旅先で非日常を感じられるお祭が開催されていたら、その旅はもっと特別で、ちょっと得した感じがする。気分は上げ、上げ、お酒も料理も二割り増し。
このブログでは全国にある様々なお祭を手軽に楽しめてあなたの旅を更に豊かにする「まつりとりっぷ」のプランに加え、祭りや旅に関する様々な楽しい事をご紹介します。せっかくの旅だから、もっと楽しく、特別なものにしませんか。

このブログを読んでくださった方が、都道府県ごとに祭を検索してその祭りと旅を実際に楽しんで頂くために、今回は「2020年まとめ 福島のまつり編」をご紹介いたします。
①下柴彼岸獅子舞
喜多方ラーメンの街で出会う重要無形民俗文化財。

≪祭情報≫
[名称]
下柴彼岸獅子舞
[概要]
喜多方駅前通り、喜多方市役所、ふれあい通り、おたづき蔵通りなどの店舗前や沿道、広場などで獅子舞が披露される。春の彼岸に舞うことから、下柴彼岸獅子といの名となり、福島県の無形民俗文化財。会津彼岸獅子舞の発祥。
[開催場所]
福島県喜多方市中心部
[時期]
「春分の日」を中日とした前後3日間
[問合せ]
- 喜多方市 文化課
- TEL:0241-24-5323
②二本松の提灯祭り
若連の威勢のいい掛け声で熱くなる。提灯をつけた太鼓台の曳き廻し。

≪祭情報≫
[名称]
二本松の提灯祭り
[概要]
二本松神社のかがり火を紅提灯に移し、若連の掛け声とお囃子に合わせて300個ほどの提灯をつけた7台の太鼓台が市内を勇壮に練り歩く。約370年前の、丹羽光重公が二本松城主として入部してから始まったお祭りで福島県重要無形民俗文化財。日本三大提灯祭りの一つ。
[開催場所]
福島県二本松市中心地
[時期]
10月の第1 土・日・月曜日
[問合せ]
- 二本松提灯祭実行委員会・二本松市観光連盟
- 〒964-8601
福島県二本松市金色403-1 - 二本松市産業部観光課
- TEL:0243-55-5122

③会津彼岸獅子
春の彼岸入りに、三体の獅子が豊作と家内安全を祈りながら舞う。

≪祭情報≫
[名称]
会津彼岸獅子
[概要]
春の彼岸入りに、三体の獅子が笛と太鼓の音色に合わせて、舞を披露しながら鶴ヶ城、阿弥陀寺など市内各所を練り歩く。豊作と家内安全を祈り、春の訪れを喜び合う会津の伝統行事。お盆などにお墓やお寺などで祖先の供養として踊ったと言われており、春の彼岸の時期に舞われることから「彼岸獅子」と呼ぶようになった。戊辰戦争の際には包囲された鶴ヶ城へ戦わずして入場するため奇策としても活用された。
[開催場所]
福島県会津若松市 鶴ヶ城、阿弥陀寺、ほか市内各所
[時期]
3月20日(春分の日)
[問合せ]
- 会津まつり協会
- 〒965-0042
福島県会津若松市大町1-7-3 - TEL:0242-23-4141
④東山盆踊り
温泉街が本気で取り組む盆踊り。湯川の清流を囲んでの踊りは圧巻。

≪祭情報≫
東山盆踊り
[概要]
東山温泉を流れる湯川の上に組まれたやぐらを囲んで、民謡「会津磐梯山」の唄とお囃子に合わせて、盆踊りを行う。市民や温泉客、東山温泉の女将や芸者衆が一緒に踊るさまは見事。昭和19年から学童疎開に来ていた子ども達を元気づけるために始まった。
[開催場所]
福島県会津若松市東山町湯本
[時期]
8月13日~16日
[問合せ]
- 会津東山温泉観光協会
- 〒965-0814
福島県会津若松市東山町湯本滝ノ湯110 - TEL:0242-27-7051
- FAX:0242-28-8722
⑤松明あかし
長さ10メートル、重さ3トンもの巨大な大松明約30本が須賀川の夜空を焦がす。400年以上の歴史を誇る日本三大火祭りのひとつ。

≪祭情報≫
[名称]
松明あかし
[概要]
今から400年以上前の天正17年、伊達政宗率いる軍が須賀川を攻め落とした合戦で戦死した多くの人々の霊を弔うために始められたとされている。長さ10メートル、重さ3トンもの巨大な大松明を、市内目抜き通りから会場の五老山まで若者が担いで練り歩き、山頂に立てられた後、約30本の本松明や仕掛松明とともに火がつけられる。昔は、旧暦の十月十日に行なわれていたが今では、11月の第2土曜日に、戦死者の鎮魂の想いと、先人への感謝の気持ちを込め五老山で行なわれている。
[開催場所]
〒962-0866
福島県須賀川市栗谷沢 須賀川市翠ヶ丘公園内 五老山周辺
[時期]
11月の第2土曜日
[問合せ]
- 松明あかし実行委員会事務局(須賀川市観光交流課内)
- TEL:0248-88-9144
以上、「2020年まとめ 福島のまつり編」でした。他都道府県のお祭りも今後掲載していく予定です。どうぞお楽しみに。
