけい、日和の雨けい(じゃもかもでたけい、ひよりのあめけい)」の掛け声とともに、かやで作った全長20mの大蛇が町中を練り歩く。江戸時代から続く無病息災や子供達の成長を願う伝統行事で本宮地区と原地区で行われる。カヤで作った大蛇に悪霊を封じ込め、海に流して疫病を払おうとしたことが始まりと言われている。
[開催場所]
〒230-0052
神奈川県横浜市鶴見区生麦3丁目13−37
神明社・道念稲荷神社
[時期]
6月上旬
[問合せ]
- 生麦蛇も蚊も保存会・本宮蛇も蚊も保存会
④鶴岡八幡宮流鏑馬神事
源頼朝が催行したのがそのはじまり。その後、神事の武技として各地で奉納されるようになった流鏑馬の源。

≪祭情報≫
[名称]
鶴岡八幡宮流鏑馬神事
[概要]
鶴岡八幡宮の境内内に直線140間(約250m)の流鏑馬馬場を設け、疾走する馬上から3つの的に鏑矢(かぶらや)を射る。源頼朝が催行したのがそのはじまり。その後、神事の武技として各地で奉納されるようになった流鏑馬の源。
[開催場所]
〒248-8588
神奈川県鎌倉市雪ノ下2丁目1−31
[時期]
9月16日
[問合せ]
- 鶴岡八幡宮
- 〒248-8588
神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-31 - TEL: 0467-22-0315
- FAX: 0467-22-4667

⑤相模国府祭
「暴れ神輿」「鷺の舞」「チマキ撒き」と特長豊かな神事が目白押し。平安時代から続く神奈川県の無形民俗文化財。

≪祭情報≫
[名称]
相模国府祭
[概要]
相模の六社が集う祭りで、 1000年以上の歴史を持つ神奈川 県の無形民俗文化財。相模国の行政なる長、国司が相模国の天下泰平と五穀豊穣を神々に祈願したものがはじまりといわれている。 神揃山では、相模国の成立にあたり論争の模様を儀式化した神事である座問答やチマキ撒きが行われ、大矢場(現馬場公園)では、三種類の舞(鷺の舞・龍の舞・獅子の舞)が奉納される。
[開催場所]
〒259-0111
神奈川県中郡大磯町国府本郷 六所神社、神揃山、馬場公園
[時期]
5月5日
[問合せ]
- 大磯町 産業環境部 産業観光課 観光推進係
- 〒255-0003
神奈川県中郡大磯町大磯1398-18 - TEL:0463-61-4100(内線:334)
⑥大磯の左義長
高さ8メートルの「サイト」に火をつけ1年の家内安全や無病息災を祈る、大磯の年初め。

≪祭情報≫
[名称]
大磯の左義長
[概要]
大磯の浜辺に9つの円錐型のサイトが作られ、日が暮れるとその年の恵方に火をつける。この火で団子を焼いて食べると風邪をひかない、燃やした書き初めが高く舞い上がると腕が上がるなどと言われている。若い衆が裸になって海の中に入り、浜方と陸(おか)方に分かれて綱を引き合う、ヤンナゴッコも見どころ。
[開催場所]
神奈川県中郡大磯町北浜海岸
[時期]
1月中旬
[問合せ]
- 大磯町 産業環境部 産業観光課 観光推進係
- 〒255-0003
神奈川県中郡大磯町大磯1023 - TEL:0463-61-4100(内線:334)
⑦面掛行列
爺、鬼、天狗、火吹き男など、10種類の面をかぶった男達が練り歩く鎌倉の奇祭。

≪祭情報≫
[名称]
面掛行列
[概要]
面掛行列とは御霊神社で行われる神事で、10種類の面を被った人がゆっくりと町の中を歩く。別名「はらみっと祭」と言われ「おかめ」のお腹に触れると安産祈願となると言われている。神奈川県の無形民俗文化財。
[開催場所]
〒248-0021
神奈川県鎌倉市4 鎌倉市坂ノ下4−9 御霊神社(権五郎神社)周辺
[時期]
9月18日
[問合せ]
- 鎌倉市 市民生活部観光課観光担当
- 鎌倉市御成町18-10 本庁舎1階
- TEL:0467-61-3884
- mail:kankou@city.kamakura.kanagawa.jp
⑧湯河原 湯かけまつり
風呂桶を持って参加する温泉地ならではのお祭り。びしょ濡れは必至。

≪祭情報≫
[名称]
湯河原 湯かけまつり
[概要]
神奈川県と熱海市の境に流れる千歳川の上流「藤木川」の不動滝から泉公園までの約2kmの道を風呂桶の神輿が「湯」を浴びながら練り歩く。沿道には温泉の「湯」が入った1,000個の樽と湯桶約5,000個が用意され、約60tものお湯を観客が神輿めがけて勢いよく浴びせかける。湯の効能が高いことから温泉の湯を樽に詰め、大名家や御用邸に献上した古事が始まりとされており、献湯神輿の出発に際し、道中の安全を祈願してお湯をかけ御祓(おはらい)をする儀式があり、これを再現したもの。
[開催場所]
〒259-0314
神奈川県足柄下郡湯河原町宮上566
[時期]
5月の第4土曜日
[問合せ]
- (一社)湯河原温泉観光協会
- TEL:0465-64-1234
以上、「2020年まとめ 神奈川のまつり編」でした。他都道府県のお祭りも今後掲載していく予定です。どうぞお楽しみに。
